12月9日より、auの新たなラインナップに、韓国のパンテック&キュリテル製CDMA 1X端末「A1405PT」が追加される。同端末はBREW非対応で、EZアプリは利用できない。しかし、KDDIからは、メーカー独自のプラットフォームによる「A1405PT」用ゲームがダウンロードできるとアナウンスされている。早速、8日時点で実機が展示されている原宿の「KDDI DESIGNING STUDIO」でアプリを確認してみた。
アプリの環境設定にアクセスするとJavaのロゴが表示される
アプリの環境情報にアクセスすると、Javaのロゴが表示され、「独自アプリケーション」はJavaベースのプラットフォームであることがわかる。Javaベースであれば、auではEZアプリ(Java)を提供しているが、KDDIの広報部では、A1405PTは独自プラットフォームのアプリで、メーカーサイトのみで展開されるとしている。Javaベースであるならば、なぜEZアプリ(Java)ではないのか? という疑問も残るが、これに対しては、「内部構造についてはコメントを控えさせていただきたい」として明言を避けている。
既存のEZアプリ(Java)対応端末には、アプリックスの携帯電話向けJava実行環境「microJBlend」が搭載されている。A1405PTに搭載されたJava実行環境がJBlendによるものなのか、KDDIでは「公表を控える」としているが、EZアプリ(Java)向けとは異なるJBlendが搭載されているものと見られる。なお、同件について、アプリックス側からもはっきりした回答は得られていない。
KDDI広報部によれば、今後もメーカーサイトのみでA1405PT用のアプリが展開される予定とのこと。独自展開となると、利用できるアプリのラインナップが少ないことが懸念されるが、「定番ゲームは取り揃えていく」(広報部)としている。購入してから「目当てのアプリが使えない」とならないように、こうした点にも注意して検討した方がいいだろう。
A1405PTのメーカー独自アプリはJavaベース
もしA1405PT用jig browserとかが提供された場合、W11KとW11H以来の対応機種となり、マニアにはたまらない一台になるかもしれない。しかし、WINでないためパケット定額でフルブラウザが使えないのは残念だ。やっぱりWIN端末じゃないとjig browserは対応しないかな?