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ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

地球温暖化がしきりに叫ばれている (2)

2008-07-06 | 亀君の”地球環境問題”

ブッシュ政権のこの急な政策変更”バイオエタノール燃料化”は
アメリカだけでなく、この影響は南米の自然環境も大規模に破壊
し始めてる。 

エネルギーを化石燃料(石油)から頼っていると、地下にあった
炭素を燃焼させてCO2を大気に撒き散らすから、
トウモロコシみたいに成長の過程で大気からCO2を吸収したものを
エネルギー源にすれば、たとえそれを燃焼させても+-はゼロだ、
ということで化石燃料(石油)からバイオエタノール燃料化に
舵を大きく切り、地球温暖化防止の対策としたはず。

ところが、ブラジルをはじめアマゾン川流域で、今何が起こっているか? 
熱帯雨林が次々と焼かれて、トウモロコシ生産のために農地に変えられている。
これは人工衛星からの写真でも明確に確認できる。

何のためのバイオエタノール燃料化? 

地球温暖化防止→CO2削減・吸収ではなかったのか。 

CO2削減・吸収には森林が物凄く大きな役割を担っているのは
周知の事実、世界の常識、いや、絶対真実。
CO2削減・吸収を目的としながら、今ある熱帯雨林を次々と焼け払い、
熱帯雨林を消滅させている。
日本でもお馴染みであるが、大企業が環境経営の立場から、日本や
外国において植林活動をしているのであるが、片一方でそれらの努力を
嘲笑うかのように、”もっと大規模に熱帯雨林の破壊”が行なわれているのである。
この熱帯雨林の破壊は、CO2吸収能力の喪失に留まらず、
生態系の大破壊でもあり、影響は計り知れない。
まず言えることは、今問題になっている”気候変動”をさらに大きく増幅
させる事は間違いない。

NHKスペシャルで今日やっていた番組では、大都市東京はいよいよCO2削減の
条例を実施するとの事。 これを私は無意味だと言っているのではない。
他のテレビの番組でも、私達一人ひとりが毎日の生活の中で省エネに
努めなければならない。と言っている。 
これも無意味だといっているのではない。

明日から北海道の洞爺湖でサミットが行なわれる。
地球環境問題が重要議題に挙がっているが、各国の取り組みや
数値目標をどうするかということで、色々議論されているようである。
”サミット”それは頂上という意味である。
世界の”頂上の人達”が集って行なう会議であれば、
まず大局的に地球環境、地球温暖化防止を捉える、英知の会議に
して欲しいと私は切に願う。 

どうも”頂上の人達”が地球環境問題を議論する彼らの腹の内に、
この地球環境問題をいかにビジネス(金儲け)にしようかとという
黒い物があるような気がするのは、 私(亀君)だけかなぁ~?  


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地球温暖化がしきりに叫ばれている (1)

2008-07-06 | 亀君の”地球環境問題”

昨日の夜のテレ朝でやっていた古館の地球環境についての番組と、
先程までNHKスペシャルでやっていた、これもCO2削減の番組を
見て、私(亀君)は小さい頭ながらイロイロ考えたのだが。
”どうもしっくり頭に入ってこないというか、スッキリしない気持ちが。”

私は決して、”地球温暖化なんかどうでもいいじゃなかぁ~”と
思っている訳ではない。
私もこの地球温暖化問題は、人類にとって大事な問題で、
今までの色々な番組や本などによって、地球温暖化によって
起こっている問題等も理解をしているつもりであるし、
しっかり取り組んで解決していかなければいけない問題であると思っている。

昨日のテレ朝の番組では、グリーンランドの大氷河が温暖化の影響で
過去にないスピードで溶け出している事や、アメリカでは温暖化による
気候変動で、トルネード(大竜巻)の発生が今年の5月までに、
既に例年の1年分が発生してる。 さらに悪い事にはこのトルネードが
発生して被害をもたらす地域が、アメリカのいわゆる”穀倉地帯”で
ミシシッピイー川の大洪水という災害も起こし、全アメリカの収穫量の
30%強の被害をもたらした。
またしても、小麦、大豆やトウモロコシ等の国際価格を押し上げる事が
起こってしまった。 パンや豆腐、しょうゆ・味噌、牛肉・豚肉・鶏肉の値段が
また上がってしまうのか?

温暖化→気候変動→トルネードの大量発生→大災害→食料高騰。

故に、地球温暖化の影響は日本の私達にも、もう身近に影響を被っている
極めて大事な問題でもある。
テレ朝の番組では、ちょっと違う図式で説明していたが。

地球温暖化防止→化石燃料(石油)の使用を削減→バイオエタノール燃料化→
→小麦減産・トウモロコシの大増産→トウモロコシの燃料化→
→食用トウモロコシの減少・高騰→アフリカの人々の食糧難

京都議定書に参加しなかったアメリカが、いきなりバイオエタノール燃料に
舵を切ったことにより、アフリカに食糧難を起こしている。
アメリカではこのバイオエタノール燃料特需により、農家が価格高騰により
大儲け。 田舎の農家たちの町に儲けを謳歌する”カジノ”まで誕生。
片やアフリカでは食料難で苦しんでるのに、片やアメリカではトウモロコシを
食料ではなく燃料に回し、優雅に栄華な生活を楽しんでいる。
そんなアメリカに自然はトルネードという”鉄槌”を加えた。

いくら地球温暖化問題の重要性を訴えたいとは言いながら、
ちょっと短絡的な展開の感がした。
トルネードや大洪水の被害にあった”栄華な生活”にありつけた農家の
落胆した姿も紹介されていた。

京都議定書の決定は、アメリカの経済活動を阻害するとして、
それに加わらず、 急にこの2年で”バイオエタノール燃料化”に
アメリカの国の舵を取ったブッシュ政権に、アフリカの食糧難の
原因を求めるべきである。  (2)に続く( to be continued 2 )


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