楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

本家、『博多祇園山笠』

2019年07月14日 | 日記


高校卒業までの殆どを炭鉱の西芦別(三井芦別)で過ごした。

小学校3年の頃に石炭から石油への国のエネルギー政策の大転換から三井三池争議が起き、西芦別にも波及していたことを覚えている。

五木寛之の小説「青春の門」に描かれているように、元々炭鉱は血の気が多かった。

中学を卒業し、“その世界”に入った友達もいる。というわけではないが、勇壮な『博多祇園山笠』の伝統を受け継ぐ祭りが芦別にある。

毎年7月の第3土曜日に“追い山が行われる『健夏山笠』だ。

高校の頃には無かったが、たまたまNHKの放送を観て感動した人々が昭和60年に独自で始めたという。炭鉱の血か。

今では本家から「兄弟山笠」として認められている。

10年ほど前に出掛けて見たことがある。街は人口減で寂れ、“流れ”を曳く人達も外に応援を求めているとの友人の話もあった。

一度、“本家”を見てみたい。そう思って福岡に来た。




 



 


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