7月25日、三重県にあるJR名松線 伊勢奥津(いせおきつ)駅と
奈良県 御杖村(みつえむら)、曽爾村(そにむら)を訪ねました。
何れも今回初めて訪れましたが、名松線の終点でもある伊勢奥津駅は、
これまでネットで見ていましたが、実際に来る事が出来てとても嬉しかったです( *´艸`)
名松線は、三重県の松阪と名張を結ぶ路線として建設が進められましたが、
伊勢奥津駅から先は、建設されずに今に至っています。


主な走行ルートは、白浜町→国道311号→三重県熊野市→国道42号→
多気町→国道368号→津市 道の駅美杉(みすぎ)→JR伊勢奥津駅→国道368号→
奈良県御杖村(みつえむら)道の駅伊勢本街道御杖→曽爾村→国道369号→奈良公園→
阪奈道路(県道1号・府県道8号)→大阪府大東市→国道170号(大阪外環)→
和泉市→国道480号→和歌山県かつらぎ町→国道24号→紀の川市→
国道424号→海南市→県道18号線→有田川町→国道42号→白浜町
走行距離 約536㎞

国道169号(国道311号と重複)宮井橋から北山村方面を写す

宮井橋から国道168号を写す

宮井橋から熊野川上流(本宮方面)を写す

国道42号 三重県熊野市 井戸町交差点付近
天気が良いです。この交差点を左折すると和歌山県北山村方面に行きます。

井戸町交差点近くにある獅子岩(ししいわ)

獅子に見えますね(^^ゞ


獅子巌
高さ 約二五メートル 周囲 約二一〇メートルの岩塊で海岸の断崖の遺物と認められる。
獅子が大洋に向かってほえる形をしている。
その口にあたる部分は鬼ヶ城の洞窟と同じ成因によるものである。
地盤の隆起と海蝕の現象の生み出した奇観として稀に見るものである。

熊野灘の海が美しい

熊野灘の水平線


道の駅紀伊長島マンボウで休憩
ここから多気町に向かってドンドン🏍走ります。

多気町の国道42号から国道368号を走って松阪市飯南(いいなん)町に入ります。
山に向かって走る道路と田んぼの広がり、空の青さがキレイです。
このような素敵な景色に出会えると、それだけで嬉しくなります(*´ω`*)


この先で交差する国道166号は以前、50㏄の原付バイクで走ったので、久しぶりになります。
粥見井尻交差点から粥見赤滝交差点まで、国道166号と国道368号の重複区間を
松阪市街地方面に走りましたが、前に走った時に見た景色が再現される感じで
「あっ、見た見た。そうやった?」という感じで走っていました(^^♪
粥見赤滝交差点にあるローソンで休憩して、水分補給!
ここからは、峠道を走ります。

この先に待ち受ける狭路を案内しています。

大型車通行不能
この先国道三六八号(仁柿峠)道路幅員が減少するため、
大型車(全長八メートル以上のロングボディー車)は通行不能です。
松阪建設事務所
しかし気持ちの良い天気が続きます。

分岐手前

金木商店前から先の美杉方面の国道368号は、さらに狭い上り坂になります。

金木商店の雰囲気が、昔うちの近所にあったお店の雰囲気が似ていて
何だか懐かしいなぁ~という思いを感じました。

国道368号 この上り坂の峠を越えると松阪市から津市になります。
私はこの時、少し前を走っていたプリウスに追いついてしまったので、
ゆっくりと後をついて走っていました。
まぁ、これだけ道幅が狭くて、カーブが連続すると、スピードを上げて走るのは無理ですね(^^ゞ
その点、バイクは少々道幅が狭くても大丈夫(^^♪
しかし道幅が狭いためドライバーさんも、道を譲る事が出来ない様子でした。
そのうち私の後ろには、1台の大型バイクが追いついて来ました。
やっと少し幅が広がった所で、プリウスは左に寄ってくれたので、
御礼に左手を挙げて追越させて頂きました。
私もその先で、後ろから来た大型バイクに進路を譲りましたが、
ナンバーが和泉だったので「えっ?大阪から、こんな山道を走りに来たん?」と思いましたが、
私も白浜町のナンバーを付けて走っているので、似た者同士??なのかなぁ(笑)

峠を越えて津市に入って、暫く走ると2車線道路になりましたが、
何年先になるか分かりませんが、写真の中央付近から新しいバイパス道路が出来るんでしょうね。

国道368号は、伊勢本街道なんですね。知りませんでした(;^ω^)
道は違えど、大昔の人々は、この道を通ってお伊勢さんにお詣りに行っていたんでしょうね。

道の駅美杉(みすぎ)


道の駅美杉外観

道の駅美杉

森林セラピー基地 健康の郷 美杉
森林セラピーとは、森に足を踏み入れると、
木々の緑や香り、音、肌触りが、私たちをリラックスさせてくれます。
森林の持つこれらの効果は、これまでも「森林浴」として親しまれてきました。
この「森林浴」の硬化を科学的に解明し、こころと身体の健康に活かそうという取り組みが
「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」です。
津市においては、平成20年4月に森林セラピー基地の認定を受けました。

この付近を走っていると、伊勢本街道に関する案内看板やノボリをよく見掛けました。

観光案内所ひだまり この隣には、伊勢奥津の駅があります。

伊勢奥津駅舎外観
遂に!やっと訪問する事が出来ましたJR名松線 伊勢奥津駅

伊勢奥津駅

伊勢奥津駅舎内

松阪まで860円

運行本数は少なめです。

名松線は、名張と松阪間を走ることで「名松線」と名付けられた。


伊勢奥津駅舎と名松線(松阪方面を写す)

JR東海 伊勢奥津 普段は、JR西日本のブルーを見慣れているので、
東海のオレンジは新鮮な感じがします。

ここから先へ延びる事はありませんでした。


名松線 終端部

昭和60年12月 開通50周年記念祝賀行事の写真

昭和10年12月、名張・松阪間43.5キロメートルを走るが決まりその名がついたと言う。
昭和30年代 材木や薪炭の積み出し駅として また蒸気機関車で町に出るには名松線が唯一の交通手段でした
昭和60年12月開通50周年記念祝賀行事が盛大に行われました。


名松線が名張まで開通しなかった謎
名松線の歴史を見てみよう。
三重県内には、官設鉄道の開業が明治時代を通じて布設されたことが無く
関西鉄道と参宮鉄道の私設鉄道だけで両社は後に国有化されている。
国が手がけた路線では、紀勢東線相可口(現多気)・栃原間1920(大正9)年12月17日に着工、
1923(大正12)年3月20日の開業が最初です。
その1年前の1922(大正11)年1月11日の改正鉄道敷設法の法律第37号をもって公布した
同法第81条の別表149路線の内、「奈良県桜井ヨリ榛原、三重県名張ヲ経テ松阪ニ至ル鉄道及
名張ヨリ分岐シテ伊賀上野付近ニ至ル鉄道並榛原ヨリ分岐シテ松山ヲ経テ吉野ニ至ル鉄道」が該当し、
第46回帝国議会において承認をえて、松阪・名張間を先行させることになる。
1923(大正12)年4月に、鉄道省告示があり岐阜建設事務所が所管する。
建設工事名を名松線と決まり、線路は簡易線規格の単線で勾配を最大30パーミリ曲線半径は160mとして、
同年6月に松阪・井関間の早速測量を開始した。
開業〇〇(光の反射で読めない)松阪・権現前間が1929(昭和4)年8月25日に開業、
権現前・井関間が1930(昭和5)年3月30日に開業し、併行して工事中の参宮急行鉄道の
松阪・外宮前間が、同年2月に、開業する。
この先の家城・伊勢奥津間は急勾配と急曲線も多く
1934(昭和7)年12月に、路線選定を完了したが着手に至らずにいた。
1933(昭和8)年3月の第64回帝国議会において、事態の変化に対応して
伊勢奥津・名張間を予定線に格下げで、予算面を削除している。
1935(昭和8)年10月に、建設工事線名を松阪線と変更し、起工が2年間遅延して、
家城・伊勢奥津間が*1935(昭和10)年12月5日に開業した。
*多分、1937が正しいと思うが原文通りに記載
同線は、総延長43.64㎞で止まったが、起点である松阪の標高5.3mから家城の69.2mまで、
曲線半径も300mで施工する。
これより先、伊勢奥津の標高が260mと一気に上がり、
最大曲線半径も規格を超えた150mと線形に苦労している。
伊勢奥津・名張間路線の計画は、以上の経緯で幻に終わったようだ。
現在、この区間は、バスによる運行を行っているのが現状です。

伊勢奥津駅から観光案内所方面を写す

蒸気機関車や往時の写真が掲示されています。

給水塔跡
これは珍しい(^_^)/

機関車の 給水あとや ススキ原
今回、名松線伊勢奥津駅を訪ねる事が出来たのは、本当に良かったです。
ここから先の名張まで通そうとした先人の思い。
また現在の名松線の存続活動を知り、色んな思いが交錯しました(*´ω`*)
津市サイト 名松線に乗って美杉へGO!
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/sp/contents/1460713784599/index.html
JR東海が「不通路線」を復旧した本当の理由
6年半の歳月経て名松線が運転再開 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/111716
さて三重県津市 大変広いですね(^^ゞ
ここ伊勢奥津駅から国道368号を走り、三重県と奈良県の県境に向かいます。
奈良県に入って最初の村 御杖村(みつえむら)に行きます。
ここ御杖村も初めての訪問になります。

ちょっと写真が暗いですが、三重県と奈良県の県境 並木(なみき)川に掛かる新勢和(しんせいわ)橋

反対側の三重県津市方面を写す

奈良県御杖村に入ります

奈良県御杖村小屋(こや)

御杖村にある道の駅 伊勢本街道 御杖

道の駅 伊勢本街道 御杖・みつえ温泉 姫石の湯
温泉もある比較的大きな道の駅です。
道の駅を訪れた観光客で賑わっていました。

道の駅外観
ここから国道368号から国道369号を奈良公園に向かって走ります。


御杖村に続いて曽爾(そに)村に入ります。
今回、初めての訪問になります。

走って来た御杖村方面を写す
曽爾(そに)村は、ススキで知られている曽爾高原があります。
和歌山にも同じようにススキが広がる生石(おいし)高原がありますが、似ているのかなぁ?
両村とも国道369号は、2車線の整備された快走路でした。
ほぼ走るだけの両村でしたが、次の宇陀市が近くなってきました。

宇陀市に入ると「おっ!知っている町?」という感覚になります。

ここから宇陀市榛原まで走りますが、その後、玉立橋東詰交差点まで来ると
先週走ったばかりの道を再び走って、針テラス方面に走ります。
「つい、この前走ったばかりやなぁ~」とにわかに?馴染みの道気分?に嬉しくなりました(^_-)-☆

宇陀市から国道369号の峠道を越えて奈良市に入りました。
都祁吐山町(つげはやまちょう)


針インター交差点

名阪国道 亀山方面を望む

針北インター交差点 国道25号との交差点になります。

今回は、国道369号を笠置方面に直進します。
途中、狭路区間もありますが、大体2車線に整備されています。
以前、原付50㏄で琵琶湖まで走った時に通った道なので、ぼんやりとした記憶があります。

柳生一族でも知られている柳生まであと少しです。
今回は、奈良公園まで国道369号を走ります。

途中、カワイイ小さな水車を見つけたので撮影

柳生の里 観光案内図



柳生から奈良公園への国道369号は、初めて走ります。
最初は、上り坂が続きますが、途中には、広々とした丘陵地帯が眼前に広がり
素晴らしい風景に写真を撮りました。何となく奈良っぽい?雰囲気です。
山が高くなく、ちょっと広々とした所にそう感じました(*´ω`*)

先程の丘陵地から坂をドンドン下り、奈良公園近くまで来ました。
この付近まで来ると、今まで、それほど感じなかった
ム~ンとした暑さを感じるようになりました。

この道を真っ直ぐ進むと国道169号になります。


奈良公園 遠くに鹿も見えます

若草山。
小学校の修学旅行で奈良に来ましたが、お昼ご飯を若草山で食べました。

鹿が見えます

こんな近くにもシカが…人に慣れていますね(^^ゞ
奈良公園からは、阪奈道路を通って大阪に向かいましたが、
奈良公園や近鉄奈良駅周辺には、多くの観光客がおられました。

今回、御杖村と曽爾村を走った事で、上記地図内の奈良県の各自治体を全て走りました。
観光ではなく走っただけの自治体もありますが💦💦

あと訪れた事が無いのは、平群町(へぐりちょう)、川西町(かわにしちょう)、
広陵町(こうりょうちょう)、上牧町(かんまきちょう)、河合町(かわいちょう)、
王寺町(おうじちょう)、三郷町(さんごうちょう)、斑鳩町(いかるがちょう)、
安堵町(あんどちょう)の9町になります。
他の市町は、走るだけなら通っています。
今回の旅では、名松線 伊勢奥津は大変印象に残りました。
まぁ鉄道好き?(そんなに詳しくはありませんが…)という事もあり
訪ねる事が出来て良かったです(^_-)-☆
あと御杖村、曽爾村は、国道168号や国道169号沿いに無い事もあり、
白浜からは寄る機会は、なかなかありませんでしたが、
今度は、機会があれば村の観光もしてみたいと思います(^_^)/
国道368号は、短い距離ですが、なかなか酷道感もあって良かったです。
国道369号は、柳生から奈良公園へ向かう際、眼下に東大寺が見えた時は、感動しました。
紀伊半島には、まだまだ私の知らない道、知らない地域(まち)があります。
これからも可能な限り、各地を相棒の原付バイクと共に旅したいと思います(*´ω`*)
奈良県 御杖村(みつえむら)、曽爾村(そにむら)を訪ねました。
何れも今回初めて訪れましたが、名松線の終点でもある伊勢奥津駅は、
これまでネットで見ていましたが、実際に来る事が出来てとても嬉しかったです( *´艸`)
名松線は、三重県の松阪と名張を結ぶ路線として建設が進められましたが、
伊勢奥津駅から先は、建設されずに今に至っています。


主な走行ルートは、白浜町→国道311号→三重県熊野市→国道42号→
多気町→国道368号→津市 道の駅美杉(みすぎ)→JR伊勢奥津駅→国道368号→
奈良県御杖村(みつえむら)道の駅伊勢本街道御杖→曽爾村→国道369号→奈良公園→
阪奈道路(県道1号・府県道8号)→大阪府大東市→国道170号(大阪外環)→
和泉市→国道480号→和歌山県かつらぎ町→国道24号→紀の川市→
国道424号→海南市→県道18号線→有田川町→国道42号→白浜町
走行距離 約536㎞

国道169号(国道311号と重複)宮井橋から北山村方面を写す

宮井橋から国道168号を写す

宮井橋から熊野川上流(本宮方面)を写す

国道42号 三重県熊野市 井戸町交差点付近
天気が良いです。この交差点を左折すると和歌山県北山村方面に行きます。

井戸町交差点近くにある獅子岩(ししいわ)

獅子に見えますね(^^ゞ


獅子巌
高さ 約二五メートル 周囲 約二一〇メートルの岩塊で海岸の断崖の遺物と認められる。
獅子が大洋に向かってほえる形をしている。
その口にあたる部分は鬼ヶ城の洞窟と同じ成因によるものである。
地盤の隆起と海蝕の現象の生み出した奇観として稀に見るものである。

熊野灘の海が美しい

熊野灘の水平線


道の駅紀伊長島マンボウで休憩
ここから多気町に向かってドンドン🏍走ります。

多気町の国道42号から国道368号を走って松阪市飯南(いいなん)町に入ります。
山に向かって走る道路と田んぼの広がり、空の青さがキレイです。
このような素敵な景色に出会えると、それだけで嬉しくなります(*´ω`*)


この先で交差する国道166号は以前、50㏄の原付バイクで走ったので、久しぶりになります。
粥見井尻交差点から粥見赤滝交差点まで、国道166号と国道368号の重複区間を
松阪市街地方面に走りましたが、前に走った時に見た景色が再現される感じで
「あっ、見た見た。そうやった?」という感じで走っていました(^^♪
粥見赤滝交差点にあるローソンで休憩して、水分補給!
ここからは、峠道を走ります。

この先に待ち受ける狭路を案内しています。

大型車通行不能
この先国道三六八号(仁柿峠)道路幅員が減少するため、
大型車(全長八メートル以上のロングボディー車)は通行不能です。
松阪建設事務所
しかし気持ちの良い天気が続きます。

分岐手前

金木商店前から先の美杉方面の国道368号は、さらに狭い上り坂になります。

金木商店の雰囲気が、昔うちの近所にあったお店の雰囲気が似ていて
何だか懐かしいなぁ~という思いを感じました。

国道368号 この上り坂の峠を越えると松阪市から津市になります。
私はこの時、少し前を走っていたプリウスに追いついてしまったので、
ゆっくりと後をついて走っていました。
まぁ、これだけ道幅が狭くて、カーブが連続すると、スピードを上げて走るのは無理ですね(^^ゞ
その点、バイクは少々道幅が狭くても大丈夫(^^♪
しかし道幅が狭いためドライバーさんも、道を譲る事が出来ない様子でした。
そのうち私の後ろには、1台の大型バイクが追いついて来ました。
やっと少し幅が広がった所で、プリウスは左に寄ってくれたので、
御礼に左手を挙げて追越させて頂きました。
私もその先で、後ろから来た大型バイクに進路を譲りましたが、
ナンバーが和泉だったので「えっ?大阪から、こんな山道を走りに来たん?」と思いましたが、
私も白浜町のナンバーを付けて走っているので、似た者同士??なのかなぁ(笑)

峠を越えて津市に入って、暫く走ると2車線道路になりましたが、
何年先になるか分かりませんが、写真の中央付近から新しいバイパス道路が出来るんでしょうね。

国道368号は、伊勢本街道なんですね。知りませんでした(;^ω^)
道は違えど、大昔の人々は、この道を通ってお伊勢さんにお詣りに行っていたんでしょうね。

道の駅美杉(みすぎ)


道の駅美杉外観

道の駅美杉

森林セラピー基地 健康の郷 美杉
森林セラピーとは、森に足を踏み入れると、
木々の緑や香り、音、肌触りが、私たちをリラックスさせてくれます。
森林の持つこれらの効果は、これまでも「森林浴」として親しまれてきました。
この「森林浴」の硬化を科学的に解明し、こころと身体の健康に活かそうという取り組みが
「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」です。
津市においては、平成20年4月に森林セラピー基地の認定を受けました。

この付近を走っていると、伊勢本街道に関する案内看板やノボリをよく見掛けました。

観光案内所ひだまり この隣には、伊勢奥津の駅があります。

伊勢奥津駅舎外観
遂に!やっと訪問する事が出来ましたJR名松線 伊勢奥津駅

伊勢奥津駅

伊勢奥津駅舎内

松阪まで860円

運行本数は少なめです。

名松線は、名張と松阪間を走ることで「名松線」と名付けられた。


伊勢奥津駅舎と名松線(松阪方面を写す)

JR東海 伊勢奥津 普段は、JR西日本のブルーを見慣れているので、
東海のオレンジは新鮮な感じがします。

ここから先へ延びる事はありませんでした。


名松線 終端部

昭和60年12月 開通50周年記念祝賀行事の写真

昭和10年12月、名張・松阪間43.5キロメートルを走るが決まりその名がついたと言う。
昭和30年代 材木や薪炭の積み出し駅として また蒸気機関車で町に出るには名松線が唯一の交通手段でした
昭和60年12月開通50周年記念祝賀行事が盛大に行われました。


名松線が名張まで開通しなかった謎
名松線の歴史を見てみよう。
三重県内には、官設鉄道の開業が明治時代を通じて布設されたことが無く
関西鉄道と参宮鉄道の私設鉄道だけで両社は後に国有化されている。
国が手がけた路線では、紀勢東線相可口(現多気)・栃原間1920(大正9)年12月17日に着工、
1923(大正12)年3月20日の開業が最初です。
その1年前の1922(大正11)年1月11日の改正鉄道敷設法の法律第37号をもって公布した
同法第81条の別表149路線の内、「奈良県桜井ヨリ榛原、三重県名張ヲ経テ松阪ニ至ル鉄道及
名張ヨリ分岐シテ伊賀上野付近ニ至ル鉄道並榛原ヨリ分岐シテ松山ヲ経テ吉野ニ至ル鉄道」が該当し、
第46回帝国議会において承認をえて、松阪・名張間を先行させることになる。
1923(大正12)年4月に、鉄道省告示があり岐阜建設事務所が所管する。
建設工事名を名松線と決まり、線路は簡易線規格の単線で勾配を最大30パーミリ曲線半径は160mとして、
同年6月に松阪・井関間の早速測量を開始した。
開業〇〇(光の反射で読めない)松阪・権現前間が1929(昭和4)年8月25日に開業、
権現前・井関間が1930(昭和5)年3月30日に開業し、併行して工事中の参宮急行鉄道の
松阪・外宮前間が、同年2月に、開業する。
この先の家城・伊勢奥津間は急勾配と急曲線も多く
1934(昭和7)年12月に、路線選定を完了したが着手に至らずにいた。
1933(昭和8)年3月の第64回帝国議会において、事態の変化に対応して
伊勢奥津・名張間を予定線に格下げで、予算面を削除している。
1935(昭和8)年10月に、建設工事線名を松阪線と変更し、起工が2年間遅延して、
家城・伊勢奥津間が*1935(昭和10)年12月5日に開業した。
*多分、1937が正しいと思うが原文通りに記載
同線は、総延長43.64㎞で止まったが、起点である松阪の標高5.3mから家城の69.2mまで、
曲線半径も300mで施工する。
これより先、伊勢奥津の標高が260mと一気に上がり、
最大曲線半径も規格を超えた150mと線形に苦労している。
伊勢奥津・名張間路線の計画は、以上の経緯で幻に終わったようだ。
現在、この区間は、バスによる運行を行っているのが現状です。

伊勢奥津駅から観光案内所方面を写す

蒸気機関車や往時の写真が掲示されています。

給水塔跡
これは珍しい(^_^)/

機関車の 給水あとや ススキ原
今回、名松線伊勢奥津駅を訪ねる事が出来たのは、本当に良かったです。
ここから先の名張まで通そうとした先人の思い。
また現在の名松線の存続活動を知り、色んな思いが交錯しました(*´ω`*)
津市サイト 名松線に乗って美杉へGO!
https://www.info.city.tsu.mie.jp/www/sp/contents/1460713784599/index.html
JR東海が「不通路線」を復旧した本当の理由
6年半の歳月経て名松線が運転再開 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/111716
さて三重県津市 大変広いですね(^^ゞ
ここ伊勢奥津駅から国道368号を走り、三重県と奈良県の県境に向かいます。
奈良県に入って最初の村 御杖村(みつえむら)に行きます。
ここ御杖村も初めての訪問になります。

ちょっと写真が暗いですが、三重県と奈良県の県境 並木(なみき)川に掛かる新勢和(しんせいわ)橋

反対側の三重県津市方面を写す

奈良県御杖村に入ります

奈良県御杖村小屋(こや)

御杖村にある道の駅 伊勢本街道 御杖

道の駅 伊勢本街道 御杖・みつえ温泉 姫石の湯
温泉もある比較的大きな道の駅です。
道の駅を訪れた観光客で賑わっていました。

道の駅外観
ここから国道368号から国道369号を奈良公園に向かって走ります。


御杖村に続いて曽爾(そに)村に入ります。
今回、初めての訪問になります。

走って来た御杖村方面を写す
曽爾(そに)村は、ススキで知られている曽爾高原があります。
和歌山にも同じようにススキが広がる生石(おいし)高原がありますが、似ているのかなぁ?
両村とも国道369号は、2車線の整備された快走路でした。
ほぼ走るだけの両村でしたが、次の宇陀市が近くなってきました。

宇陀市に入ると「おっ!知っている町?」という感覚になります。

ここから宇陀市榛原まで走りますが、その後、玉立橋東詰交差点まで来ると
先週走ったばかりの道を再び走って、針テラス方面に走ります。
「つい、この前走ったばかりやなぁ~」とにわかに?馴染みの道気分?に嬉しくなりました(^_-)-☆

宇陀市から国道369号の峠道を越えて奈良市に入りました。
都祁吐山町(つげはやまちょう)


針インター交差点

名阪国道 亀山方面を望む

針北インター交差点 国道25号との交差点になります。

今回は、国道369号を笠置方面に直進します。
途中、狭路区間もありますが、大体2車線に整備されています。
以前、原付50㏄で琵琶湖まで走った時に通った道なので、ぼんやりとした記憶があります。

柳生一族でも知られている柳生まであと少しです。
今回は、奈良公園まで国道369号を走ります。

途中、カワイイ小さな水車を見つけたので撮影

柳生の里 観光案内図



柳生から奈良公園への国道369号は、初めて走ります。
最初は、上り坂が続きますが、途中には、広々とした丘陵地帯が眼前に広がり
素晴らしい風景に写真を撮りました。何となく奈良っぽい?雰囲気です。
山が高くなく、ちょっと広々とした所にそう感じました(*´ω`*)

先程の丘陵地から坂をドンドン下り、奈良公園近くまで来ました。
この付近まで来ると、今まで、それほど感じなかった
ム~ンとした暑さを感じるようになりました。

この道を真っ直ぐ進むと国道169号になります。


奈良公園 遠くに鹿も見えます

若草山。
小学校の修学旅行で奈良に来ましたが、お昼ご飯を若草山で食べました。

鹿が見えます

こんな近くにもシカが…人に慣れていますね(^^ゞ
奈良公園からは、阪奈道路を通って大阪に向かいましたが、
奈良公園や近鉄奈良駅周辺には、多くの観光客がおられました。

今回、御杖村と曽爾村を走った事で、上記地図内の奈良県の各自治体を全て走りました。
観光ではなく走っただけの自治体もありますが💦💦

あと訪れた事が無いのは、平群町(へぐりちょう)、川西町(かわにしちょう)、
広陵町(こうりょうちょう)、上牧町(かんまきちょう)、河合町(かわいちょう)、
王寺町(おうじちょう)、三郷町(さんごうちょう)、斑鳩町(いかるがちょう)、
安堵町(あんどちょう)の9町になります。
他の市町は、走るだけなら通っています。
今回の旅では、名松線 伊勢奥津は大変印象に残りました。
まぁ鉄道好き?(そんなに詳しくはありませんが…)という事もあり
訪ねる事が出来て良かったです(^_-)-☆
あと御杖村、曽爾村は、国道168号や国道169号沿いに無い事もあり、
白浜からは寄る機会は、なかなかありませんでしたが、
今度は、機会があれば村の観光もしてみたいと思います(^_^)/
国道368号は、短い距離ですが、なかなか酷道感もあって良かったです。
国道369号は、柳生から奈良公園へ向かう際、眼下に東大寺が見えた時は、感動しました。
紀伊半島には、まだまだ私の知らない道、知らない地域(まち)があります。
これからも可能な限り、各地を相棒の原付バイクと共に旅したいと思います(*´ω`*)
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