(記事引用)
2010年の時点で原油価格はどうなっているのだろうか? 2つの動きがあり、予測は難しい。
1つは原油価格を下げる動き。アメリカ発の危機が波及し、世界的金融危機が深刻化している。景気が悪化し、原油の需要が減少すれば、当然原油価格は下がっていく。現在の状況を見ると、2010年に景気が回復しているとは思えない。
もう1つは原油価格を上げる動き。アメリカとイスラエルは、何度もイラン攻撃の可能性に言及している。実際に戦争が起こり、イランが原油輸送ルートの要所ホルムズ海峡を封鎖すれば、原油は200ドル以上になるかもしれない。事実08年1月には一触即発の事態も起こっている。 ( 中略 )
まとめると、(1)石油の需要は長期的に増加していく、(2)石油は枯渇する方向で、長期的に供給は減少していく、(3)石油をめぐる紛争は増加していく、(4)エネルギー危機が起こる可能性は高い、となる。 (中略)
メタンハイドレートという新エネルギーがある。簡単にいうと、「凍結状態のメタンガス」。メタンハイドレートは、メタンを中心に周囲を水分子が囲んだかたちになっている物質で、ほとんどは海底にある。
見た目は氷と同じ。しかし、火を付けると燃えるので、「燃える氷」と呼ばれている。一立方メートルのメタンハイドレートを解凍すると164立方メートルのメタンガスになる。 (中略)
メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかっている。 (中略)
ゴミからバイオエタノールをつくれば、インフレは起きない。
静岡油化工業株式会社は、「おから」を使ったバイオエタノールを開発した。「おから」とはご存じのように、豆腐の生産過程でできるカス。食べることもできるが、年間72万トンが捨てられている。同社の長嶋社長は、「100%おからエタノール」で自動車を走らせる実験に成功。排気ガスはまったく無臭だった。
同社長は今後、じゃがいもの皮・うどんやパンの残飯など、ゴミからバイオエタノールをつくる研究を続けていくと意気込んでいる。ちなみに、「おからエタノール」は静岡県庁で使用されることが決まった。
もう1つ、「バイオ水素」という面白い技術もある。
自動車メーカーは現在、水素を燃料とする「燃料電池自動車」の開発に取り組んでいる。燃料電池自動車は、水だけを排出するので「究極のエコカー」と呼ばれるが、問題もある。それは、水素をつくる過程で、石油やガスを使うこと。結局「化石燃料の呪縛」からは逃れられないのか?
玉川大学工学部の小原宏之教授は、「バクテリアがつくった水素」で車を走らせる実験に成功した。
バクテリアのなかには、水素を発生する水素生成菌がいる。同教授は静岡県佐鳴湖から水素生成菌を採取。菌は300リットルの水素を生成し、自動車はこれを燃料に時速40キロのスピードで走った。
水素生成菌は、枯渇する恐れのある石油などとは違い、無尽蔵で究極のエコエネルギーといえるだろう。
このように、日本にはとんでもない技術が雨後のタケノコのように現れてきている。世界的金融危機と景気の悪化で世相は暗い。しかし、危機の向こうには、エネルギー大国日本の姿が見えている
【熟年ドラキチ】
いくらなんでも変化が激しすぎる。
今日、ガソリンスタンドで入れたら、なんと98円だった。
激しすぎると言って、今回の場合はこの激しさは私にとって嬉しいほうへ
なってくれてはいるが。
原油価格も夏場は1バーレル当たり140ドル台だったのが、最近は40ドルを
切ったとか。
果たして今後どうなるのか? と考えるには上の引用記事は基本的に物を
考える時に役立った。
長期的には、やはり、原油価格は上昇かぁ~。
世界の人口も増え続けるて石油の需要は増加し、原油は枯渇する方向なので。
これがまず基本線の考え方か。
で、日本はと言うと「エネルギー自給率100%」を目指せる可能性がある、
と言う事らしい。 もちろん石油ではなく、「メタンハイドレード」という資源。
この「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレード、日本近海にいっぱい埋蔵されて
入るとの事。
日本が資源大国へ! なんか私たちには耳慣れない響きの言葉。(笑)
昔からず~と、日本は資源の無い国ということで慣れ親しんできたものだから、
「資源大国日本」と言われても、どこかムズ痒い。(苦笑)
でも、本当にこのメタンハイドレードの採掘を採算があうような商業化も出来たら、
現実の話になるのである。
さらに、「バイオ水素」という新エネルギー。
今の世界経済は先行きが全く不透明な大不況。
どうしても耳に入ってくるニュースは、企業の赤字転落、生産縮小、人員カット、
リストラとかの暗い話題が多いから、余計に世の中の人も、更に暗く悲観的に
物事を考え始めてしまう。
週末くらいは、ちょっとだけ今の現実から少し離れ、ちょっと先を見てみると、
悲観材料だけでもない事が解かった。(笑)
ただ、「資源大国日本」と言っても、その時には私はもうビジネスからは
引退している頃だからなぁ~~~~~。
それがちょっと面白くないなぁ~~~。(笑)
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^