(記事引用)
中日の吉見一起投手(24)は3日、名古屋市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2600万円増の年俸3800万円でサイン。先発と中継ぎにフル稼働して2ケタ勝利を挙げた活躍を評価された一方で、球団側からは今季未勝利に終わった巨人、阪神の両カードで勝利を重ねることをリクエストされた。ライバル両球団に強い川上憲伸投手が来季「竜投」から抜けることもある情勢。吉見にはケンシンのような大黒柱に育ってもらいたいのだ。
開幕前は1軍の当落線上で、もがいていた右腕が大躍進した。その成績を高評価され、吉見が2600万円の大幅アップを勝ち取った。
「思ったより上げて頂きました。満足です。来季は1年間しっかり1軍で投げたい」
笑顔の中に、竜投手陣を支えていく自覚がのぞいた。入団から2年間で1勝止まりだったが、3年目の今季は先発、中継ぎとフル回転し、10勝3敗と大きく勝ち越した。
チームに貢献できたという自信を胸に、1時間15分にわたる契約更改交渉で思いをぶつけた。先発とセットアッパーの“一人二役”を果たしたことや、クライマックスシリーズ進出を争う天王山の広島戦(9月21日・広島)で好投した点をプラス材料として主張。これに対して、球団側は「若手投手の中では一番の貢献度」(井手取締役編成担当)と最大級の評価を示し、当初の提示額より若干ながら上積みして働きに報いた。 ( 中 略 )
年俸が大幅に上がっても慢心はない。郷里の大阪には年末ギリギリまで帰省せずに、名古屋で自主トレを続ける。年明け早々には古巣のトヨタ自動車のグラウンドで汗を流す予定。
「何もしていない」 朝倉、潔く一発サイン-中日スポーツ
(記事引用)
中日の朝倉健太投手(27)と中田賢一投手(26)が3日、名古屋市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、朝倉は2500万円減の年俸9000万円で一発サインし、中田は1500万円減の年俸7000万円に態度を保留した。先発ローテーションの柱として期待されながら不本意な成績に終わった両右腕に対し球団側は容赦なかった。
覚悟はできていた。どんな金額を提示されたって構わない。朝倉は早くから心を決め、球団事務所に足を踏み入れた。
「最初から何も言うつもりはありませんでした。何もしてないのに保留なんてかっこ悪い。男らしくないから、1発で押そうと思ってました」
【熟年ドラキチ】
入団して2年間で1勝の吉見が、3年目の今年は10勝とブレーク。
本当の勝負は来年であろう。 来年がいわゆる「2年目のジンクス」の年にあたる。
1年だけ10勝して、その後あまりパッとしないピッチャーはよくいる。
朝倉も10勝以上勝った年もあったのだが、その後2-3年は低空飛行で
連続して活躍できるようになったのは去年の事だった。
そしてもう大丈夫だろうと思われた今年は、血行障害という故障でリタイアした事も
あったが、未だに本当のチームの中心ピッチャーになり切っていない。
その意味では中日に入団以降、着実に勝ち星を安定的に重ね続けてきた中田の
今年の不調ぶりは、ちょっと予想外であった。 勝ち星は安定的に重ね続けていたのだが、ピッチングそのものは「暴れ馬」と落合監督に評されていた位だから
そんなに安定的では決して無かったが。(笑)
川上憲伸がFA宣言して、ほぼ中日から居なくなる事が確定的な来季、
この上の3人が揃って活躍しないと、まずドラゴンズの優勝は難しいような気がする。
吉見24歳、朝倉27歳、中田26歳と年齢的にも彼らが揃って1本立ちすると、
今年見事にブレークした台湾出身のチェンを加えて、今後また「投手王国の中日」
を確立でき、4-5年は大きな心配も要らなくなるのだが。
逆に、今の状態では川上憲伸ほど計算できる投手は一人もいないと言う事でもある。 だからと言って悲観するには及ばない。
今年のペナントレースで全く活躍の予想もしていなかった(その選手にはちょっと
失礼にあたるが 苦笑)、清水昭や斉藤信介というピッチャーも今年は出てきた。
そして、西武に和田ベンちゃんの人的保障で岡本投手が抜けたら、浅尾や高橋聡
が自覚も出てきたのか、今年は一回り逞しくなった。
野球は何と言っても、先発投手が試合の鍵を握る。
その意味でも、上の吉見、朝倉、中田の3人は是非とも、どんな事があろうとも、
言い訳無用で(笑)、来年は3人とも中心ピッチャーだとの自覚をもって、
大いに活躍してもらいたい。
でないと、来年の私のブログも必然的に書く内容が苦しいものになってしまう。(笑)
頼みますよ~~~~!
世の中にはイロイロな ” オヤジ ”さんが、ブログを書いてますね~^^