今年は20日が「穀雨」だった。
農家ではハウス作業が始まり、JAの農作業支援も始まっている。
学生時代のRugbyで傷めた腰痛の古傷を抱えているが、今年も状態が許す限り出掛けることにして登録手続をした。
健康維持、社会との繋がり、自転車旅の資金づくりの一石三鳥というところか。
昨日(4/21)、T農場でイネの種籾降ろしを手伝った。昨年も一緒になった札幌のKさんと再会した。自宅の農園で野菜、果樹など何でもつくっている。葡萄の蔓の選定法を教わった。降雪前の作業なので来シーズンに活かそう。
《奥の方からコンベアが流れてくる 2021.4.21》
籾降ろしはパレットに土を敷き、種籾を散播し、覆土するという3工程を機械がする。人は出来上がった1.5Kg~2Kg位のパレットをコンテナ台に運んで積み上げる。
その数コンテナ1台当たり、1段に10個×21段=210個。
ハウス1棟に3台分を並べ苗作りをするとか。5月に12ヘクタールの水田に植えられる。
《手前が出来上がったパレット》
《播種する種籾は思いのほか多い》
昨春に出掛けたT農場はパレットに穴に播種するたポット式の苗作りだったが、工程は一緒。
同じ作物でも農家によって作業が微妙に違い、近所どうしでも「隣のやり方は知らない」という声を意外にもよく聞く。
JAの作物ごとの部会で最新技術、市場動向などは共有化されているけれど、細かい作業のことは農家に伝わっているものが多いということか。
稲作にもコロナ禍が影響している。インバウンドが無くなって消費量が減少し、今年は価格が下がる見通しとのことだった。
半年ぶりの作業で身体のあちこちが痛いが、取り敢えず今日、明日と続く。