東京から義妹夫婦が遊びに来て、近隣と美瑛と十勝を案内した。
キリンビール千歳工場
『一番搾り』が何故美味しいか、丁寧に説明してくれて最後はティストで〝実感〟した。
充填機は、1分間に350ml缶で何と1,200個を製造するという。
道内で消費される『一番搾り』の全量がこここから出荷されている。
サッポロビール工場は恵庭市にあるので、この辺りは水が適しているのだろう。
滝野すずらん公園(札幌市)のチューリップ
すずらんは少なくなったように思う。家の庭で満足してもらった。
『カフェ・コフェル』の蕎麦ガレット(長沼町)
チーズ、ベーコン、ハム・ソーセージの3種類がある。
芦別市奥頼城の「三段滝」
中学生の頃に〝炊事遠足〟で近くまで来た想い出がある。
いつもより水量が少ない。
「青い池」(美瑛町)
「白金白髭の滝」(十勝岳白金温泉)
後方に、右から十勝岳、美瑛岳、美瑛富士が望める。
チーズ・フォンデュ-&大雪地ビールでカンパイ!
(オーベルジュ「ニングル・フォーレ」 美瑛町)
映画『鉄道員ぽっぽや』(1999年)の「幌舞駅」は根室本線の「幾寅駅」。
降旗康男監督がホームへのこの階段には〝ため〟があると撮影場所に決めたという。
雨の日も雪の日も、幼い娘が無くなった日も妻が亡くなった日も、乙松は実直にこの階段を上り下りし、鉄路を守った。
最期は自分の棺もこの階段から列車に乗る。
根室線は幾寅駅を含む富良野と新得の間が、来年の3月末に廃線となる。
学生時代に芦別から帯広までの往復を鈍行列車でお世話になった。
志村けんが酔った炭坑夫の役で食堂「だるま屋」に登場する。
ずっと、晴れ間を縫うような旅だったが、最期は雨の「六花の森美術館」と「十勝千年の森」を案内して帯広空港に送り、高速道東道で帰路に就いた。
特に、幾寅駅が喜ばれて良かった。
作曲 坂本龍一