【京都】GSユアサは8日、プラグインハイブリッド車(PHV)向けに、出力特性を高めたリチウムイオン二次電池の正極技術を開発したと発表した。
低充電状態での出力低下を従来品比最大1割改善でき、モーターのみで走行する時間を長くできる。また5―10年、毎日、充放電しながら使用しても、出力の劣化を抑えることができる。PHVに適した電池として実用化を目指す。
HV用リチウム電池で使われる三元系正極材料に、約1割のリン酸鉄リチウムを複合化した。リン酸鉄リチウムの効果で数%エネルギー密度は低下するが、低充電状態の出力低下を抑制できる。
低充電状態での出力低下を従来品比最大1割改善でき、モーターのみで走行する時間を長くできる。また5―10年、毎日、充放電しながら使用しても、出力の劣化を抑えることができる。PHVに適した電池として実用化を目指す。
HV用リチウム電池で使われる三元系正極材料に、約1割のリン酸鉄リチウムを複合化した。リン酸鉄リチウムの効果で数%エネルギー密度は低下するが、低充電状態の出力低下を抑制できる。