熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

野球をデータだけで眺めていいのかな?

2008-12-21 | 野球

野球のセオリー、実は”錯覚” 名古屋大学大学院・加藤教授データ分析-産経新聞 
(記事引用)
★四球出塁・エラー・本塁打は流れ変える/ラッキー7の攻撃

★「過去の回数より印象の強さ」

 「四球で出塁させるなら、ヒットの方がましですね。試合の流れが悪くなる」というフレーズを野球解説者はよく使う。しかし、それは根拠があることなのだろうか。行動経済学が専門の名古屋大学大学院・加藤英明教授は、神戸大学大学院准教授の山崎尚志氏とともに、05年度のセ・パ公式戦(交流戦を含む)846試合、1万5143回を分析。同年の全イニングの得点(失点)確率26・4%、得点(失点)平均0・495点と比較しながら、解説者のいう「セオリー」を検証した。

 「先頭打者を安打ではなく四球で出すと、試合の流れが悪くなる」 加藤教授のデータ通りに動く球団をX球団とする。X球団が、先頭打者に安打を打たれた場合、四球を出した場合、それぞれの失点確率は安打40・5%、四球39・0%。失点平均は安打0・832、四球0・833。ほとんど差はないが安打の方が失点確率は高い。

 ではX球団のその裏の攻撃。四球を出すことで流れが変わるなら、攻撃のリズムも狂う。だが安打を打たれた場合の得点確率は25・4%、四球の場合は27・2%。得点平均は安打0・454、四球0・540。四球で先頭打者を出した場合の方が、裏の回で得点する確率は高いのだ。

★「2アウトから出塁されると流れが悪くなる」

 これが正しければ、三者凡退で打ち取った次の回は、そうでなかったケースよりも得点確率は高いはずだ。

 だがX球団がB回表を三者凡退で抑えた場合、B回裏の得点確率は26・2%、得点平均0・492点。X球団がB回表二死から走者を出し得点された場合、B回裏の得点確率は28・1%、得点平均0・580点。全イニングの平均値と比べると、三者凡退で打ち取っても平均値以上に得点確率は上がらず、走者を出しても得点確率は下がらなかった。

★同様に「エラーをすると流れが悪くなる」「ホームランは流れを変える」などを調べたが、そのような結果は出なかったという。

 加藤教授は「過去に起こった回数よりも、印象の強さが、ゲームの流れといわれているのではないでしょうか」と話す。

★また「ラッキー7」といわれるが、加藤氏が得点確率と得点平均を調べると六回表、裏が最も高い。先発投手の球威が落ちても勝ちパターンの投手交代には早い。六回は監督の采配(さいはい)が問われるイニングでもある。


【熟年ドラキチ】
全データから分析すると、確かに上の記事が言うように「四球出塁・エラーや
本塁打が流れを変えるというのは錯覚」と判定しても、それが当然の結果なのかも
しれないとも私は思う。
この研究では、1年間の全データを対象にしているからである。
(例はちょっと違うが、パチンコを考えるとわかる。
 パチンコの確率は何万回という結果をとった時に、そのパチンコ台の設定
 当り確率に全パチンコ台の当り確率が収束される。
 これが1日だけのデータをとると、台によって様々な結果データになって現れる。)

もっと言うと、試合の結果に大きくかかわる流れでの局面において、
どうなのか? という所のデータに絞って分析をすると、どういう結果なのか?
という事のほうが私は知りたいなぁ~。
(試合の結果にかかわる対象データを選別する事が非常に難しいかも 苦笑)

エラーによって流れが変わる。
回の先頭バッターを四球を出すと、得点になりやすい。
ホームランでも流れが変わる。
更に、守備でのファインプレーでも試合の流れが変わる。

これらは私が野球の試合を見ていて、「そうだ!」と言える事であると私は認識
している。 ただし、だからと言って全てそのようになったのかと言うと、
決してそうではない。 (苦笑)

この名古屋大学大学院の教授の言っている事に私は「ケチ」を付ける訳ではないが
今のままでのデータ分析では、まだ中途半端な気がする。

例えば、四球での出塁を例にとってみよう。
ある試合で6回裏まで両チーム無得点に抑える投手戦で0-0としよう。
そして7回の表に、好投を続けてきた先発ピッチャーが、この試合初めて
先頭バッターを四球で歩かせて出塁させてしまった。

問題はここからである。 確かにこの教授が言うように、ここで失点をしやすい
というのは錯覚かもしれない。 しかし、野球と言うものは私から言わせると
極めて「精神的な戦い」のスポーツでもあると思う。
この教授が言うように、今まで言われている事は「全て錯覚だ」と、自分の精神状態
をコントロールして、冷静に試合のプレーに集中できる選手なら失点もしないだろう。

野球は体力や技術に、精神力が加味されて、プレーの結果が出てくると私は思う。
もっと言うと、一流プレーヤーと言われる選手は、殆ど全てと言って良いくらい
この精神力も必ず兼ね備えている。
逆に、体力も技術もあるのに、なぜかチャンスに弱いとかで「一流プレーヤーや
レギュラーに成れない選手」はこの精神的に弱さを持っている感がある。

ということで、野球はプロの選手の力・技術・テクニックで、プレーは表現されているが、それらを発揮させる原動力の大きな要素に「精神力」がある。
故に、野球の試合は別の角度から見ると、両チームの精神状態や精神力の
戦いとも見る事ができる。

端的な例では、大量得点を許してしまうと、多くの場合は、負けているチームは
試合の途中で「今日はもう勝てない」と自分のほうから勝負を諦め淡白に
試合を進めるようになる。
ところが、何かの拍子でこの試合も途中から追い上げて大量点の失点に
自軍の得点が近づき始めると、戦闘意欲が更に高まり追いつく事も。
そういう場合は、負けていたほうが追いついた時点で、既にこの試合の優勢度は
序盤に大量失点で負けていたチームが追いついて、いまだ同点だが大いに
精神的に優位に立っている。 逆に追いつかれたほうは、まだリードを許していないのに「アタフタ」と慌てだすものだ。

話を戻すと、試合が拮抗した場面での先頭打者への四球出塁とは、
自軍にも敵軍にも極めて影響を与える「プレー」の1つであると私は言いたいのである。
星野監督が中日の監督時代に、アメリカのデータでは、
「先頭打者への四球出塁は失点確率が70%」というデータを示した。
私はこのデータを7-8年前に聞いた時は、今回みたいに違和感を感じず、
「その通りだよなぁ~」とスンナリ思ったものだった。

こうやって野球を眺めている私みたいな人を、この教授は「錯覚している人」と
言っているのかもしれない。(苦笑)
そう言われても私は反論できる根拠もないからなぁ~~~~(苦笑)

今年のセリーグのペナントレースも、この錯覚と精神的なものによって、
阪神の岡田監督は辞任と、巨人の原監督は名監督という評価の結果を
もたらしたと私は思う。

開幕前は、巨人の節操の無い大補強で殆ど全ての評論家は巨人優勝、
それも「ぶっちぎり」でと。 このように誰もが思っていた。
結果はその通り、巨人がセリーグを制した。

もし、巨人がスタートから躓く事もなく、そのまま春先から首位を走り
途中阪神に強烈に追い上げられたが、なんとか逃げきって優勝していたら
(結果的に今シーズンの両チームの勝率で)、岡田監督の辞任も無く、
原監督の「名監督」の評価も無かったであろう。
それは、これだけの戦力があったら優勝して当り前というムードに成っていたであろう。 むしろ、これだけの戦力がありながら、なんでこんな際どい優勝しかできないんだ? と原監督への批判が起こっているかもしれない。たとえ優勝しても。

であるのに、岡田監督は辞任、原監督の評価は上がる。
何故、こんな結末を?
それは阪神が夏場までに13ゲーム差もつけて首位を走っていたからである。
であるのに、阪神は優勝できなかった。
巨人は夏場に13ゲーム差をつけられていたのに、追い上げ最後になんとか
追い抜いてしまった。  この展開によるものだろう。

開幕前の巨人が圧倒的な戦力を補強していると言う事は、世間の皆さんは
忘れたかのように。
私はだからと言って、巨人の優勝にケチをつけているのではない。

野球とはこのように、途中の経過とか精神的なものも様々に関わり合っているもの
と言う事を言いたいだけである。


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夏場のガソリン価格は180円台、年末の今日は98円。

2008-12-21 | 路地裏の経済
資源大国・日本の誕生:北野幸伯(国際関係アナリスト・ロシア在住)(2)(Voice) - goo ニュース  
(記事引用)
2010年の時点で原油価格はどうなっているのだろうか? 2つの動きがあり、予測は難しい。

1つは原油価格を下げる動き。アメリカ発の危機が波及し、世界的金融危機が深刻化している。景気が悪化し、原油の需要が減少すれば、当然原油価格は下がっていく。現在の状況を見ると、2010年に景気が回復しているとは思えない。

もう1つは原油価格を上げる動き。アメリカとイスラエルは、何度もイラン攻撃の可能性に言及している。実際に戦争が起こり、イランが原油輸送ルートの要所ホルムズ海峡を封鎖すれば、原油は200ドル以上になるかもしれない。事実08年1月には一触即発の事態も起こっている。  ( 中略 )


まとめると、(1)石油の需要は長期的に増加していく、(2)石油は枯渇する方向で、長期的に供給は減少していく、(3)石油をめぐる紛争は増加していく、(4)エネルギー危機が起こる可能性は高い、となる。 (中略)

メタンハイドレートという新エネルギーがある。簡単にいうと、「凍結状態のメタンガス」。メタンハイドレートは、メタンを中心に周囲を水分子が囲んだかたちになっている物質で、ほとんどは海底にある。

見た目は氷と同じ。しかし、火を付けると燃えるので、「燃える氷」と呼ばれている。一立方メートルのメタンハイドレートを解凍すると164立方メートルのメタンガスになる。 (中略)

メタンハイドレートは日本周辺にたっぷりあることがわかっている。 (中略)

ゴミからバイオエタノールをつくれば、インフレは起きない。

静岡油化工業株式会社は、「おから」を使ったバイオエタノールを開発した。「おから」とはご存じのように、豆腐の生産過程でできるカス。食べることもできるが、年間72万トンが捨てられている。同社の長嶋社長は、「100%おからエタノール」で自動車を走らせる実験に成功。排気ガスはまったく無臭だった。

同社長は今後、じゃがいもの皮・うどんやパンの残飯など、ゴミからバイオエタノールをつくる研究を続けていくと意気込んでいる。ちなみに、「おからエタノール」は静岡県庁で使用されることが決まった。

もう1つ、「バイオ水素」という面白い技術もある。

自動車メーカーは現在、水素を燃料とする「燃料電池自動車」の開発に取り組んでいる。燃料電池自動車は、水だけを排出するので「究極のエコカー」と呼ばれるが、問題もある。それは、水素をつくる過程で、石油やガスを使うこと。結局「化石燃料の呪縛」からは逃れられないのか?

玉川大学工学部の小原宏之教授は、「バクテリアがつくった水素」で車を走らせる実験に成功した。

バクテリアのなかには、水素を発生する水素生成菌がいる。同教授は静岡県佐鳴湖から水素生成菌を採取。菌は300リットルの水素を生成し、自動車はこれを燃料に時速40キロのスピードで走った。

水素生成菌は、枯渇する恐れのある石油などとは違い、無尽蔵で究極のエコエネルギーといえるだろう。

このように、日本にはとんでもない技術が雨後のタケノコのように現れてきている。世界的金融危機と景気の悪化で世相は暗い。しかし、危機の向こうには、エネルギー大国日本の姿が見えている


【熟年ドラキチ】
いくらなんでも変化が激しすぎる。
今日、ガソリンスタンドで入れたら、なんと98円だった。
激しすぎると言って、今回の場合はこの激しさは私にとって嬉しいほうへ
なってくれてはいるが。

原油価格も夏場は1バーレル当たり140ドル台だったのが、最近は40ドルを
切ったとか。
果たして今後どうなるのか? と考えるには上の引用記事は基本的に物を
考える時に役立った。

長期的には、やはり、原油価格は上昇かぁ~。
世界の人口も増え続けるて石油の需要は増加し、原油は枯渇する方向なので。
これがまず基本線の考え方か。

で、日本はと言うと「エネルギー自給率100%」を目指せる可能性がある、
と言う事らしい。 もちろん石油ではなく、「メタンハイドレード」という資源。
この「燃える氷」と呼ばれるメタンハイドレード、日本近海にいっぱい埋蔵されて
入るとの事。  

日本が資源大国へ!  なんか私たちには耳慣れない響きの言葉。(笑)
昔からず~と、日本は資源の無い国ということで慣れ親しんできたものだから、
「資源大国日本」と言われても、どこかムズ痒い。(苦笑)

でも、本当にこのメタンハイドレードの採掘を採算があうような商業化も出来たら、
現実の話になるのである。

さらに、「バイオ水素」という新エネルギー。

今の世界経済は先行きが全く不透明な大不況。
どうしても耳に入ってくるニュースは、企業の赤字転落、生産縮小、人員カット、
リストラとかの暗い話題が多いから、余計に世の中の人も、更に暗く悲観的に
物事を考え始めてしまう。

週末くらいは、ちょっとだけ今の現実から少し離れ、ちょっと先を見てみると、
悲観材料だけでもない事が解かった。(笑)

ただ、「資源大国日本」と言っても、その時には私はもうビジネスからは
引退している頃だからなぁ~~~~~。
それがちょっと面白くないなぁ~~~。(笑)


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