辞退するかは「人間の矜持」 「さもしい」発言で首相(共同通信) - goo ニュース
(記事引用)
麻生太郎首相は15日の参院決算委員会で高額所得者が定額給付金を受け取るのは「さもしい」と発言したことについて「1億円も収入がある方はもらわないのが普通だ。人間の矜持の問題なのかもしれない」と自発的辞退が望ましいとの見解を示した。与党は定額給付金に所得制限を設けるか否かを市町村の判断にゆだね、総務省が高額所得者に辞退を呼び掛けることは可能とする案を示している。
首相、「環境をしのぎに」と評価 北九州市の施設視察で(共同通信) - goo ニュース
(記事引用)
麻生太郎首相は14日、公害の経験から環境を重視した町づくりを進めている北九州市で、リサイクル工場などが集まった「北九州エコタウン」を視察した。首相は、リサイクルの仕組みの説明を受けると「民間で(環境対策を)銭にしちゃおう、しのぎにしようというのがすごい」と評価した。ただ「しのぎ」は暴力団の資金獲得の活動や収入源を指す言葉として使われることが多く、表現として不適切との指摘も出てきそうだ。
「しのぎ」の用法・用例 (goo辞書)
【熟年ドラキチ】
もうテレビや新聞で大いに話題になって有名な麻生総理の漢字の読み間違い。
踏襲(トウシュウ) → フシュウ
未曾有(ミゾウ) → ミゾユウ
詳細(ショウサイ) → ヨウサイ
頻繁(ヒンパン) → ハンザツ
有無(ウム) → ユウム
措置(ソチ) → ショチ
確かに、私もこれらの報道を見て、総理大臣ともあろう人が、こんなに漢字を
読み間違えて大丈夫? と 正直に感じた。
しかし、最近のテレビでの番組でのこの「麻生総理の漢字読み間違い」の件についての、取り扱い方にはちょっと番組もやり過ぎでは?と思うことも。
誰だって、人が読めても自分は読めない漢字はあるものだ。
そして、ある番組では、この麻生総理の漢字読み間違いから端を発し、
国会議員になる前に、漢字のテストをして、それで一定の得点がない人は
国会議員に成れなくするべきだ との意見も出てきている始末。
世の中には、漢字に強い人も居れば、弱い人も居るのではなかろうか?
「漢字の能力」いう一つの「尺度」だけで人を見るのは、ちょっと如何なものか?
とも私は思う。
麻生総理も漢字を読み間違えて、それが世間で大いに話題になって、
今では漢字を読む時に、かえって「極度の緊張状態」も起こっているかもしれない。
ひょっとしたら、漢字を読むたびに「これはこれでいいのか?」と半ば自信喪失気味
で、その事が更に次の「漢字読み間違い」を引き起こしているのかも。
別に漢字をちょっと読み間違えても、国の政治の舵取りさえ、しっかりやってくれれば
総理大臣はいいのではないか。 と最近は私は思うようになった。
(もちろん、一国の総理大臣であるので、やはり読み間違えない方がいいが。)
私も以前、一緒に仕事をしていた先輩が非常に漢字が苦手であった。
しかし、人間的にも能力的にも素晴らしい先輩で、英語力は私より数段上であった。
一緒にアメリカに出張に行って現地でテレビを見ていた時、
普通のアメリカのバラエティ番組を見ていたのだが、その先輩は番組の面白さに
合わせて「ゲラゲラ」と笑えた。
私は、「こんな早い英語の普通の番組が完璧に解かるんですね~」と
横で呆気にとられていた。
その先輩、ただし、日本語の漢字は滅法弱かった。(苦笑)
社外に文章を書く時は、いつも年下の私に素直に聞いてきたものだった。
私にはそのような経験があるから、ほんの一つの尺度である「漢字力」だけで
人を見るのはちょっと危険であると思う。
そういう風に麻生さんを私は見ていたのに、「矜持」とか「しのぎ」 というような
言葉を使った事には驚いた。
「矜持」って私は本でこの言葉を読んだりしたことはあったが、この言葉を
一般的に使う人ってそう多くはないのでは?
上の麻生さんの「漢字読み間違え」事例を目にした私からしたら、
「なんで矜持という言葉は読みも意味も解かっていて、あのような一般的に
使われている漢字を読み間違えちゃうの?」という率直な疑問が。
そして「しのぎ」。 この「しのぎ」はヤクザ映画なんかでは、よく耳にする言葉。
一般的には、こういう意味では私たちは「しのぎ」と言う言葉をまず使うことは
ないだろう。 (そういうヤクザ映画に出てくるような職業の人を除いて)。
何か麻生さんって、言葉のバランスがちょっと一般世間の人とは違うなぁ~。
特殊な言葉には強く、一般的な言葉には弱い。
何故なんだろう~?
私は漫画を高校生以降はほとんど読んでいないから解からないんだが、
麻生さんが好きな「ゴルゴ13」では、この「矜持」とか「しのぎ」と言う言葉は
頻出言葉なのかなぁ~。
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^