楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

久し振りの旅

2023年06月06日 | 日記

東京から義妹夫婦が遊びに来て、近隣と美瑛と十勝を案内した。

                                                        

 

キリンビール千歳工場

『一番搾り』が何故美味しいか、丁寧に説明してくれて最後はティストで〝実感〟した。

充填機は、1分間に350ml缶で何と1,200個を製造するという。

道内で消費される『一番搾り』の全量がこここから出荷されている。

サッポロビール工場は恵庭市にあるので、この辺りは水が適しているのだろう。

 

 

           

滝野すずらん公園(札幌市)のチューリップ

すずらんは少なくなったように思う。家の庭で満足してもらった。

 

 

          

『カフェ・コフェル』の蕎麦ガレット(長沼町)

チーズ、ベーコン、ハム・ソーセージの3種類がある。

 

 

  

芦別市奥頼城の「三段滝」

中学生の頃に〝炊事遠足〟で近くまで来た想い出がある。

いつもより水量が少ない。

 

 

「青い池」(美瑛町)

 

「白金白髭の滝」(十勝岳白金温泉)

後方に、右から十勝岳、美瑛岳、美瑛富士が望める。

 

 

チーズ・フォンデュ-&大雪地ビールでカンパイ!

(オーベルジュ「ニングル・フォーレ」 美瑛町)

 

 

 

映画『鉄道員ぽっぽや』(1999年)の「幌舞駅」は根室本線の「幾寅駅」。

降旗康男監督がホームへのこの階段には〝ため〟があると撮影場所に決めたという。

 

雨の日も雪の日も、幼い娘が無くなった日も妻が亡くなった日も、乙松は実直にこの階段を上り下りし、鉄路を守った。

最期は自分の棺もこの階段から列車に乗る。

 

根室線は幾寅駅を含む富良野と新得の間が、来年の3月末に廃線となる。

学生時代に芦別から帯広までの往復を鈍行列車でお世話になった。

 

        

志村けんが酔った炭坑夫の役で食堂「だるま屋」に登場する。

 

 

 

 

ずっと、晴れ間を縫うような旅だったが、最期は雨の「六花の森美術館」と「十勝千年の森」を案内して帯広空港に送り、高速道東道で帰路に就いた。

特に、幾寅駅が喜ばれて良かった。

 

作曲 坂本龍一

 


次期衆院選が始まっている。

2023年06月04日 | 日記

今日(6/4)〝次期衆院選挙〟の調査電話が掛かってきた。

この手の調査はこれで5回目くらいになる。

ひよっとして、〝定点登録〟されているのか。(笑)

相手先がどこだったのか、電話を妻から受けたので分からない。

 

今までの調査と違う設問があった。

「次回は維新から立候補が予想されているが、投票先は誰になるか。」と、「予想される立候補者(前回同様)」と「維新候補者(具体的な名前は無し)」からの選択を求めてきた。

「支持政党」も前回と次回を聞いた。

これは、ひよっとして「維新」の調査では・・・。

 

もう一つ、面白い項目があった。

前回候補者名を挙げて、「顔や印象が思い浮かぶか。」というものだ。

前回候補(⇒調査者が予想している次回候補でもある)の浸透度合いを調べている。

これは新規参入をしようとしている政党が知りたいところだ。

 

斯くして、「維新」は〝全国に候補者を立てるという〟計画を着々と進めているのではないか、と想像していたら、6/4付け朝日デジタルにそのものズバリの記事が載っていた。

 

 

立憲民主党が〝野党候補者を予備選挙で決めては〟という提案をした。

維新も国民も乗ってくるはずが無い。

立憲は同盟の顔色を伺ってそもそも共産と組むことはしないので成立するはずが無い。

 

立憲は予備選提案より有権者の動向をしっかり調査しなければならないはずだが、泉代表の感覚は大丈夫か。。。

 


岸田文雄現象

2023年06月02日 | 日記

日頃、自己保身以外は何も考えず、大言壮語を発しては行政に丸投げし、構想に対して自民党、国民から強い反対の声が上がると、ワンテンポもツーテンポも遅れてコロッと引っ込める。

それでいてケロッとしている。

 

岸田文雄という政治家は不思議な人だ。

今の政治状況を「岸田文雄現象」と言うのだそうだ。

- 誰からも批判されないという行為だけを拾い集めた結果、ただそれだけのことで総理にまで登りつめ、人気取りや保身以外は何一つしないにもかかわらず、一定以上の国民に支持され、誰も倒せない状況を継続している。

結果、日本がアメリカや財務省にいいようにされるに至って、国家が加速度的に滅びつつある。

これは今まで既存の政治学の議論では歯が立たないような新しい次元の政治社会的病理の出現のように思う。 - 京都大学 藤井聡教授

 

なるほど。

自民党総裁選で「新しい資本主義」を掲げて公約にした「所得倍増」が「資産所得の倍増」へと誤魔化され、そんなことも雨散霧消した今、「異次元の少子化対策」を大義名分に、物価高の中で増税をちらつかせるという支離滅裂ぶりはよく説明がつく。

 

自民党に向けては「所得倍増」の仮面を被り、国民に向けては「異次元の少子化対策」の仮面を被り、財務省に向けては「増税」という名の仮面を被っているというだけのことにすぎないのだという見方もある。

岸田文雄の「聞く力」のいい加減さが良く分かる。

 

しかし、既存の〝政治学の議論では歯が立たない〟とは厄介な病理だ。

治すのは国民、一番考えなくてはらないのは我々一人一人ということになる。

野党にはひとつひとつ仮面を剥がして貰うより方法は無いのだが、存在感が無い。

病状は悪くなる一方だ。