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名鉄協商、カーシェアリング・ジャパン(東京)と提携 首都圏で利用可能に

2011-06-28 23:20:52 | 日記
 名鉄協商(名古屋市)は、カーシェアリング事業で、国内3位で三井物産グループのカーシェアリング・ジャパン(東京)と業務提携。7月1日からそれぞれの会員が入会金などの初期費用なしで相互のサービスが利用できるようにする。

 名鉄協商は名古屋圏で「カリテコ」の名称で、カーシェアリング・ジャパンは首都圏を中心に「カレコ」の名称で、事業を展開している。出張や旅行で東名間を移動した際にもサービスが提供できる態勢を整えることで利便性を高め、会員数の増加を狙う。

 それぞれの会員が新たにもう一方の会員になる場合、入会金(4980円)などを無料とする。利用料金は両社とも時間や距離に応じて課金する仕組みだが設定が違うため、割引の適用などによって、発生する料金の差を小さくする。両社のホームページで相互のサービスをPRし、登録もできるようにする。

 名鉄協商は名古屋の中心市街地や名鉄沿線の駅前などに拠点を設けており、6月1日から大幅に料金を値下げ。10月までに車両を100台に増やす方針で、事業の拡大ペースを速めている。会員数は同月までに2千人への倍増を目指している。

 名古屋圏では経費節減を狙って営業用の社有車の代わりにカーシェアを利用する法人需要が高く、名鉄協商の会員の半数を占める。以前から、こうした法人の間で「東京へ出張した際にも使いたい」という要望が強かった。

 名古屋圏では名鉄協商のほか、全国大手のオリックス自動車、タイムズ24が事業を展開している。

 名鉄協商は今回の提携によって首都圏でのサービスを提供できる態勢を整えるとともに、「カレコ」の会員による利用率のアップを見込む。(中日新聞)


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