文化遺産としての赤塚不二夫論 今明かされる赤塚ワールドの全貌

赤塚不二夫を文化遺産として遺すべく、赤塚ワールド全般について論及したブログです。主著「赤塚不二夫大先生を読む」ほか多数。

目次(1/2)

2122-01-02 02:10:37 | 目次

まえがき~赤塚ワールドへの誘い~

 

〈序章〉 敗戦のコンプレックスと『ロストワールド』の衝撃!灰色の青春をこえて…。手塚治虫の洗礼と石ノ森章太郎、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄との出会い…。赤塚不二夫、漫画家デビューまでの道程。 

手塚治虫『ロストワールド』の衝撃

新潟で過ごした灰色の青春 甘美な総天然色の世界への憧憬 

赤塚不二夫十八歳、不安と期待が入り交じっての上京 

「漫画少年」への投稿 漫画家デビューの夜明け前 

石ノ森章太郎と「東日本漫画研究会」 

神様 手塚治虫宅を訪問 

 

〈第1章〉 トキワ荘からの出発…。漫画アパートの落ちこぼれ…。悲しい少女漫画からほのぼのユーモア漫画へ…。赤塚ギャグの萌芽。『嵐をこえて』『嵐の波止場』『ナマちゃん』『まつげちゃん』『おハナちゃん』ほか…。

初単行本作品『嵐をこえて』 悲しい少女漫画でのデビュー 

漫画梁山泊「トキワ荘」への入居 

ミステリアスなムードと幻想性が漂う『湖上の閃光』 

高揚感溢れる痛快無比のエンターテイメント『嵐の波止場』 

文学的潤いを纏った名編『心の花園』 

熱く静かな叙情ウエスタン『荒野に夕日がしずむとき』 

少年活劇路線のエッセンスを少女漫画に溶解させた『消えた少女』 

心に染み入るヒューマンな感傷『白い天使』 

生きることの幸せを謳いあげた『お母さんの歌』 

石塚不二太郎 U・マイア いずみあすか 石ノ森章太郎、水野英子との合作作品 

寺田ヒロオの激励 

記念すべき赤塚初の連載爆笑まんが『ナマちゃん』 

続々登場 幼女向け連載漫画『まつげちゃん』『ハッピィちゃん』 

非日常性を喚起する奇抜な発想『おハナちゃん』 

「週刊少年サンデー」「週刊少年マガジン」の同時創刊 

赤塚ギャグへの助走と過渡期の生活ユーモア漫画 

クレージー・キャッツの大進撃とその影響『スーダラおじさん』の転機 

 

〈第2章〉 ユーモアからギャグへ…。ギャグ漫画の全てはここから始まった…。「シェー」の大爆発!『おそ松くん』『おた助くん』『まかせて長太』『そんごくん』『メチャクチャ№1』ほか…。

ギャグ漫画の新機軸を打ち立てた『おそ松くん』その連載開始と時代背景 

生活ユーモア漫画からの脱却 

誰が主役になっても違和感のない強烈なキャラクター群 

赤塚ワールド最初のスーパースター チビ太 年中旗日の幼児性 ハタ坊 

キャラクターメイクの天才 高井研一郎の参入とトリックスター イヤミの大ブレイク 

父性の象徴 デカパンとピーターパンシンドロームの極致 ダヨーン 

『おそ松くん』のテレビアニメ放映開始と多面的な商品展開 

プロダクション・システムの導入と古谷三敏の参入 

若き才能とエネルギーが結集したスタジオ・ゼロ

フジオ・プロダクション設立 大量生産時代へ 

新書版コミックス初の大ベストセラー 『おそ松くん全集』

藤子不二雄『オバケのQ太郎』との相乗効果 

『おそ松くん』ショック ノンフィクショナルな笑いへのパラダイムシフト 

赤塚ワールドに無限の可能性を広げた『おそ松くん』の長編化 

時代劇版『おそ松くん』 

時代劇版『おそ松』の最高傑作「イヤミはひとり風の中」 

ウエスタン版『おそ松くん』 

『おそ松』版ウエスタンの最高峰「こしぬけガンマン」 

語り継がれる永遠の名作「チビ太の金庫やぶり」 

ウェットな節回しが効いた「友情空中ブランコ」 

パイレーツ『おそ松くん』 

SF版『おそ松くん』 

反戦漫画の秀作「イヤミ小隊突撃せよ」 

長編作のヒューマニティーと若きセンスの噴出『おそ松くん』のハードボイルド路線 

ナンセンス路線へと変貌したリバイバルシリーズ 

「少年キング」版と「少年サンデー」連載版との相違 

「少年キング」版の最終回 

80年代版『おそ松くん』とリバイバルアニメの大ヒット 幻の明石家さんま版イヤミ 

『おそ松くん』の伴走者としての連載作品 読み切り短編作品 

家庭的ユーモア漫画の総決算『おた助くん』 

エキサイティングな笑いが満載『まかせて長太』 

赤塚シュール&ナンセンスの原点『メチャクチャ№1』 

興奮度満点の赤塚版西遊記『そんごくん』 

続々登場『おそ松くん』のスピンオフ作品『チビ太くん』『ミスターイヤミ』『ダ・ヨーンのおじさん』 

赤塚マンガ唯一のラブコメ『ユーラブミー君』 

「MAD」的シックジョークを標榜『いじわる教授』『スリラー教授』 

少女向けブラックユーモアの登場 戦慄の一家ものシリーズ 

漫画文化のドラスティックな変貌 そして狂気の赤塚時代へ 

 

〈第3章〉 美少女変身ものの原点にして、赤塚少女漫画の完成作。魔法のコンパクトは少女の永遠の憧れ…。『ひみつのアッコちゃん』『ジャジャ子ちゃん』『ヒッピーちゃん』『へんな子ちゃん』『たまねぎたまちゃん』ほか…。

道徳的美点を備えた赤塚少女漫画と幼年漫画 

魔女っ子路線のルーツ 『ひみつのアッコちゃん』の連載開始 

少女達の憧れを具現化した『ひみつのアッコちゃん』 

感動のクリスマス・ファンタジー「カン吉くんときよしこの夜」 

作劇の公理性も鮮やかな「われた鏡とお正月」

児童文学的風情を滲ませた「そだての親はカン吉くん」 

スマートな遊び心が行き届いた「小さな世界の冒険」 

読む者のモラリティーを喚起する「スターになあれ!」 

人間同士の繋がり、家族の在り方を問う「ひいきはやめて」 

揺れ動く恋心をしっとりと綴った「おにいさんがほしい」 

アンティークな鏡台から木彫りの手鏡 そして魔法のコンパクトへ 

第二期連載の大幅な加筆訂正 

アニメ版・第2作(88年)、第3作(98年)新原作・なかよし版『アッコちゃん』 

青年コミック誌掲載版『アッコちゃん』 

ヒューマニティへの賛美を主題に据えた『キビママちゃん』 

青春の哀歓を詩情豊かに綴った『九平とねえちゃん』 

リリシズムとSFマインドを融合したファンタスティック巨編『青い目の由紀』 

爽やかな幸福感を纏ったヒューマンコメディー『ミータンとおはよう』

生活SFギャグの路床を掘り起こした『キカンポ元ちゃん』 

ペーソスと遊び心に基づいた詩情的感動『らくがき』 

父親としての微かな自覚から生まれた『たまねぎたまちゃん』メルヘンティックな絵本的世界観の魅惑 

公害から生まれたオバケ『ぼくはケムゴロ』実録怪談をコミカルにアレンジした『おーばけ!』 

カオスとファンシーが凝縮された『ニャンニャンニャンダ』 

ファンタジックなイメージの交錯『タトル君』 

純粋感動の発露『怪球マン』 

『へんな子ちゃん』サディズムの欲求渦巻く倒錯性 

平成の時代に復活した二代目『へんな子ちゃん』 

最強フレーズ「それだけではあるまい!」 

ブラックユーモアを少女誌に定着させた『ジャジャ子ちゃん』 

珍道中ナンセンスのサブストリームを開拓『ヒッピーちゃん』 

倦怠美(⁉)を体現した新たな女性像『つまんない子ちゃん』 

皮肉な笑いを湛えた異色のショートギャグ『男の中に女がひとり』『女の中に男がひとり』 

オフビート感覚いっぱいの少女コメディー『テッちゃんただいまケンカ中』 

ビターテイストな赤塚ナンセンスに昇華した世界的名著のパロディー『ハレンチ名作シリーズ』 

ピカレスクな笑いを徹底的に貫いた最後の赤塚少女漫画『わんぱく天使』 

 

〈第4章〉 下町人情路線からスラップスティックギャグへと大変貌。ニャロメは安保闘争時代の象徴的キャラクター。『もーれつア太郎』『ぶッかれ*ダン』『はくち小五郎』『風のカラッペ』『おれはゲバ鉄!』ほか…。

『天才バカボン』の特大ホームランと『もーれつア太郎』連載開始に至る道程 

×五郎とア太郎親子が営む青果店「八百×」 

男の中の男 義理と人情のデコッ八 

時代錯誤な前近代型ヤクザ シュコロのブタ松 

スタイリッシュな近代型ギャング ココロのボス 

日活アクション、東映任侠路線からの影響と連載初期の低迷

衝撃の『バカボン』移籍事件 「サンデー」の巻き返し作戦 

ニャロメのブレイクと「サンデー」掲載版『バカボン』の打ち切り 

『バカボン』最初のアニメ化と「週刊少年マガジン」での再連載 

ニャロメ誕生までの軌跡 

アニメ『もーれつア太郎』の放映開始とスピンオフ作品『花のデコッ八』の連載開始 

「花のガードマン」で再デビュー 新生ニャロメのブレイクスルー 

遂に主役で登板「ニャロメ この世はうらみでいっぱい」 

ニャロメの道義的生き様を最高レベルで描出した「ニャロメの怒りとド根性」 

ニャロメのモデル 少年時代に出会った不撓不屈の野良猫 

若き学生運動家達とニャロメ 1968年10月21日 国際反戦デーの新宿 

非日常的な異種混合性 ケムンパス&べしの登場 

藤圭子フィーバーをゲリラ的に先取り(⁉) ホッカイローのケーコタンの登場 

一躍時代の寵児へ ニャロメのマーチャンダイズ展開 

三島由紀夫が語る赤塚ギャグの本質 

人気絶頂の中で 突然の連載終了 

新原作版で原点回帰 90年版『もーれつア太郎』 

ニャロメが主役の傍流作品と新生赤塚ワールドの萌芽『ギャグ+ギャグ』 

『同棲時代』の先駆的作品『ぶッかれ*ダン』永井豪作品との比較論 

脱力対決『はくち小五郎』「タケちゃんマン」「仮面ノリダー」の原点(⁉) 

性同一障害を逸早くテーマに取り入れた『スパルタッコ』と下町人情ギャグの隠れた傑作『青い目のバンチョウ』 

赤塚流「本気ふざけ」が結実 写真コミックへの挑戦 

股旅任侠物のパロディー『風のカラッペ』 

「会いたやマブタのおっかさん」に見る被差別階級者の哀切 

偉大なる先人・杉浦茂へのオマージュ『おでんクシの助』 

サイケな笑いが横溢する『荒野のデクの棒』「週刊少年キング」掲載の諸作品 

フジオ・プロを自虐的に戯画化した『われら8プロ』 

『赤塚ギャグ笑待席』『おれはゲバ鉄!』の連載開始と「週刊少年ジャンプ」 

漫画入門書の最高峰『マンガ大学院』 

類型化する漫画の表現形式を覆したトリオものシリーズ 

笑いのルーティンを拡張『やってきたズル長』『チビ太くん ぬたくり一家』 

プロデューサーとしての手腕 フジオ・プロ劇画部の展開 

音楽プロダクション「フジビデオ・エンタープライズ」の立ち上げ 

スタジオ・ゼロの発展的解消とアニメ製作会社「不二アートフィルム」の設立 

躍動する都市、新宿での雷名「人間刺激がなきゃだめなのよ」 

 

〈第5章〉 時代を超越した究極のナンセンスギャグ…。それは紛れも無い漫画界における衝撃的事件だった。赤塚ギャグの完成作!『天才バカボン』『鬼警部』『狂犬トロッキー』『死神デース』『B.C.アダム』ほか…。

赤塚ギャグの記念碑的作品『天才バカボン』 

『天才バカボン』の連載開始とそのタイトルの由来 

苦肉の策で生まれた難産ネタ

澄みきったハーモニーをもたらすコンポーネント 

フリーターの元祖にしてヴァガボンド バカボンのパパのキャラクターイメージ 

超天才児から規格外のバカへ バカボンのパパの出生の秘密 

肥後もっこす パパの血の源流 

不釣り合いカップル パパとママの不思議な馴れ初め 

初期『バカボン』ワールドの要 ママの寛大なる優しさとバカボン一家の家族愛 

純真無垢な心の現れ バカボンの豊穣な人間力 

持ち前の生真面目さで人生を軌道修正 その後のバカボン 

天才坊やハジメの誕生 

更なる進化を遂げたハジメの天才性 

幻のパイロットフィルム 日本放送映画版『天才バカボン』 

悪しき権威主義の権化 目ん玉つながりの異常人格 

目ん玉つながり誕生のプロセス 時代の空気を体現したアンチヒーロー 

日本初、民間人による個人経営の交番 

権力をカサに赤塚ワールドをジャック 目ん玉つながり主演の傍流作品 

タイホ亭こん坊、お下劣巡査 特異なパーソナリティーを放つ傑物揃いの警官達 

試行錯誤の末生まれた杉浦茂へのオマージュキャラ  レレレのおじさん 

レレレのおじさんの衝撃の過去 キャラクターのバラエティー性 

退廃的寓意を解毒する月の魔力と夜のイヌ 

ウナギイヌ誕生秘話 疲労困憊が生み出した偶然の産物 

反体制のニャロメと半体制のウナギイヌ 時代の空気を反映させた性格付け 

シラケ世代の価値観を形象化したノラウマ モラトリアム的傾向の投影 

カメラ小僧・篠山紀信の登場 虚実のヘッジを越えたナンセンス 

タコボン、ウメボシ仮面 サブのサブキャラクターの充実 

『バカボン』ワールド影の主役 バカ田大学の関係者達 

学歴社会の歪みを浮き彫りにするアフォリズム バカ田大学の発想の原点 

恍惚と不合理の背反的二重性 「日本人間改造論なのだ」 

時代遅れのカッコ悪い見本とは⁉ 「4年のズレおくれなのだ」 

暴走する自虐的退廃 破壊蕩尽の極限を映し出す「勝木くんのライバル部なのだ」

死に彩られたバカボンのパパの日常 

赤塚独自の死生観 悟りの境地へと至るニヒリズム 

成人向けナンセンスに特化した『天才バカボンのおやじ』の新境地 

「バカ大解放軍なのだ」 全共闘学生への熱きシンパシー 

メインストリーム『天才バカボン』への連動 狂気的倒錯のエスカレーション 

古谷三敏とのコラボレーション 新たなビジュアルイメージの確立 

フジオ・プロダクション ブレーンストーミングと分業執筆による特殊な製作態勢 

赤塚ワールドの作風の決定 天才・赤塚の驚異的なギャグ創出力 

「バカラシ記者はつらいのだ」ほか  漫画業界版『仁義なき戦い』 

新たなファルスの構図を生み出した疑似実録劇 

「天才バカボンの劇画なのだ」「天才おバカボン」 漫画の表顕スタイルの模倣と解体 

新趣向のカリカチュアを提示 「ホシのアリバイの探偵なのだ」「ミュージカルでバカボンなのだ」 

低次元なセンセーショナリズムを鋭く諷刺「平凡天才ヤング女性男性バカボン自身」 

ドンちゃんとヒロコさんの熱愛スクープ楽屋ネタに見る読者との新たなコミュニケーション 

「キェンキャイキャキャキョン」 言語の解体と遊戯化 

「角い角い世界なのだ」に見る想念的実験と画一化した世界へのアフォリズム 

痛烈な矢を射込んで迫り来るウィットに富んだ言葉遊び 

キッチュとアバンギャルドの二律背反 壮大なギャグの実験場となった「10本立て大興行」 

多種多様な『バカボン』ワールドを包括的に捉えた ショートショートシリーズ 

見開きの衝撃を効果的に演出した傑作「実物大のバカボンなのだ」 

幾何学的抽象を極限にまで推し進めたミニマリズムの概念「□□□」 

ヘタウマ感覚の妙味を逸早く先駆けた「説明つき左手漫画なのだ」 

三次元との並列世界 劇中劇としての『天才バカボン』 

虚構の中の超現実を臨界点に据えたメタフィクション  エスタブリッシュメントへのクリティシズム 

諧謔的観点よりウーマン・リブ運動を一笑に伏した「ウーマン・リブのでかい原点なのだ」

盲目的な信仰意識に見る教育の歪みを戯画化「「たたえよ鉄カブト」」 

ゲームブック的手法を試験的に取り入れた先駆作「イライラヒリヒリごくろうさまなのだ」 

アンチさえも舌を巻く見事な切り返し「ていねいなバカボンなのだ」 

偽の最終回に向けての壮大なドッキリ企画 

出版界をパニックに陥れた山田一郎改名事件 

笑いの天才イノベーター・赤塚不二夫だけに許された偉大なる脱線劇 

トラウマ必至オカルト版『バカボン』恐怖感漂うサイコパスドラマ「30年目の初顔合せなのだ」 

88年版『バカボン』に見るアーティスティックな類概念の発動「天才AKIRA」「天才アルコール」  

戦後ナンセンス漫画を象徴する傑作にして、崇高でグロテスクな名作中の迷作

人間の実存を問うアフォリズム『死神デース』『鬼警部』 性の解放における内在的情念

初の少年向けポリティカル・ナンセンス『狂犬トロッキー』 

通説を捉え直した新撰組珍論『幕末珍犬組』

荘厳なる『旧約聖書』の世界観をパロディー化した『B.C.アダム』

本邦初となるハウジング漫画『建師ケン作』

『ハウスジャックナナちゃん』ダークな心理的迫力に貫かれた寒慄の世界 

赤塚独特の叙情的介入が際立った喜悲劇『おバカさん』 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (MT)
2022-01-01 21:35:33
目次を作ったんですか。これはありがとう。

これならすぐに見たいページが引き出せます。
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Unknown (douteinawa)
2022-01-22 19:24:00
MTさん

ありがとうございます!

今後、画像も増やし、MTさんのような本格的な赤塚マニアも納得のブログとしての完成を見たいと思います!

ご期待頂けましたら幸いでございます😊
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