熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

英語で英語の授業? 大丈夫?高校の英語教師。

2008-12-23 | 世の中のこと アレコレ

<高校新学習指導要領案>英語で授業・・「自信ない」教諭も(毎日新聞)-Yahoo!ニュース  
(記事引用)
「使えない英語」から「使える英語」へ。22日に公表された高校の新学習指導要領案は「英語の授業は英語で行うことを基本とする」と明記した。文法中心だった教育内容を見直し、英会話力などのアップを目指すのが狙い。文部科学省は「まず教員が自ら積極的に用いる態度を見せるべきだ」と説明する。だが教諭の英語力や生徒の理解度はばらつきが大きい上、大学入試は従来通りとみられ、現場からは効果を疑問視する声も出ている。【三木陽介、平川哲也、高橋咲子】

 ◇理解度に差、疑問の声

 「文科省は現場を分かっていない」。千葉県の県立高の英語教諭は苦笑する。学校によっては、アルファベットのbとdが区別できない生徒もおり、「英語で授業なんて無理」。

 大阪府の府立高の男性教諭も「苦手意識を持った生徒が、ますます英語から離れてしまう可能性がある」と危惧(きぐ)する。進学校でも「難関大学の長文問題は行間を読まないと分からない。結局、日本語で説明する必要があるので時間のロスになるかも」(福岡県の英語教諭)と困惑する。

 どんな授業が想定されるのか。文科省は「授業を始めるよ」「○ページを開けて」「いい発音だね」といったやり取りは英語で、と説明するが、本格的に英語で授業をしようとすれば教員の英語力も問われる。千葉県の教諭は「それぐらいなら今もやっている」と話すが、別の英語教諭は「全部英語でやるのは正直自信がない。研修をさせられるんでしょうか」と不安げだ。

 大学入試の変革を求める声も少なくない。群馬県の県立高の英語教諭は「リスニング(聞き取り)の問題の配点がもっと高くならない限り、現場には浸透しない」と言い切る。大学入試センター試験の英語の配点は、筆記200点に対し50点。この教諭は「進学校では生徒に最短コースを歩かせたいのが本音。今の入試がある限り、授業のやり方は変わらないと思う」と話す。

 生徒からも「リスニング対策なら英会話のCDで十分。日本語で教えてくれた方が分かりやすい」(大阪府の高3男子)、「英語は楽しいので賛成だけど、受験のための授業とは別にしてほしい」(福岡市の高1女子)という要望が出ている。

 文科省教育課程課は「今後、新要領に対応した入試のあり方は別途検討されていくことになると思う」と話している。

 ◇解説 思考力も知識も…現場混乱?

 文部科学省が22日公表した高校の新学習指導要領案は、思考力や表現力の養成を重視したことに加え、過去の改定で削られた要素が復活するなど、教える内容のレベルも上がった。すべて消化することは容易ではない。

 今回の改定には、経済協力開発機構(OECD)が実施する国際学習到達度調査(PISA)の結果が大きく影響している。06年調査では数学的活用力が03年の6位から10位に後退。覚えた知識を取り出す力はあっても、セオリーに当てはまらないひねった問題は苦手という現実を突きつけられた。

 だが、PISAを意識し、「思考力を育てる」と言っても、難易度は極めて高い。PISAで求められる学力観と、これまで取り組んできた学力観には大きな隔たりがある。大学受験という現実を前にして、現場からは「知識を根気よく積み重ねることもおろそかにはできない」という声も当然上がるだろう。

 全体で見れば、覚えるべき事柄の量は従来とさほど変わらず、増えている部分もある。大学受験のあり方を具体的に見直す議論は行われていない。どう優先順位をつけて教えていけばよいのか、教員の戸惑いも広がりかねない。

 新要領を絵に描いた餅にしないためには、文科省が目指す学力の質をさらに明確化するなどし、現場の十分な理解を得て進めることが必要だ


【熟年ドラキチ】
以前から言われている事ではあるが、日本の英語教育は間違っている。
だから日本人は中学・高校で英語を6年間勉強しても、英語を話せる人は少ない。

英語を母国語としているアメリカ。イギリス、カナダ、オーストラリアを除いた
海外の国を見ると、ヨーロッパでも多くの人は英語を話したり話そうとする。
アジアを見ても、シンガポールは英語が公用語に近づきつつあるくらい
英語を話す人も能力も国全体で上がっている。

国際化社会、グローバリゼーションと言われ世界の動きも「ボーダレス」に
成りつつあるから、国際社会の中で日本が生きていくにも「公用語」としての
英語でのコミュニケーション能力は、やはり必要だと私も思う。

しかし、今回の高校新学習指導要領案で、「使えない英語」から「使える英語」へと。
だから高校の英語の授業は英語ですべきだ。という案にはちょっと抵抗感を
私は感じる。

この学習指導要領案を作った人は、英語を自分で実際に話せる人なのだろうか?
記事の中にもあるように、現職の高校の英語の先生で実際に英語を話せる人が
どれだけいるのだろうか? 
このデータはまだ私は見た事が無いから、解からないが、まず6割から8割の
英語の先生は話せないだろう。 読んだり書いたりする事は出来るが。

英語の先生なのに、英語を話せないの? との疑問も出てくるが、
それは止む終えないであろう。
何故なら、彼ら(彼女ら)が大学を卒業して、高校の英語の教員になっても
英語を実際に話すということは求められてこなかったし、また、教員になる時にも、
また、教員になった後にも「英語を話す能力」を求められたり、訓練研修する場も
無かったわけであるし。

それを急に、そのような高校の英語の教師に「英語で英語の授業を」と言っても
私は混乱しか起こらないのではないかと思う。

そもそも「使える英語」とは何か?
ここの定義だけでも明確にしないと、やる事も自ずと違ってくる。
「使える英語」の定義は、
  1.海外旅行なんかに行っても、空港からホテル、タクシー、買い物、レストラン
    で英語でコミュニケーションできる程度。
  2.実際のビジネスで相手と交渉まで出来る程度
  3.通訳・同時通訳までできる程度

多分、1の程度を目指していると思うが、これであれば今の高校の英語教育の
レベルの内容であれば充分な内容である。 ある事を除いて。
日本の中学高校の英語教育の内容は、読み書きレベルにおいては低いとは
私は思わない。
ヨーロッパで、イタリア人とかギリシャ人も英語を平気で堂々と話すが、
文法は日本人ほど気にしていない。 だから間違う事を全然恥と思わずに
一生懸命話そうとする。
そして、英語を読ましたり書かせたりすると、日本人の感覚からすると
驚かされる事がある。 あれだけ英語で話が出来るのに、書いたり読んだりは、
話せない日本人のほうが良くできると言う事を私は経験した事がある。

「使える英語」にするために欠けているのは「英語を実際に使う場」である。
これが今の教育に欠けていると思う。
だからこの指導要領案で「使う場」を作る為に、現職高校教師に英語で英語の
授業をという結論に達したのだろう。

これは現場の高校英語教師としたら、急なルール変更で迷惑な話。
そして更に酷いのは、大学入試の内容は今までどおり。
こういう施策のやり方は、「現場知らずの官僚的やり方」というのであろう。
これでは、単に現場の英語教師に何でも負担も責任も持たせてしまえ~という
無責任な施策と言わざるを得ない。

言葉は生き物。 私たちが普通に話す日本語も、赤ん坊の時から教科書を
見て覚えたのではない。(話す聞く能力において)
だから「使える英語」=「話せる英語」の習得を目指すのであれば、
中学校から週1時間でもいいから、現在の英語の授業からは独立して
「英会話」という授業を高校まで6年間続けたほうがいいと思う。
もちろんその授業を担当するのは「英語を母国語とする外国人の先生」。

そしてこの「英会話」の生徒の成績は別に点数化とか数字化をしない。
英語での会話に慣れることだけが目的だから。
言葉なのだから、話したり聞いたりしてコミュニケーションが出来るようになると
自然に自分で興味があることの英語を自分で調べるようになる可能性もある。

この「英会話」の授業では、言い方を間違えても全然気にしない事。
実はこれが一番大事だと思う。
日本人は「正しい英語では、どうやって言うのであろう?と考えてしまう」。
話している時に、いちいちこんな事を考えていたら、会話にもコミュニケーションにも
ならない。
この英会話の授業を通して、日本人の一番の欠点である「英語を話す時に躊躇
する事」を完全に払拭できれば、一番の近道になると私は痛感する。

話す聞くという力は、何回も話したり聞いたりすれば自然に力がついてくる。
これは私たち全員が日本語を話すようになった赤ん坊から小学生までの間の
事を思い出せば納得できると思う。

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ちょっと心配だったが、さすが吉田沙保里。

2008-12-23 | ドラゴンズ

吉田、全試合フォール勝ちで7連覇…全日本レスリング(読売新聞) - goo ニュース 
(記事引用)
レスリング・全日本選手権最終日(23日・代々木第2体育館)--男女5階級が行われ、女子55キロ級で、北京五輪金メダリストの吉田沙保里(綜合警備保障)が、全3試合フォール勝ちで大会7連覇を遂げ、大会最優秀選手に贈られる天皇杯を獲得した。

沙保里、井端を祝福「これからもファンです」-中日スポーツ  
(記事引用)
井端の大ファンを公言する北京五輪女子レスリング金メダリストの吉田沙保里(26)=綜合警備保障=は、結婚のニュースに「1カ月前に小耳に挟んでいたので、あきらめてました。ショックもないです」とさっぱりした表情。「今年中に結婚しそうというのも、この人だというのも知っていました」と、自慢のタックルさながらの鋭い情報の感度だった。

 今年元日付の本紙で対談し、ますます引かれていった吉田。その思いは妻帯者となっても変わらないようで「これからもファンでいたい。守備のうまさはかっこいいし、ドラゴンズ一途なように私も一途なタイプ」と応援宣言。「沙保里からもおめでとうございます。幸せになれるならうれしいです」と祝福していた。自身は7連覇のかかる全日本選手権に23日登場予定。「優勝していい1年で終わりたい」と誓っていた。


【熟年ドラキチ】
昨日、ドラゴンズファンとテレビ朝日の女子アナ河野さんのファンをビックリさせた、
中日の井端とテレ朝河野アナの入籍結婚。
私も昨日の朝から、ビックリした口だった一人。

もちろんお目出度い話でいいのだが、実はこのニュースが流れてから、
私の心の中では、井端の事50%、吉田沙保里の事40%、
結婚相手の河野アナ10%という配分で、このお二人の結婚の話題は
私の関心が成り立っていた。

結婚する井端や河野アナはお目出度いからいいのだが、
今年の新年の井端と吉田沙保里の対談から始まって、
井端はレスリングの吉田沙保里の北京オリンピックでの金メダル獲得を
祝って井端のバットをプレゼント。
また、怪我から復帰した井端が東京ドームでの巨人選には応援に駆け付ける
とか、この2人の友情(今となっては私も友情という表現を使わざるを得ない)を
報道する新聞やテレビで東海地方のファンは洗脳されていた。(苦笑)

そこに、私たちファンにとっては「降って沸いたような」井端と河野アナの入籍結婚。
私の気持ちの40%の部分は、
「吉田沙保里はショックを受けていなかなぁ~~~」との心配だった。
別に私が彼女の事をそこまで心配する立場ではないが。

今日の中日スポーツの記事を見て、私はホッとした。
とともに、この吉田沙保里は偉い! 立派!とも思った。
まだ若い独身の26歳の乙女。(レスリングで世界一、オリンピックで金メダルを
取るこの彼女を乙女というのには、ちょっと抵抗も若干、私は感じるが。)
大の井端ファンで、対談もして、そして他の世の中の女性よりは、個人的にも
井端に近づいていた女性。

吉田沙保里にしても、ファンで井端を好きだという所から、一人の女性として
一人の男性・井端を好きになっていっても不思議でない。
これは推測であるが、時には恋人・井端という想像もしていたと思う。

さすが金メダリストの吉田沙保里。
たとえ井端が結婚しても、「これからもファンとして応援していきます」と
自分の気持ちを整理して、井端に祝福をしている。

そして今日は全日本選手権で自分はレスリングの試合がある日。
そんな大事な時の前に発表された、ショックな話題にも負けずに、
見事に7連覇。  私はレスリングに余り詳しくないが、この吉田選手には
心から「おめでとう~」と言いたい。

こんな事を通して、レスリングの吉田沙保里という女性の精神的強さを、
改めて驚かされた。 今日達成した全日本7連覇の秘密もこの精神力にも
あるような気がする。

井端のチームメートの中日ドラゴンズの選手の人たちも、井端を祝福するのも
当然だが、関連した事柄としてこの吉田選手の精神力も感じ取ってくれたらなぁ。
それでドラゴンズはもっと強くなるのに~~~~。(苦笑)


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