またもや後付けか?

「世界恐慌 パニック 2012~2013」  浅井 隆 著  

      著者についても全く知識を持てはいないが、この本の題名とは自分も共通した認識を持っていたからか、この新聞広告が目にとまった。

 マスコミに登場する政府に対し辛口の経済学者の浜 矩子は「地球経済の破滅」を予見している。

 新聞によってはそれをにおわせる特集を組んでもいるし、今行われてる(税と社会保障の一体改革)の論議の中でも時々それを伺わせる言辞はある。

 世界恐慌にしろ、日本のデフォルトにしろ突然やって来るものではない。

 第2次世界大戦の敗戦は1945・8・15 だがこれは国家間のけじめの儀式のようなもので、社会現象として見たら連続したものの一コマに過ぎない。

 後々、「あの時点で敗戦は分かっていた」ような話を後付けして語る人がいるが、社会は流れであってここ数年で社会的な目印としてのデフォルトや世界恐慌を予測できるとしたら、現在はすでにその過程に入っているだろうから、後々これも後付けして検証されたり語られたりするに違いない.

近いところでは 原発神話もその1例。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

テレビの見方

国会中継を見ていた。いつもとトーンが変り、与野党ヤジもなく喧嘩腰だったこれまでの議論は穏やかなものだった。

穏やかなのは良いのだけど、 内容的にはストレスが倍加した。

質疑する方と答弁する方の内容が 共にテレビ目線を意識しながら我々国民の立場に立っては物を言っていないと感じたからだ。

この国会のやり取りを喜んでみる人を思い浮かべたら、世界や日本の金融や財界の大きな会社の経営陣の顔が浮かんできた。

次に社長面して「双方、 よく頑張ってる!」とほくそ笑む自分が浮かんだ。

国会中継だけでなくテレビは自分の立場を他に変えて見た方が良いものが多い。

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )