住んでる恵庭市の新型コロナウイルス感染者も急増している。
春先は5名ほどで推移し、10月30日に10名になるまで半年あったが11月に入ってあっという間に32名になった。(11月13日現在)
クラスターも発生している。全国ニュースを聞くのとは違って、身近にウイルスが迫ってきたことを感じる。
疑わしい時は先ずは掛かりつけ医に連絡・相談ということになっているけれど、夏の頃に受付の女性からは「対応出来る病院は千歳にも無く、
札幌になります」と聞かされたことがあった。心細い状態は多分、今も変わっていないだろう。
メンバーにウイルス学、都市工学、防災学、社会心理学、ロジスティック等の多様な専門家が入った『京大レジリェンス(病気などからの回復力
の意か)実践ユニット』が「国民健康」被害と「社会経済」被害を可能な限り縮小する方法として、当初から“半自粛”を提案している。
・マスク着用、手洗いの徹底
・外出時は目・口・鼻を触らない
・食事中は飛沫に徹底注意
・換気の徹底
活動自粛をしなくてもこれだけで感染はかなり防げて経済も回るというもので、どれもが現在も言われていることだ。
そして、何と言っても重要なことは国内移動制限より、海外との水際対策だという。元々居なかったものが海外から入ってきたのだから。分析に
よると、3月の第1波も上旬に中国、韓国、ヨーロッパとの往来を制限した結果、感染スピードが落ちて、4月7日に国内向けの緊急事態宣言が出る
10日以上も前の3月28日がピークだったという。その後の海外往来制限の緩和とともに再び感染は増加に転じたということだ。
最近の感染急拡大を政府は絶対「第3波」と言わない。15日にバッハ会長がやって来る。じわじわと水際作戦を緩めている。オリンピック強行は
危険なことだ。
GOTOがどうであれ、緊急事態宣言がどうであれ、自らを守り、経済活動を守る基本は“半自粛”という当たり前の徹底だと思う。
さし当たって、付け加えるべきは、冬に向けての「換気」の習慣化だ。部屋のドアを閉めて暖めて、次ぎに5分程度窓を開けて、最後に取り込ん
だ空気を開けたドアから廊下に放出するのが方法らしい。まだ、窓を開けたことを忘れてクレームがついている・・・。