「令和おじさん」「かわいい」「優しそう」「パンケーキ」。
菅首相の就任3ヵ月のTVインタビューで、東京の20歳前後と思しき若き女性数人が管首相の印象にこう答えていた。これに「たたき上げ」「苦労人」が加わればタレ流し情報のオウム返しとなる。
今更ながら報道の影響力は凄いと思った。菅内閣を支持している年齢層は20才~30才台で高いのも頷ける
平均年齢78才の8人の「ステーキ忘年会」が明るみになった。このことをどう思うか、TVインタビューが流れていた。相手は中高年のサラリーマンと思しき男ばかりだったので予想どおり、「リーダーとして如何なものか」という返答だった。
ふと思った。同じ問いを件の女性にすればどんな答えが返ってきただろうか。
「忘年会、いいんじゃない。」的な返答か。
「分からない」的な無関心か。
勝手な推測である。
いつも思う。報道各社の『世論調査』は結果とともに、集計対象者の年齢階層を明らかにして欲しい。その偏りによって結果がかなり左右されると思うからだ。
官邸は支持率17パーセントの下落をどう戻すか、作戦を練っていることだろう。菅首相の“響くひと言”が報道で増幅されて数字は大きく振れるだろうが、評価は定まったのではないか。