熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

落合監督が生出演、東海テレビの”スーパーサタデー”

2008-12-13 | ドラゴンズ
仕事が休みの土曜日は、峰竜太が司会をする東海テレビの”スーパーサタデー”
を見る事が出来るからチョッと嬉しい~。
ここ3週間ほど出張もあったから、土曜のこのスーパーサタデーと、日曜日の
CBCテレビの”サンドラ”を全然見ることが出来なかった私。
ドラキチを名乗るのであれば、3週間も「サボって」いては、ドラキチ失格と
言われてもしょうがない。

今日は見たぞ~。
そして、落合監督が生出演で、いい企画を見た^^。
この番組、司会は大のドラゴンズファンの峰竜太。 レギュラーでジャーナリストの
大谷さん。 この人は大の巨人ファン。
今日のゲストには"欽ちゃん”(萩本欽一)も出ていた。

落合監督は、
「今年は負けた。 負けたから来年に向けて、いろいろと変革を出来る」。 
「今、守備位置で決まっているのは、サードの森野だけ」

そこで、欽ちゃんが、「あれ? 荒木も井端も決まっていないの?」と突っ込むと、
落合監督は、「彼らが開幕に万全の体調になっているかどうか、これを見極めないと
いけないから、来年のキャンプで故障の治り具合を見てみないと解らない。」。

さらに欽チャンから、
「今年は北京オリンピックで5人も抜けたから、大変だったですね 」
「そして、オリンピック後に川上憲伸が故障で使えず、誤算でしたね」
すると、落合監督は平然と、
「オリンピックから帰ってきたら、みんなズタズタになって、全員使えないと
思っていた。 すぐに使えなかったのが川上だけで良かった。」

さらに番組で落合監督に質問で、
「4番のウッズと三塁の中村紀が来年は居なくなって、打撃力も相当落ちるから
悩みも深いでしょう?特に中村紀の急なFA宣言には」
落合監督は、またもや平然と、
「いいえ、中村紀は2年前は他の11球団のどこも引き取ることをしなかった。
2年間ドラゴンズで野球をやって、それで中村紀を欲しがる球団が出てきたのだから
これは喜ばしいことだ。  2年前、あのまま野球を出来なくさせていたら、野球界の
損失だ。 確かに、中村紀のお陰でドラゴンズが日本一にもなれた。
しかし、中村紀が加入することによって、それだけ若手の成長を遅らせてしまった。
1年間ドラゴンズで野球やった去年の冬の時点でも、もし他の球団が中村紀を
欲しいといってきたら、移籍させるつもりだった。」 と落合監督。

この落合監督の答えに、峰が、
「三塁のゴールデングラブ賞を獲得している中村紀ですよ。 守備もいいし、打撃も
いいし」
すると落合監督はキッパリと、
「確かに中村紀の守備での捕球のハンドリングの巧さも、送球の正確性もある。
しかし、守備範囲は森野の半分。」

ゲストの中日OBの鹿島が、
「エース川上憲伸もFA宣言で抜けそうで、来年はエースも不在で苦しいですね?」
すると、また落合監督は平然と、
「いいえ、全然困っていません。 だいたい今のプロ野球でエースが居るチームは
どれだけあるの? 毎年15勝から20勝するのがエースでしょう?
今のプロ野球でエースと言ったら、楽天の岩隈と日ハムのダルビッシュだけでしょう」
「だから、3年間くらいかけて中日もエースを作ればいいんです。
それよりも、8-10勝のピッチャーを何人揃えるかです。」

すると、4番ウッズも抜けて、4番は誰に?と誰かが落合監督に質問し、
これも困った問題でしょう? と。
またまた落合監督は平然と笑みをたたえて、
「いいえ、全然困っていません。 それと4番打者も決まっていません。
多分4番目の打順を打つ打者ということだけでしょう。 そしてその4番目に
打つ人も一年中決まらないでしょう」

これらの落合監督の平然と悠々とした受け答えに、 ゲストの欽ちゃんも
「本当に、まったく困らない監督だね~」 と 驚きと呆気にとられたのと、
さらには欽ちゃんの独特の愛情に満ちた突込みで、場を大いに盛り上がらせていた。
欽ちゃん曰く「落合監督が困った姿が見たいよ~~~~(笑)」と。

更に落合監督は、
「来年はポストがいっぱい空いている。 一塁は新井と福田しか今は居ない。
だから場合によっては、外野のイ・ビョンギュや和田ベンちゃんの一塁もあり得る。
だから外野も皆が競争してレギュラーを取れる可能性があるポジション。
今年中継ぎで活躍した浅尾は、来年は先発でしょう。」
と次々と自分の頭の中にある構想をこの番組で話してしまった落合監督。

これには、ジャーナリストの大谷さんが、
「これだけ落合監督に喋ってもらえば、中日スポーツもも3日分の記事が書ける」
と場を和ませる突込みを。

するとまた、落合監督は
「新聞はこういう番組で喋った事を記事にするのは良くない」 と 
またまた落合監督の自論を。
すると大谷さんも、さすがプロのジャーナリスト。
「はい、新聞社にそう言っておきます」と笑みを称えながらも、この落合監督の
考えている「プロのジャーナリストの在りかた」を直ぐに理解できる大谷さん。
「プロのジャーナリストだったら、自分もしっかり努力勉強し、自分で記事に
出来るネタを掘り起こせ」という、落合監督も大谷さんも共有しているプロ根性が
共鳴した一瞬だった。

落合監督はさらに、
「今のプロ野球選手は昔の選手と違って、監督・コーチから兎に角話しかけられたり
見守って欲しいみたいだ。 我々の時代(落合監)は監督・コーチは黙ってみていてくれ、自分でしっかりやるからと。 そういう時代だったのになぁと。
だから、今の選手に完全に任せ切りにして「大人の扱い」をするより、
何かと話したり接触していくべきなのかもしれない」と言っていた。

評論家時代の落合監督と今の落合監督は、全然違うように感じていた私だが、
今日のテレビを見ていて感じたことが。
評論家時代も今も一緒の落合監督だったのかも。
評論家時代は、落合監督の発言は何か「天邪鬼」的に聞こえて、
あまり好きでないというか、嫌いだった私。(苦笑)

今の落合監督の話は、嫌いでもなく、むしろ頷ける物も多く好きな方である。
評論家時代と中日の監督になってからで、落合監督は変わったのか?
今日見ていて、感じたのは落合監督は変わっていない。
変わったのは、周りの環境というか状況。

評論家時代は、今日の番組のように、じっくり話を聴く時間も用意をして
落合監督に聞いていない。 そして落合監督もほんの短い時間だけで
コメントをしなくちゃいけない。 だから評論家時代は自分の意見の理由まで
説明する時間もなかったから、結果的に意を尽くして説明することが出来なかった。

今は、今日の番組だけでも約15分間、落合監督のインタビュー。
これだけあれば充分に意を尽くして説明できる。
これだけの時間をテレビ局も確保するようになったのは、やはり落合監督が
中日の監督になって結果を出してきたからである。

この人は選手時代も監督時代も、常に結果を自分で出して、周りからの
自分への扱いを自分で変えてきた人だなぁ~~~と 私は思った次第。

やっぱり、「プロ」というものは、こういうものか。

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2 Comments

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いいな (あや)
2008-12-13 23:04:11
私も見たかったわよ~@@
用があって 走り回っていたんだわ・・・・・

でも 落合監督の言葉は明確やね~わかりやすいわ
そして強い^^
紀さんは あと何年野球ができるかわかんないけれど より評価してくれる所で(年棒的にも・・・)
やっていくってのは プロとして当然なんだと思うな~^^
落合監督の紀さんへの言葉には とっても優しさを感じる私です

勝負の世界に生きる男って ええわぁ~^^うふっ
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Thanks 謝謝 (オレ竜)
2008-12-14 18:49:35
あははは あやさんらしいねぇ~
「勝負の世界に生きる男って ええわぁ~」と。
(笑)

映画 極道の妻の イメージみたいだぁ~(笑)

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