楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

免許更新

2024年06月02日 | 日記
後期高齢者の仲間入りをして、免許更新に認知検査が加わった。
第二の職場が自動車学校だった友人Sから「ネットに問題が出ているから目を通しておけ。」と言われて調べてみたら警察庁のHPに検査内容と〝暗記絵柄〟が4タイプ出ていた。

今年から点数は知らされないことになったが、講習・検査を受けた12人全員が別の日に行われる場内実技に進めることになり、過日、通過した。


先週でこの辺りの田植えが終わった。
T農場に出掛けた時に無理して狭いところを通ろうとしてトラクターのウェイトの鉄球にドアを擦ってしまった。色番のペイントを買ってきて、まぁ目立たないようになった。

次は3年後なので78才になる。
今乗っている車は走行距離はまだ6万キロ台だが2年後に車検を迎える。
ペンキの筆先を往復させながら、そろそろ免許返納の時期かなと思った。



2024.6.2  6:45    恵庭を囲む山々   右から恵庭岳、紋別岳、風不死岳、樽前山













長谷川岳参議院議員の威圧的行為

2024年05月31日 | 日記
自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)の官公庁職員への威圧的な言動、行為が連日の報道で明かになっている。

かつての職場の道は昨年度までの5年間で、知事や職員が出張して長谷川氏と面談した回数が計1488回、旅費が計約1億2387万円に達したとの調査結果を明らかにした。


長谷川氏のみとの面談は276回、計約2031万円。
単純平均すると週1回、長谷川議員だけのために上京して説明、打ち合わせを行っていたことになる。

もし、吉幾三氏が航空機内でキャビンアテンダントに威圧的な言動を取っている長谷川議員と遭遇し、自身のユーチューブで取り上げていなければ今も続いていたのではないか。


在職中、道議会の開会中に道議会議員に呼ばれて案件の説明等を求められたことはあったが国会議員に直接呼ばれることは相当の上層部は分からないが、周囲で見聞きしたことは無かった。

むしろ農業団体とともに選出議員に農業振興案件で地域情報を提供し、バックアップをお願いすることの方が多かったように思う。


副知事、部長が呼ばれれば案件に詳しい担当課長らが随行するし、課長が呼ばれれば補佐、係長らが随行する。

当然、庁内では都度、内部打ち合わせが行われるので恐らく〝長谷川マター〟などと話題になっていただろう。

5年間、表に出なかったことも驚きだし、今の横暴な政と隷従する官の関係を如実に物語っているように思う。


BBCが報道して国内メディアが堰を切ったように報道し始めた芸能界の事件があったばかり。

鈴木直道知事がここにきて長谷川議員に2回の是正申し入れを行っているが、税金の公平な使い方として適切かどうかの判断はもっと早くに出来たのではないかと思いながらニュースを見ている。

すわ、詐欺メールか・・・。

2024年05月29日 | 日記
巧妙なネット詐欺が横行している。注意しなければと思っていた矢先、数日前に使っているカード会社から不正使用を思わせる連絡メールが届いた。

利用時間は午前6時43分、金額は7,700円、利用先は「Visa加盟店(買い物)」。
いつもは〝Amazon〟とかの具体的な利用先が明示されているのでヘンだなぁと思った。


全く覚えはないが、メールの宛先がカード会社に登録しているハンドルネームになっているので詐欺メールとも思えず、「身に覚えのない明細でお困りの方」のバナーをクリックした。

ページは普段見ているものと変わらず、進んで行ってカード番号を打ち込んでから不安になって中止。
念のためカード発行会社の対策ページを調べたら、「カード番号は絶対に記入しないこと。」とある。

しまったぁ!
直ちにカードの停止措置を行い無効化。

ひと息入れて、Myページから利用履歴を見ると該当は無いが、時間差がある場合もあるので疑いは消えない。


朝食を食べながら妻と話をしていて突然思い出した。
6月末に期限が到来するパソコン・セキュリティソフトの自動継続料金の引き落としだったのだ。
翌日、マイクロソフト社から手続き完了のメールが届いた。

やれやれ、高齢者には生きづらいネット社会だ。
新しいカードは1週間で届く。

井上道義さん、楽しませていただきました

2024年05月27日 | 日記
今日は農作業支援もなく、井上道義さんの札響定期演奏の余韻に浸った。



札幌交響楽団661st  定期演奏会2024.5.26  円形配置


名古屋フィルのスタッフさんが札幌Kitaraホールに遠征して、音の素晴らしさに驚いたそう。

オーケストラは通常は指揮者を中心に扇形に演奏者が配置されるが、5月26日の札響定期演奏会は指揮者を真ん中に、取り囲むような円形配置で演奏が行われた。

曲目に昨年の5月に名古屋フィルでも井上道義氏の指揮で演奏されたクセナキスの作曲による「ノモス・ガンマ」あった。名古屋フィルのスタッフさんは円形配置のアドバイスと聴き比べで来ていたのだろう。
満席だった。


武満徹作品も初めて見る配置で、「地平線のドーリア」は雅楽のような静謐さがホールに満ち、「アステリズム」はピアノとの静けさがやがて音の爆発となり、Kitaraで初めての経験だった。

「ノモス・ガンマ」の作曲者のクセナキス(ルーマニア)はフランスで活躍した数学者・建築家にして第二次世界大戦の反ナチスの闘士であり、曲は何となくそんな雰囲気。円形配置は指揮者の指定である。

最後はラベルの「ボレロ」。
円形配置で初めて聴いた。音の洪水の中で札響との指揮が60回に亘る道義さんが躍っていた。

カーテンコールが鳴りやまず、最後にステージから飛び降りようとポーズして会場を沸かせた。いつもサービス精神が旺盛である。


井之上道義氏は今年末77才で引退する。14才の時に指揮者を目指し、その時の自分のままで終わりたいという願望があったという。

推測だが、複雑だった両親との関係の中で、育ての父に感謝の気持ちを伝える機会を失い、作品にしたかったオペラを企画・上演し終えたこともあったのではないかと思っている。

反骨精神旺盛で天才的な閃きを感じる人だ。



「地平線のドーリア」




「アステリズム」





「クセナキス」






「ボレロ」







※写真は札幌交響楽団公式Xより掲載。



我が家の〝田植え〟

2024年05月25日 | 日記
昨日(24日)、T農場さんの田植えが終わった。まだ育苗ハウスのビニール撤去などの作業が残っているが、当方の作業支援は終了。
来週はもう一軒のT農場さんだ。

久しぶりにAさんと朝の自転車散歩をした。気温はかなり低い。


2024.5.25



2024.5.25

今日は貰った苗を例年の如くプランターに植えた。
昨年は初めて正月のしめ飾りにしてみた。8月の一瞬の小さな白い花を観るのが楽しみだ。


ラジオによれば本州ではお米が不足していて値段が急騰しているようだ。
昨年の酷暑で暑さに弱いコシヒカリの品質が良くなかったことやインバウンド需要などが原因という。さる牛丼チェーンでは輸入米とのブレンドも考えているとか。

先日改正した「食料・農業・農村基本法」は国の安全保障の最も基本となるべき「食料自給率」をいろいろな「指標」のひとつに〝格下げ〟してしまった。
ミサイルに回す金はあっても農業政策の優先度は低い岸田政権だ。

今でもカロリーベースの食料自給率は38パーセントと低いが、タネと肥料と飼料穀物が海外から入ってこない事態になれば10パーセント程度に落ちるという試算もあるようだ。

異常気象や国家間の紛争でいつそうなるかも分からない不透明な時代。
次の選挙では農業政策をきちんと訴える政党、人物を見定めたい。

田植えに太陽フレアの影響 ?

2024年05月24日 | 農作業ヘルパーの記

    小型トラックの苗と田植え風景  2024.5.22


猛烈な南東の風の中で田植えが進んだ。
上空を航空機、自衛隊戦闘機が向かい風の中、新千歳空港をめがけて飛んでゆく。

田植え作業は育苗ハウスからの苗の運び出し、田植え機への積み込み、空の苗箱の洗浄、納屋への運搬などが分担して繰り返される。


昨日(5/23)、残り田んぼがあと5枚となったところで田植え機が自動運転の信号を受けられなくなって中断、午前中はハウスの片づけを行い、午後から手動運転で田植えを再開した。

自動運転では田植え機の上で苗の補充を手作業で並行して行えるが、手動運転では一旦、田植え機を止めなくならず効率が少し落ちる。


急遽、機械屋さんが呼ばれたが、近隣で同じような現象が起きているとのこと。原因不明。〝太陽フレア?〟で話はもちきりになった。
そうだとすると身近なところにも影響を及ぼしているということか。


今日で田植え作業は終了し、12棟ある育苗ハウスのビニール撤去作業が3日間行われる。
当方のT農場の作業支援は本日で終了。さて、ガンバルか。







【参考】農業新聞




今日から田植えの手伝い  

2024年05月22日 | 日記
周りの水田で田植えが始まっている。例年並みだ。
JAの作業支援事業で先週15日だけ〝ゴミ上げ〟に出掛けた。

水田に水を入れて代掻きをすると前年の収穫の時に出来た細かい藁くずが風下の角に集まる。それを大きな熊手で掬う。指にマメが出来た。


昨日(5/21)から24日まで、この4年間ずっと出掛けているT農場さんの手伝いの予定だったが、雨と風で中止になった。

20ヘクタールの水田の半分以上に苗が植えられ、今週いっぱいで苗づくりのハウスの撤去も含めて今年の田植え作業は終わる見込みとのこと。

今朝は霧が立ち込めているがさて、頑張ろう。

森功氏のインタビュー

2024年05月21日 | 日記
「(誰が裏金のシステムを作ったのか)聞かれていない。」「いや、私は聞いた。」
森喜朗元首相と岸田文雄現首相のどちらが本当のことを言っているのか。

大宅壮一賞のノンフィクション作家・森功氏の240分のインタビューと訪米前のアリバイ作りの岸田首相の電話取材では真偽のほどが分かる。


昨日(5/20)の衆院予算委員会で岸田首相は野田佳彦議員の質問に「再度、森元首相に聞くことはしない。」と答弁した。野田議員は参考人招致を要求したが理事会で認められることは無いのでこちらも形式的である。

このまま〝裏金事件〟の真相が究明されないまま、最後は自公が政権保持の妥協をして穴だらけの政治資金規正法の改正案が衆院を通過するだろう。
またもやその場その場の不誠実な政治が繰り返えされる。


森功氏が、文芸春秋6月号に寄稿した森喜朗元首相とのロングインタビューについて、5月17日のTBSラジオ番組に出演して50分に亘ってその経緯、内容について語っていた。

森喜朗氏の発言内容は既に報道されているとおりだったが、森功氏は「安倍派5人衆は(裏金事件の経緯を)必ず知っている。しかし、(政倫審では)逃げられている。」と言い切った。

そして、「不可解なのは安倍さんが正義の味方のようになっているが、何故止めようとしたのか政倫審で誰も突っ込んでいない。論点として完全に抜け落ちている。」とも。
あの元NHK岩田明子氏のレポートで突然沸いてきたような話で、本当かいなという感じはあった。


野党、立憲民主党は衆参の政倫審開催を要求しているが、幹部が「知らない、知らない。」で通してきて、今更誰も出席するわけがなく形骸化している。

「安部元首相は亡くなったが、安倍氏が一人で決めたわけではなく、周りの人は経緯を知っているはず。
少なくとも事務総長には相談しているはずだし、復活した時には会計責任者は誰かの指示を受けているわけで、そこを聞いていない。」との森功氏の指摘は重要だ。


「森喜朗氏を参考人で呼ぶなら呼べばいいのだが、野党は本気で追及する材料集めをしていないので、ちゃんと解明できるかどうか疑問だ。」との見通しを示されて妙に納得した。


久しぶりに聴いた。


電柱にカラスの巣

2024年05月18日 | 日記

2024.5.17



2024.5.18


家の前の電柱にカラスが巣を作った。子供の通学路なので注意をしなければとご近所と話をしていたら、昨日、電気工事の車両が来て取り除いて行った。
どなたか北海道電力に連絡したのだろう。

作業の人に聞くと時々あるという。今朝、よく見るとカラス除けに考案されたものなのか、黒い風車のようなものが取り付けられていた。


近所の『憩いの家』(地域交流施設)を大きなトド松が囲んでいて、毎年今頃になるとカラスが巣を作り、時には通行人を威嚇、攻撃したりしていた。
朝の自転車散歩から帰ってくる時に頭上に飛来し、ドキッとしたことがある。

先月、カラスがよく巣を作る古くなった松が3本切られた。
そのせいだろうか、電柱に引っ越してきたのかもしれない。

巣がまだ作り始めだったのが救いか。
申し訳ないが小さな子供を襲わないとも限らない。
カラスも生きづらくなった。

中国新聞、がんばれー !!

2024年05月16日 | 日記



中国新聞が5月10日付で2000年以降の自民党政権で官房長官を務めた元政権幹部が、国政選挙の候補者に陣中見舞いの現金を渡す際に内閣官房報償費(機密費)を使ったと証言し、「不適切な支出だった。」と認めていることをスクープした。

対象の官房長官で存命なのは次の8名になる。
  • 中川秀直
  • 福田康夫
  • 塩崎恭久
  • 河村建夫
  • 菅義偉
  • 加藤勝信
  • 松野博一
  • 林芳正
このうち、川村建夫氏は朝日新聞の取材に「陣中見舞い」として持って行くことがあった。」と語っている。「陣中見舞い」は自民党の「裏金事件」にも登場している。



中国新聞デジタル 2024.5.10 【決別「金権政治」取材班

中国新聞の取材に対し、ある東日本の選挙立候補者は匿名を条件に「参院選中に安倍首相(当時)が応援演説に入った当日、個室で面会する場面があり、安倍氏からA4判の茶封筒を受け取った。茶封筒の中には白い封筒が入っており、その中に100万円が入っていた。」と証言している。



中国新聞デジタル 2024.5.11 決別「金権政治」取材班


中国新聞といえば、昨年9月8日付で2019年の参院選広島選挙区で大がかりな公職選挙法違反(買収)で逮捕されたあの河合克行元法相(懲役刑)と妻の杏里元参議院議員(当選無効)に、当時の安倍首相らから買収資金が流れたとみられる克行氏のメモ書きもスクープしている。

甘利氏は当時、「立場上、〝陣中見舞い〟で渡した。」と認めている。金額の100万円は上記の〝ある候補者の証言〟と符合する。

官房機密費は年間12億円程度が国の施策推進のために予算化されていて、使途は公表されていないが自民党という特定政党の選挙立候補者への使用は目的外使用ではないか。


毎度のことながら大手新聞、TV地上波は他社のスクープをあまり追おうとしない。プライドがあるのか、取材力が落ちていて自信が無いのか。
それとも何か力が働いているのか。


「政治とカネ」の問題が今や形骸化した「政倫審」と、政治改革規正法の枝葉の議論に収束しつつある。誰も弁明に出てくるはずもなく、法改正の焦点が金額の大小であるかの報道には呆れるばかりだ。


原因と究明無しには政治改革の処方箋は書けない。野党、立憲民主党は自公のくだらない調整を黙って見ているだけで、「岸田首相から(裏金のことは)何も聞かれていなよ。」と暴露している森元首相の国会証人喚問が必須であることをどう考えているのだろうか。

中国新聞、頑張って !!