ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

大震災の余波

2011-05-25 23:17:18 | 日記
この春、首都圏に住んでいる友人のお嬢さんが大学に進学した。
数年前、ご主人が病に倒れ、以前と同じ部署にいられなくなり、
昨年から収入が3割ほど減じたので
奨学金とバイトでどうにかすると聞いていた。

高校在学中に奨学金を申請する場合、減額前の前年所得が対象となるから
入学してから申請したのだが…
あの大震災で申請が急増し、貸与される確率が極めて少ないらしい。

バイトも然り…
仕送りがなくなった人などが最優先だという。
飲食系、コンビニ、塾講師など、随分応募し、面接までこぎつけても、
未だ、どこにも採用されず、本人は自信を喪失しつつあるらしい。

別な友人の姪ごさんも、似たような状況だと言う。
自宅通学なら、とりあえず食べていけるだろうと
軒並み、バイト不採用とのこと。

被災者は言うまでもなく大変で、優先的に採用というのは十分わかるが、
元々、奨学金やバイトを当て込んで進学した学生も大勢いるだろう。
せめて奨学金資金の枠を拡大できないものだろうか…

私の娘は、奨学金のおかげで大学院まで進むことができ、
ラッキーなことに、希望する職種に就けた。
本当に奨学金サマサマ~有難かった。


熱意ある若者が、将来に希望を持てる社会であってほしい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする