今日の朝、いつものようにパンを食べる時にちょっと驚いた。
”あれ?、 このパンの包装、何も印刷されていない。
普通だったらこのポリエチレンのような袋に、
綺麗にカラーで印刷され、消費者の食欲や購買意欲を
そそるようにパッケージされているのになぁ~ ” と。
透明な薄いプラスチックシートの袋に、商品名とか原料、生産者等を
印刷した小さな白いラベルが貼ってあるだけだったのであった。
生産者名を見たが、この地域ではまぁ~中堅のメーカーであろう。
で、妻にこのパンを何処で買ってきたのかを聞いたら、
これもまた私が住むこの地域では、名の通った有力スーパーであった。
今、世界の経済を揺り動かしてる、原油の高騰、穀物の高騰が引き金になって、
私達の身近な食品に ”値上げ” の波がどんどん押し寄せている。
例を挙げれば、
ガソリン、うどん、ラーメン、トイレットペーパー、 たまご、豆腐、
食用油、バター、マーガリン、牛肉、豚肉、ニンニク、牛乳
まだまだいっぱいあるだろう~~。 私が知らないだけで。
価格をそのままにして、内容量を今までより減らして、
実質的に値上げしているものもある。
例えば、スナック菓子のようなもの。
で、最初のパンの包装に話を戻すと、
”包装をこのように全くカラー印刷をしないという決断までに、
パンの製造メーカーやそれを売るスーパーも、
物凄く悩んだのでは?” と言うことである。
私達がスーパーで食品を選ぶ時に、意外に食品の包装のデザインに
左右されているような気がする。
美味しそうにカラー印刷された写真や、 健康面を表に出したキャッチコピー、
同じよう様な品物だったら、商品のパッケージのデザイン・内容から
判断して、私達はどっちの商品を選ぶか決めているような気がする。
多分食品メーカーでも、商品そのものの研究開発と同様に、
いかに消費者の購買意欲をそそるかと言う点から、
パッケージデザインにも相当の力を入れていると私は思う。
であるのに、”なぜ、パッケージデザインを放棄してしまったのか?”
また、”そんなことをしてもいいんだろうか?” 相当な葛藤があったのでは?
と私は思った。
話題が話題なので ちょっと長くなってしまった。
”あ、パンの包装がなぜ?” (2) に続く。
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^