熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

中国の首都は北京から西安へ? そんな噂が。

2008-12-04 | 水について

これは中国人から聞いた訳ではないが、 現在の中国の首都は北京。
将来的には北京から西安への遷都が水面下で計画されているとか。
未だに公式に流れているニュースではないから、あくまでも噂の範囲だが。

今回の私の中国出張の時に、上海の中国人の社長に会食時にこの遷都の件を
聞いてみたが、全然そんな事は聞いていないという事だった。

私が或る人から聞いたこの噂は、今年の日本で行われた「洞爺湖サミット」で
アメリカのブッシュ大統領が日本の福田首相に耳元で囁いた内容が、
「 もうすぐ中国の首都も北京から西安に変わる事だし・・・・・・」 という事
だったらしい。

中国で水面下で進められている事を、国際情報収集能力に長けたアメリカの
ブッシュ大統領を知っていたという事になると、
私としては、「これはありうる話かもと」思いたくも成る。

何故、首都を北京から西安に移す必要があるのか?
それの一番の原因は 「水」の問題であるらしい。 即ち「水不足」である。
北京オリンピックが開催された時も「水」不足が問題になった。
「南水北調」という一大プロジェクトで、中国・華南地方の水を大運河を作って
それで水を北部へ運んでいる国であるから、もともと北京がある北部は降水量も
南部に比べて少ない。 確か以前に北京の年間降水量を調べた時、
日本に比べて半分くらいだったような記憶が。

これから更に人口も増え、人々の生活レベルも上がってくると、ますます水の
使用量は増えていく。  水の問題で遷都もというのは、日本人にはなかなか
理解は出来にくいかもしれない。
なにせ、 「今までのことは水に流す」と言うくらいに、水は潤沢にある日本人からは
理解できなくても当り前。
これが中東のアラブの国だったら、「今までの事は油に流す」と言うのかな?(笑)
中東諸国も水は貴重で、油だったらそれこそ「湯水のごとく」あるのだから。

この「水」について大紀元時報に、私の興味ある記事が。
世界の水戦略、日本はシンガポールに学べ - 大紀元時報 
(記事引用)
【大紀元日本11月29日】非営利特定法人「日本水フォーラム」は27日午前、都内永田町の都市センターホテルで国際フォーラムを開き、国内の有識者として元国連テクニカルアドバイザーで国際水ジャーナリストの吉村和就氏(グローバルウォータージャパン代表)を招き、過去から現在そして未来に渡るシンガポールと世界の水戦略をテーマに講演と活発な討論が行われた。

 吉村氏は、先日韓国環境省の招きで渡韓し講演を行った際に聴衆400人余が詰め掛け、韓国が官民連携で国策として水ビジネスに本腰を入れ始めていることを指摘、あわせて韓国サムスンの携帯電話が米国でシェア第一に輝いている陰で、その部品の95%は日本製であり、日本は良い部品を作っているにもかかわらず、それがビジネスとして成立していないことが日本経済低迷の原因だと分析した。
        ( 中  略 )
過去50年間で、世界の人口は2倍になり、水の需要はそれにも増して4倍になり、今後は2025年に人口は80億人に、さらに水の需要は1.5倍になると予測、その時点で最も負荷のかかるのがアジア地域で、人口の爆発と経済発展、さらには生活の衛生化(風呂や朝シャン)などで水が不足するだけでなく、さらには世界的傾向として、水質の汚濁、地下水の減少、温暖化によるゲリラ雷雨などで危機的な状況が訪れるという。

 こうした世界的な水不足の傾向を受け、世界の水ビジネスは年6%の成長をしており、ベストシナリオで12%、海水の淡水化ビジネスは年14%、水のリサイクルは米国内で8.8%と好調だ。世界各国は、将来的に水のリサイクルを視野に入れており、現在20%のリサイクル率を30%にしたい意向だ。例として、オーストラリアは2015年までにリサイクル率を30%に、中国は北京などの北方の都市で20-25%、福建省など南方の都市で15%にまで高めたい方向だ。

 現在、世界の水メジャーは、フランスのヴェオリア社、スエズ社、英国のテムズ社が有名で、それぞれ「水商売」で1兆円以上規模の事業を行っている。新興のシンガポールは、ケペル社とハイ=プラックス社が台頭しており、これは「日本に学べ」と叫び続け、政権を31年間担当したリー・クウァン・ユー元首相の経済政策の結果だ。同国は、積極的な外資の導入と外国人技術者の招聘で、現在は国際競争力が世界第1位となっており、アジア地域で第6位、世界では第22位にまで競争力が落ち込んだ日本は、既にシンガポールについて学ぶ側になっている。


【熟年ドラキチ】
20世紀は「石油の時代」としたら、21世紀は「水の時代」と言う人もいる。
水の確保のために、国同士が争いを起こす事もありうると。
人口が増えると、それに伴い水の消費量は倍々ゲームのように増えていく。
経済成長と共に、上の記事にあるように、一人当たりの水の消費量も増えてくる。

日本は年間降水量も多い上に、更に水を輸入している。
それは外国産のミネラルウォーターを意味しているだけではなく、
それよりもっと大量に、農作物を通じて「水」を結果的に輸入している事にも
なる。 例えば、小麦、トウモロコシ、大豆、フルーツ、野菜、肉etc、全ての食料品
には「水」が含まれている。
食品とともに世界の水も一緒に輸入している事になる。

私自身、水に個人的に興味を持ち出したのは、ここ3-4年前から。
海外の水事情に触れるにつけ、日本では感じづらいような危機感を
水に対して将来的に感じたからである。

今は海外10数カ国に独自に根を張ったお客さんを作って、小さい業界ながら
国際的に仕事をしている私だが、海外に行くたびに、将来はこれらの海外の国々
の人達の「水事情の改善」に関われる仕事ができたらなぁ~と、
よく思うものである。 私が知る限りでは、水関連の技術では日本は完全な先進国。
というより完全に先頭を走っているような気がする。
大きな水プラント施設のようなものは大規模すぎて私には関係ないが、そんなものは
大企業に任せておけばいいのだが。
今、私はある業界に向けて売っている機械のように、小型で、しかも数年おきには
修理メンテナンスが必要というものであれば、充分に海外の水事情改善に私も
貢献できるのではと考える事がある。

と、海外行くとこの様な思いについ駆られてしまう。
今回も中国の各地のホテルでの水は、当然直接飲めるところは何処もなし。
日本に帰ってきて、水道の蛇口をひねり、当り前のごとくその水を飲める国は
やはり素晴らしい国であると共に、そんな飲用の水をトイレを流すのにも
使っている事は何か「モッタイナイ」気もするくらいだ。

中国の首都北京の遷都の噂話から変な話になってしまった~~~。(苦笑)

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台湾の家の屋根の上に ○○○

2008-05-22 | 水について
去年台湾に出張して、台湾の取引先の社長の家に行った時の話。

台湾に行くと誰でも目にすると思うけど、家の上にシルバー色したタンクが
どの家にも設置してある。大きさはざっと200リッターくらい入りそう。
水道水からの配管がその屋根の上のタンクに繋がっており、そのタンクに
溜められてから家の中に水が行くようになっている。

その社長の家で、社長自ら台湾式でお茶を私に振舞ってもらったのであるが、
その時のやり取り。

 私 “ この美味しいお茶はあのタンクの中の水で入れたんですか? ”

社長 “ いいえ、あのタンクの中の水は普段は飲み水には使いません。
     台湾の水道水は汚くて、普段は飲みません。
     この茶の水はこのスタンド式サーバーの水です。“
 
私 “ じゃぁ あのタンクの水は使っていないんですか?”

社長 “ いいえ、トイレとか洗濯、そしてお風呂に使っています。”
 
私 “ 台湾の人は皆そうなんですか? ”

社長 “ 今はこうやって20リットル入りのサーバー用の水を買う人が
     多くなりましたが、中にはタンクからの水を一旦沸騰させてから
     飲んでいる人はいます。“

私  “ そうであれば、別に屋根の上にタンクが必要でなく、水道の配管だけで
     いいんじゃないですか?“

社長  “ いや、 台湾は日本よりも降水量が多いですけど、台風も多く
      土砂崩れとかで、よく水道が止まるんですよ。
      だから、そういう場合に備えて、タンクにいつも水を溜めて
      いるんですよ。“

私   “ なるほど”

社長  “ でも可笑しいでしょう? 降水量が多いのに水不足になるなんて”

とこんなやり取りを。

社長自らこだわりをもって、専用のお茶の器も用意していただいたお茶の味もさることながら、 私はその時に日本よりは台湾のほうが災害に対して危機管理が進んでいるなぁと。



やっぱり困るのは 水

2008-05-22 | 水について
中国の四川大地震の被害が毎日ニュースで報道され、被害の大きさ、
地震災害の怖さを改めて思い知ることに。

阪神大震災の時もそうであったと聞いているが、今回の四川の大震災でも
実際に現場で一番困るのは水ということらしい。
それも飲み水ではなく、トイレに流す水。
聞くところによると阪神大震災の時、トイレに流す水がなく、
トイレも非情に汚くなり使うことも出来なくなったと。

地震により水道管からの水が止まると、給水車からの補給を待つしかない。
限られた配給された水をトイレにはなかなか使えないし。
普段はトイレの水は6リッターから13リッターを1回で使う。
家族4人で1日延べ8回位に抑えたとしても、48~114リッターが1家族1日で
トイレだけで必要になる。
これを2リットル入りのペットボトルの水に換算すると、なんと 
24本から57本も。

確かにこれだけ必要となると、震災時にはトイレに困るのも十分頷ける。

人が生きていくのに必要な飲み水は 1人1日3リットルとか。
飲み水だけであれば、先の4人家族の例で言えば 1日に2リットルの
ペットボトルが6本である。

ということは トイレには飲み水の4倍から9倍強必要?

毎日私はそんなことも考えずに、トイレの水をジャージャー流しているけど、
いざ、震災になったら困る一人になるのは今のところ間違いないなさそうだ。

外国ではトイレに流す水に、飲用の水道水を使っているところは極めて
少ないらしい。
どうも日本だけだと言っても良いくらいという人もいる。

水で頭を冷やそうかな(笑)

2008-05-15 | 水について
ドラゴンズも今日は変な負け方をしたし、
ちょっと頭でも冷やせる話題でも。 

人間の体の半分以上は水分だって。
そして地球の約7割近くは水に覆われていると何かの本で読んだ記憶が。
若干、その数字の記憶には自信が無いが。

そして21世紀は石油に変わり、水の争奪戦の世紀といっている人も。

日本は降水量も多く、昔から水は豊富でタダなもの。
最近でこそミネラルウォーターを買う時代になって、事情は少し変わりつつあるが。
私の海外生活や出張の経験からして、蛇口から出る水を日本みたいにそのまま飲めた国は、どこだったろう?
ヨーロッパも、アメリカも飲めなかったし、中国なんかは見るからに汚そうな水。
東南アジアでは 歯磨きの時の水も用心を重ねて、ミネラルウォーターでした
記憶も。

だから日本の水は安くて美味しいと思っていたが、最近少しその認識を変えつつ
あるというか。
それは、ある知人との話の中で、
 ”日本人は他の国に比べ大腸がんになりやすい、それは風呂に入る習慣が
  あり、お風呂に使っている時に、肛門から風呂の水の中の成分の塩素を
  吸収しちゃうからだよ。 日本の水は塩素消毒しており、塩素の含有基準が
  他の国より数段高い”

 ”アトピーとかも この水の塩素によるものだと”

私は医学的な裏づけを調べたわけではないが、 確かにこの知人のいう事は
正しいかな~と情緒的に受け止めている。

それ以来、水道よりも塩素の含有率が更に高いプールなんかには
入る気すら起こらなくなってしまった。
考えてみれば、あのプールのカルキ臭、 塩素がいっぱい入ってますよ~と
表現しているようなものだよね。
ただ 塩素消毒をしないと、水の殺菌が出来ないから、大腸菌とかが
ウジャウジャして、そちらのほうが更に悪いから、塩素消毒が必要な訳なんだよね。

で、浄水器か活水器を調べてみたら、なんか怪しげな物みたいなものが
多そうな感じもするね。
去年 世間を騒がせた某大臣は”何とか電解水”とか言って、
庶民感覚とはまるっきり離れた金額のことを言っていたし。

売り方も、量販店に売ってるものから マルチ商法までいっぱいあるし。

何が本物で何が偽者かわからなくなってしまっている。

いや、むしろ浄水器の訪問販売とかと聞くと、思わず身構えてしまう
傾向すらあるんじゃないかな。

いずれにしても 水は人間にとって必要で大事なもの。

だから、この浄水器については、セオリーとは逆に”良貨が悪貨を駆逐”
して欲しいね。 そうなれば私も変なものを買わずに済む。 (笑)