Dr. Mori Without Borders / Mori-san Sans Frontieres

森 一仁が医学・国際政治経済金融・人文教養教育など関心問題を国際的・学際的に考える。

パイレーツ・オブ・アンタークティックと某国のイージス

2008-03-07 18:08:05 | 応用生命医科学:栄養・食糧農業・環境生理
漁船と激突して大破させてしまった亡国のイージス艦であるが、せめて相手がタスマン海から南極周辺を荒らしまわるSeashepherdだったらと思う。環境保護とかクジラの保護といいながら、人間の生命の保護は考えないのであろうか?それとも日本人はクジラ以下の下等生物なのであろうか?疑問が残る。

日新丸には海上保安官も搭乗しているらしいが、武装しているはずなのに何をなさっているのであろうか?まさか日本的な「大人の考え」で「相手を刺激してはいけない」等と戯言を言われていないだろうなと思ってしまう。

ウィキペディアで調べればすぐにわかることだが、Seashepherdは相手の船を沈めるまで攻撃行動を諦めませんよ。これで日新丸の乗員が海中に落ちて生命を失ったら海上保安庁はどう責任をとるのだろうか。

監督官庁はちなみに水産庁ではなかろうか?漁業取締船の武装は無いに等しいし、司法警察職員としての権限も与えられていないと聞いている。このあたり、海上保安庁に水産庁の職務を付与するか、水産庁が巡視船並みの漁業取締船を持つか何かしないと日本海やオホーツク海の密漁取締りも毎度の如く隣接諸国に出し抜かれてしまう。健康の観点からも、肉食よりは魚食の方が望ましいことから考えても、漁業と水産資源を石油などの天然資源並みに大切に考えて、漁業従事者をもう少し手厚く保護してもよいかと思う。

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