<大飯原発>関係閣僚会合の議事概要公開 首相以外は匿名
政府は9日、関西電力大飯原発の再稼働をめぐり3日に初開催した関係閣僚会合の議事概要を公開した。70分間の会合に対し概要はA4判2ページ強。安全性の判断基準を示すよう指示した野田佳彦首相以外は発言者を匿名とした。
原子力安全・保安院が同原発の緊急安全対策やストレステスト結果を説明したのに対し、出席者からは「炉心損傷に至らない多重の防護があると分かりやすく整理すべきだ」「さらに対策を講じて世界一の安全性を目指すべきだ」など、再稼働に前向きな意見が出た。
藤村修官房長官は9日の記者会見で、今後も会合から1週間後をめどに概要を公表する方針を示した。
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