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【W-SIM】修正ソフトの配布を再開

2005年12月31日 13時26分33秒 | WILLCOM
 ウィルコムは、一時中止していたPHSモジュール「W-SIM」向けの不具合修正ソフトの配布を再開した。W-SIM用の不具合修正ソフトは、26日に公開された後、同ソフト自体の動作に問題があることが判明し、同日中に配布が中止されていた。

 現在配布されているのは、W-ZERO3単体でW-SIMのバージョンアップ操作を行なうタイプと、DDをパソコンに接続してバージョンアップ操作を行なうタイプ。前者は29日公開予定とされていたもので、急遽公開が早められた形となる。一連のトラブルの原因となったW-ZERO3とパソコンをUSBケーブルで接続してバージョンアップ操作を行なうタイプについては、今もなお公開が中止されている。

 このほか同社では、ウィルコムプラザ店頭でソフトウェア修正(5~10分程度)に応じる。また、3~4営業日を要することになるが、ウィルコムカウンターでも預かり修理に応じる。

 なお、不具合修正ソフトの適用が原因で正常に動作しなくなったW-SIMについては、ウィルコムプラザ店頭で無償交換してもらえる。同社では、問題が発生した場合はひとまずウィルコムサービスセンターに連絡するようアナウンスしている。

ウィルコム、「W-SIM」修正ソフトの配布を再開

 これでW-SIMユーザーが安心して年を越せるのを願いたい。

 W-SIM修正ソフトの配布が再開された。比較的迅速な対応だが、慌て過ぎて不具合が出ることのないように注意して欲しい。

 新しい機種とかをいち早く購入する人を「人柱」とか言うが、まさに今回はその言葉にぴったりだった気がする。
 今回のW-ZERO3やW-SIMに関しては発売早々不具合が発覚したり、修正ソフトの配布・不具合・再配布など毎日のように話題を提供してくれた。

 ウィルコムにはこの失敗を反省材料として、より安定した製品とサービスの提供を期待したい。その中で、よりユーザーの支持をえられるようになって欲しい。