熟年ドラキチ  さぁ人生はこれからだぁ^^ 

ドラキチ歴50年、 熟年・「オレ竜」の今日の”脳ミソの中身”

“お気楽な”人達は選ばれた一握りの特権階級かぁ~

2008-07-31 | 人間ウォッチング

私(亀君)は生きていく為に毎日餌を求め、自分の足で歩き回り、
なんとか餌を見つけ歩みは遅いながら生き長らえている。 
餌を見つける歩みを止めれば、それは生きる事の
放棄につながり、
もう生きてはいけない。
極めてシンプルなんです。 
餌(幸せ)のために歩き回る(行動)ことをしているのです。

支持率も30%を割って、なんとかサミットでその低い支持率を挽回しようとした
総理大臣の
福田さんは、結局サミット頼みの支持率回復も巧くいかな
かったみたいですね。
今度は内閣改造をやるのかやらないのかということで、亀君の歩きよりもっと
遅い速さで
内閣改造の決断そのものに時間をかけていますね。
毎日の餌を探すだけでも忙しい亀君から見れば、この総理大臣の福田さんは、
“お気楽な人”としか見えないんですよね。

総理大臣という仕事は自分の内閣支持率を上げる事が仕事なの?

その国のトップとして、国民の生活が良くなる様に政治を行っていくことが
仕事だよね。 内閣支持率が低いというのは、その総理大臣がやっている
仕事が不十分だからでしょう?
簡単じゃないですか~! 国民の生活が良くなるような事をすれば、
今のあなたの悩み”非常に低い内閣支持率”がビックリするような高い支持率
になると思いますよ。

厚生労働大臣の舛添さんも、大臣になった1年前はヤル気満々だったけど、
1年も経たないうちに、自分で言ったことも平気で言い訳で逃れるし、
まるで霞ヶ関の官僚たちに”去勢”された大臣になったと、国民は思ってますよ。

公務員改革と掛け声ばかりは掛けているけど、天下りも、官製談合も、
汚職も真剣に無くそうとはしていないし。
だいたい、天下り先に2年くらい居るだけで退職金を数千万も貰うこと自体
おかしいと思えないのですか?
独立行政法人であれば天下りじゃないということで、独立行政法人を
作っちゃうし。

内閣改造と聞いて自民党の当選回数の多い議員は、次はオレが大臣になる番だ、
とか、うちの派閥からは何人大臣を出して欲しいと言うようなコンセプトで
行われる内閣改造に、国民が期待をすることが出来ると思うのですか?福田さん。

福田さん、あなたが本気で公務員改革をヤル気があるかどうか。
それと勇気を持って実行する覚悟があるかどうかですよ。
誰を大臣にするかという枝葉末節なことより、総理のあなた自身がどれだけの
覚悟があるかどうかを国民は見ているのですよ。

そんな大それた事は色々と調整もしないといけないからといつものように
言うのであれば、早く総理を辞めることが国民のためです。
2年前の耐震偽装問題で、建築基準法の運用が相当厳しくなり、
建築の許可が出るのに従来の2倍3倍の時間がかかるようになってしまった。
役所の言い分では、チェックをするのに時間がかかるからと平然と役人は
言って終わりだけど。  これによってマンション等の建築会社が建築許可が
下りないことにより、どれだけ仕事が無くなったか。
去年から今年に掛けて、建築会社がたくさん倒産していますよね。

耐震偽装問題は重大な問題だという認識はいいのですが、だからといって
許可を下ろすのに時間を掛けていい、それはしょうがないという”お役所仕事”は
どれだけの人達の生活を破綻させたか反省すらしていないのでは?





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落合監督来季も続投決定! 

2008-07-30 | ドラゴンズ

意外だった。今日というタイミングで早くも来季の中日ドラゴンズの
監督がそのまま落合監督で決定するとは。
今日の夕方に、”落合監督の続投決定”のニュースをネットで目にして
正直、私も少し驚いた。

オールスター戦前の恒例のオーナー報告が今日行われ、
その場で中日の白井オーナーから落合監督に来季の監督要請。
面白いものである。2年前も3年間の監督契約が切れる年であったが、
その時はドラゴンズが首位を走っているにも拘わらず、同じオールスター前の
オーナー報告会では、翌年の監督続投については明言を避けて終わった。
確かその年のセリーグ優勝を決めてから、翌年の落合監督続投が決まったと
私は記憶している。

今年は首位には10数ゲームも離され、なんとかAクラスの3位にスレスレで
いるドラゴンズの成績。まさか、こんな状況で早々と来季の続投が決まるとは。
意表を突かれた~~~~(笑)

落合監督の過去4年間の実績から、手腕も素晴らしく落合監督は名監督だ。
と中日の白井オーナーは説明をしている。
確かにこれは否定をできない事実であろう。
しかし、今シーズンのドラゴンズの芳しくない戦いぶりに、この4年間ドラゴンズの
首脳陣入りから遠ざけられていた中日OB連中は、今がチャンスと落合降ろしに
あの手この手、あの筋この筋といろいろと動きもあったのではなかろうか?

一歩間違えば、権謀術数が渦巻く不毛の政治の世界と同じになるところである。
国民不在の権力闘争に明け暮れる政治。
野球だけはファン不在の権力闘争、監督に成りたくてしょうがない人たちの
道楽の世界にだけはして欲しくない。

この白井オーナーは、意外と言ったら失礼だが、この辺のプロ野球のOB選手の
ファン不在の姿勢、考え方をよく理解しているのかもしれない。
ドラゴンズを本当に強くしたいというより、自分が監督やコーチになりたくて
しょうがないOB連中の軽薄な動きをシャットアウトするための
この時期での来季の落合監督続投決定なのか。

ドラゴンズもチーム編成上、過渡期を迎えている難しい時期でもある。
であるからこそ、無意味な権力闘争に時間も選手の関心も削がれず、
来年に向けて今から腰を落ち着けてチーム作りが必要だとの結論が
でたのであろうか。

ファンとしては強いドラゴンズを願っている。
その意味においては、この白井オーナーは大所高所からドラゴンズを考え、
前例に捉われない決断をしたのかもしれない。
福田首相も少しはこの白井オーナーから、大所高所から物事を考え
英断と実行をすることを学んだほうがいいのでは?

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私の寿命は100歳超える?

2008-07-30 | 世の中のこと アレコレ

中国の人民日報の記事に面白い記事が。
”100歳まで長生きする人の10条件”として、次のような事が挙げられていた。

 (1身長の低い人:アメリカの科学者によると、人類には生存に最も適した背の高さがあり、
    男子は165168センチメートル、女子は159162センチメートルである。 

 (2)小太りの人:アメリカの科学者による、体重と寿命との関係を調べる600万人の調査で、
    小太りの人は体力エネルギー、病気への抵抗力が痩せている人に比べ強く、
    したがって寿命が長いことがわかった。

  
(3)頭がはげている人:男性ホルモンの分泌が旺盛で、活力があふれているため、
    平均寿命が長い。

  
(4)耳たぶの長い人:耳たぶの長い人の多くが長寿なのは、漢方で言う「腎気(成長、
    生殖などの生命エネルギーを指す)」が旺盛なことと関係する可能性がある。

  
(5)腰周りの細い人:70歳以上の人の中で、腰周りの細い人は全体の95%を占め、
    かつ心臓血管関係の病気も非常に少ない。

  
(6)第一子目の人:中国のデータでは、第一子、第二子の人の寿命が長いことが明らか
    になっている。90歳以上の高齢者グループのうち、これらの人は60%を占め、
    100歳グループになると77.3%を占めることがわかった。

  
(7)居住環境に植物が多い人:物質的な生活条件は同じでも、常に緑や花に囲まれて
    仕事をする植木職人は、花や木が少なく、空気が汚れてにぎやかな場所に
    住む人と比べて、平均7年は長生きする。

  
(8)夢をよく見る人:日本の研究者は、人の脳の中には睡眠に影響する物質睡眠誘発
    ペプチドが存在することを発見した。夢を多く見る人はこの睡眠誘発ペプチドが
    少ないので長生きをする。

  
(9)血液型がB型の人:血液型がB型の人は温和で物静かであり、ゆったりと落ち着いて
    いて、争うこともあまりしない。長寿の人の中でB型の人は83%を占める。

  
(10) 血圧がやや高めの人:フィンランドの医師は、80歳以上の老人の血圧の多くは
     16090前後が多く、長寿率も血圧が12070の人に比べはるかに高いことを発見した。

上の10の条件のうち、7つの条件が私に当てはまる。
私の寿命は100歳を超える可能性が高いのか?
ということは、私はまだまだ50歳過ぎ。 今は人生の中のまだ半分だぁ~。

念のために断っておきますが、(3)の項目は残念ながら私は満たしていません。
(笑) まだまだ床屋さんも仕事の遣り甲斐を感じる量の髪が頭の上にのっています。

中日ドラゴンズの和田選手は長生きできそうだ。
あ、それとカツラを作っているアデランスなんかは、お客が長生きするわけだから
カツラの買い替え需要もあり、今後益々成長を期待できる会社かも。(笑)

普段は奇人変人扱いされてる私の同胞の”B型”のみなさん、
どうも長生きできる可能性が高いですよ~。(笑)


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見たぞ! これぞプロの意地! 中村紀

2008-07-29 | ドラゴンズ

昨日はまったく不甲斐なかった浜松でのドラゴンズ。
昨日の夜からネットのニュースで私の心には気がかりな事があった。
それは昨日の浜松の試合前の雨の中の練習で、
中村紀が自分の足の不調から、試合前の落合監督の”雨中のノック”を
受けるのに辞退しようとした。 ところが落合監督は中村紀の申し出を退けた。
という日刊スポーツの記事であった。

昨日の試合で、中村紀は珍しく打席で近鉄時代を彷彿とされる”フルスイング”
をしていた。ラジオの解説の稲葉もアナウンサーも、この中村紀はいつもと
違いますね~と言っていた。
試合が終わった後に、この日刊スポーツの記事を私は目にして、
”そうだったのかぁ~、中村紀は試合前のノックの件から、自分の心の中に
 モヤモヤしたスッキリしないものをもっていたから、打席でもいつもと違う
 力任せのフルスイングをしちゃったんだなぁ~と。”
結果は三振で、自分の気持ちを振り払う結果を得る事は出来なかった。

正直言うと、これで今の低迷ドラゴンズにまた頭痛の種が増えたかなぁと
私は今日の昼間も心配をしていた。 落合監督、中村紀の両方に少しモヤが
かかって今日の試合に臨んだのでは?と。 

今日の豊橋での試合、1軍に上がったばかりの佐藤カバちゃんの先発。
結果的には勝ち投手になれなかったが、なんとか先発は合格点であろう。
それも中村紀の逆転2ラン、とその後の同点ホームランのお陰で。 

その後リリーフした高橋聡が、またまた勝ち越しホームランを打たれ、
私は試合の流れから、そして試合も終盤であったので、
ああぁ 今日もまた負けか~と思っていたところ、
なんと中村紀が今日の試合で3本目のホームラン! 
それも再度同点にする価値ある一発。  

結果的には9回の裏、森野のサヨナラタイムリーヒットでサヨナラ勝ちしたが、
今日のヒーローは間違いなく 中村紀。
逆転2ランと、2本の同点ホームラン。 見事であった! 
流石、地獄を味わった男、中村紀。 
プロらしく結果で勝負をした。 グチュグチュと愚痴を周りの選手に撒き散らさず。

落合監督もプロなら、中村紀もプロである事を証明した。
今日の中村紀のプロ根性を引き出したのは、実は昨日の試合前の
落合監督の雨中のノックだというのは、ちょっとマニアックな深読みになるかもしれないけど。(汗) 

ドラゴンズのレギュラー陣が中村紀みたいな強靭な精神力を持った選手で
占められるようになれば、今年みたいな不甲斐ないシーズンをファンも
経験しなくなるよなぁ~と私は思う。

ドラゴンズの明日を担う若竜選手には、是非、そういう精神面も骨太な
選手になってほしい。

それと対照的な選手は、荒木、ウッズ、井上かなぁ~~~~~。
自分がチャンスの打席に、ピンチを迎えているような雰囲気を出して欲しくないよ。


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また暑くなった~  四季と国民性

2008-07-29 | 人間ウォッチング
昨日は雷と夕立で久しぶりに過ごしやすかったのだが、
今日はまたまた真夏真っ盛りの暑い日だった。
毎年の事ながら、夏になると暑い~暑い~言い、
暑い夏から紅葉の秋、そして冬になると寒い~寒い~と震え、
早く桜が咲く春を待つ。
これだけを見ると、まったく進歩のない繰り返しをいつもしているような錯覚に。

しかし、日本で見られるような明確な四季の変化は、我々日本人には
とても有難いことだと私が感じたのは、今から19年前の事であった。

ちょうどヨーロッパから駐在生活を終え、妻と一緒に日本に帰国する途中に
シンガポールに3日ほど、仕事を兼ねて寄った。
仕事はお客さんに挨拶するくらいで、ほとんどがオフみたいなものだったのだが。
シンガポールには私の学生時代の先輩夫婦も駐在していて、夫婦ともども物凄く
お世話になり楽しくシンガポール見物やらショッピングも楽しませていただいた。 

5年ぶりくらいに会う先輩と、酒も飲みながらいろいろ話をしていた時、
お互いのこの5年間の間の思い出話の花が咲いたのだが、
どうもシンガポールの先輩は、
 ”あの出来事はいつ頃だっただろうか?”と時が思い出せないのである。

お互いまだまだ30代で、呆けるには早すぎる年頃だし(笑)。
同じドラゴンズファンで気心の知れた先輩であったから私は、
”Yさん(先輩)、 最近ちょっと記憶力が以前より落ちたのではないですか?”と
まったくのストレートの直球で聞いたのであった。

するとY先輩は、
 ”シンガポールは日本と違って四季の変化もなく、年がら年中真夏なんだよ。
  だから一年の経過が気候的にいつも同じでメリハリがなく、
  あの出来事はいつだったかなぁ? と 記憶しにくいんだよねぇ”と。

私もそれを聞いてなるほど~と、思ったものだった。
確かにいろんな出来事を季節とともに記憶する習慣が、私にもあるなぁ~と。
あれは暑い夏だった、 とか あれお正月の後の寒い冬だったとか。
先輩の言葉を聞いて、新たな発見とともに、先輩が呆けているのではないということに安心もしたのだった。

この季節や天候は、このように記憶だけでなく、国民性にも大きく影響を
しているなぁ~とも私は思う。
今までの私の仕事での経験上では、デンマーク、ノルウェー、スウェーデンの
北欧の人は寒い長い冬を過ごさなければ生きていけないので、
冬に予め備える習慣が出来上がっている。だから準備とか計画とかを
入念にして備える。 
仕事でこれらの人たちからの注文書は、完璧に仕上げられていることが多く
受注するときでも楽であった。

一方、同じヨーロッパでも気候的に暖かいイタリア、ギリシャのお客の注文書は
まことに不十分な明細のものが多く、 アバウトであった。
受注の時にはその場で思い出して慌てて追加をしたり、機械部品でも
機械のメーカー名や製品番号を一切調べず、現物を私の目の前に差し出し
”これが欲しい!” とか。
このような傾向は暖かい東南アジアのお客も同様であった。

やっぱり暖かい気候のところに住んでいる人は、いつでも食べ物が外の木とか
畑になっているし、 寝るのも暖かいから場合によっては”野宿”でも生命の危機
にかかわることがないから、いつも”出たとこ勝負”が出来てしまう。
北欧なんかでは、夏の間に冬の準備をしておかなければ、厳しい冬を無事に
越すことはできない。 まして野宿なんか、もっての外。

寒い地域の人は、計画的で準備も予めする。 ただちょっと陰気な感じも。
暖かい地域の人は、楽天的であまり準備をしない。 人間は陽気である。 

そういう意味では日本は暑い季節も、寒い厳しい冬もあり、そして過ごしやすい
春や秋もある。  気候的には極めて恵まれているかもと私は思ったのである。
でも、私の人間としての傾向性はどう見ても、暖かい気候の国民性であることは
間違いなさそうである(笑) 



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プロ意識に徹して欲しい! 浜松のドラファンが可哀想~

2008-07-28 | ドラゴンズ

今日はドラゴンズの主催ゲームで場所は浜松。
明日は同様に豊橋。 オープン戦か今日みたいな公式戦は地元の人に
とっては年に数回のドラゴンズのプレーを生で見れるチャンス。
きっと今日浜松球場に行ったドラファンの中には、わざわざ会社の休みを
取っていった人も居たのではなかろうか?

長い公式戦だから当然勝ちもあれば負けの試合もある。
しかし、今日の試合は随分前からチケットも手に入れ期待に胸を膨らましていた
ドラファンには全く盛り上がりに欠ける試合ではなかったろうか?
決して勝ち負けだけでこんな事を言っているのではない。

もう何回もこのブログで私は書いているが、ドラゴンズの選手にもっとプロ意識を
もって欲しい。 プロ野球は客商売だ。 ファンあってのプロ野球。
こんな試合を浜松(たまにしか試合をしない)でもするくらいだったら、
もう2度とナゴヤドームでの勝ち試合のヒーローインタビューなんかで、
”ナゴヤドームに来て応援してください~!”という事を軽々しく言わないでほしい。
むしろ、何故球場にお客さんが来てくれないんだろうか? ともっと真剣に
プロとして悩む必要があると思う。

ファンは当然、試合に勝って喜ぶ。 だからといって毎年優勝しなければいけない
とは思っていない。 もちろん連覇もして欲しいが。
自分の応援するチームがたとえ負けていても、ファイティングスピリットに
溢れた試合をしていれば、ファンとしても納得もするし明日への希望もそのチームに
託せるというもの。

甲子園の高校野球は、プロ野球は余り好きでもない人でもファンとして
熱心に応援されている。 体力的にも技術的にも当然プロ野球から見れば
劣っているのは明らかなのに。  高校球児はアマチュアなのに。
何がそういう熱心なファンを惹きつけているのだろうか?

プロとして野球を職業としているのであれば、今日の不甲斐ない試合は
明日のファン減少に繋がると言う危機感はないのだろうか。
ナゴヤドームと違って、浜松とか明日の豊橋、夏前で言えば北陸シリーズ、
いずれの球場も満員にしているドラファンの気持ちをもう少し解ることが出来る
プロ選手になって欲しいと思う。

一番のファンへのサービスはグラウンドでのプレーですよ。

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27時間テレビは“笑顔”がテーマだったみたいだが。

2008-07-28 | 人間ウォッチング

この週末にフジテレビで放送された27時間テレビ、さんまは最後まで元気に
喋って、無事に総合司会の大役を果たしたみたいだ。
53歳の年齢にも拘わらず、よくもまぁ~あんなにハードな仕事が出来たものだと、
私は改めて感心した。 
ただ、この長時間番組全体の私の感想としては、少し物足らなさを感じた。

それは大きく分けると2点に集約されたかなぁ。
1つは、あの一世を風靡した“オレ達ひょうきん族”への回帰色がちょっと
強すぎたのでは
ないかなと。 
さんま・たけし・紳助という現在のお笑い界の大御所を産み出したといえる
“オレ達ひょうきん族”がフジテレビにとっても大いに誇れる“笑い”の原点だ
という自負も
解らないでもないが。
さんま・たけし・紳助らの大御所と、今のお笑い界で活躍する若手芸人をあれだけ
大集結
させての27時間という番組。 確かにさんま個人の芸に由来する笑いには感服さえしたが。
“懺悔”の水掛けも懐かしかったが、所詮20年前に一世を風靡したものである。
20年前の私の若い頃、ちょうど会社の寮の風呂場でこの懺悔の水掛を真似て、後輩たちを水浸しにさせた思い出もあるが。 若さゆえの”無茶”とその当時の流行に
便乗した”ノリ”でやってしまったのだが、当時はこの悪ノリも皆で楽しんで”馬鹿を”
してたで笑い飛ばして済んでいたものだった。 (苦笑)

しかし、20年後の今の時代だったら、笑い飛ばすだけでは済まない時代に
なったかなぁ~と。
まぁ、この懺悔の水掛けより、私の心を曇らせたのは、さんまの車と、岡村の車に
たけしが20年前と同様に、ペンキを塗りたくったり、動かして凹ませたりしてしまう
シーン。 今の時代だと”笑いの世界”の事と済ますわけにはいかないくらい
日常でもありうることで、テレビを見ていても快く笑うことは出来なかった。
20年前は”笑い”に出来たことも、今では時代が違うのかな~と。

もう一つの点は、あれだけ今のお笑いの世界で活躍している若手がいっぱい
出演しているのだが、さんま・たけしの前では萎縮している感じが強すぎた。
20年前には、さんま・たけしもお笑いの若手だったが、萎縮するというより
新たな笑いに挑戦していた感じがあった。 少しは従来の”お笑いの世界”
から見れば、”異端”と思われるような方向にも果敢に踏み出していた感じがする。

先輩を見習って芸を盗もうとする素直さももちろん大事だが、
自分らしく自分の個性を徹底的に追求していく頑固さ、斬新性が
大御所の前では全く見受けられなかったのが、私としてはちょっと寂しい感じが。

昨日の時点ではこのように感じたのだが、あと10年もすれば
あの若手の中から大御所的存在になる芸人が出てくるのだろうなぁ~
果たして誰だろうか?

 

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ついに200勝に王手! 山本昌

2008-07-27 | ドラゴンズ

連敗中の甲子園での阪神戦。
今日の先発は200勝にあと2勝と迫り、戦う目標も明確にある山本昌。
相変わらず先制の機会があるも、得点を取れない打線にも落胆せず
なんとか5回を1失点に阪神を抑えた。

湿ってチャンスにも点を取れない打線も、甲子園では勝利を”お預け”に
してきた勝利の女神も、山本昌の200勝達成に向けた強い執念に
動かされ、6回の表についに打線も繋がり大量6点を取って逆転。

その後リリーフの高橋聡が、まったく空気の読めない投球で阪神に3点を
献上し、ヒヤヒヤさせられたが。(苦笑)
浅尾、岩瀬でその後3イングを0封し、これで山本昌の199勝目。
あと1勝だぁ~~~~~ 山本昌!
北京オリンピック前の次の登板で、是非、200勝を達成してね!

今のドラゴンズ、山本昌の200勝達成が一番の目標になってしまっていることが
一番寂しいのだが。 でも、 この目標があるだけでもいいかぁ~~~(苦笑)

私は今日の試合で、私自身の今までのドラゴンズ選手観が見事に
反映されてしまっていた事に驚きともに、やっぱり~よの再確認をしてしまった。
それはどういうことかというと、チームの中には勝負強い選手と、弱い選手が
いると言うことである。 ドラファンとして今までの戦いの中で、私が個人的に
感じてきた”勝負強い”選手は、
  井端、森野、和田ベンちゃん、中村紀、川上憲伸、山本昌、
一方、”勝負弱い”選手は
  荒木、井上、ウッズ。
まぁ~これは私の独断と偏見であるが。
今日の6回の逆転劇に、見事にこの勝負弱い3選手は凡打をしていたのである。
たまたまと言えばそれまでだが。

現在から未来に常に志向するドラファンとしては、数字以上に”勝負強さを”発揮する
選手でドラゴンズのチームデザインをして欲しいなぁと。
試合の行方が決まってからヒットやホームランを打って、最終的にシーズン終了後に
帳尻だけを合わせる選手より、そんな数字より、”ここと言う時に”打ってくれる
勝負強い選手の軍団のほうが、ファンとしても心強い。




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このパワーはいったい何処から? ”さんま”のプロ根性

2008-07-27 | 人間ウォッチング

フジテレビで27時間テレビが昨日の夜から今日の夜10時まで
行われており、いつもの年はあまりこういう長いテレビはそんなに興味も
なく、見ない私だが。
今年は何故だか、昨日の夜も今日の朝や昼も時折チャンネルを合わせてしまった。

そして今日の夜も8時過ぎくらいから27時間テレビのフィナーレにかけて
私は必ず見ると思う。

何が私の興味を惹きつけたか?

”さんま”のプロ根性である。
今年の27時間テレビの総合司会”さんま”のお笑い芸人としての真髄みたいなもの。
とにかくよく喋る、そして周りに目がよく行き届いている。
年齢は53歳。けっして若くないのに、若手顔負けのスタミナである。

昨日スタートした時点から、アクセルは吹かしっぱなし。
これで27時間も”さんま”は持つのだろうか?
と私は昨日の夜に感じ始めていた。
だから、つい深夜の時間も見入ってしまった。(笑)

少しの休憩は取っているにしても、この”さんま”というお笑い芸人は
怪物かとも私は思い始めた。
仕事(お笑い)を食べながら、そこからまたエネルギーを補給しながら
仕事をしているのだろうかとも。

”ヘキサゴン”での島田紳助との掛け合いは、お互いこの道で極めているもの同士
のプロの技をお互いが認め合っている中にも、お互いの微妙なライバル心、
そしてお互いの個性をいかんなく自分らしく発揮していた。

”さんま”にしても、島田紳助、ビートたけしにしても、彼らに言えることは、
若きお笑い芸人に厳しく接しているようにも見えるが、
その若きお笑い芸人から次の時代を背負ってたつ芸人を育てようとしている
姿勢がありありと伺える。
彼らが世に出てきて一世を風靡した昭和55年頃の”お笑いブーム”の時には、
彼らも含め、物凄い数のお笑い芸人がテレビを通じて世の中に出てきた。

長く生き残っていくのがいかに難しいかは、その当時のお笑い芸人の
その後の活躍を見れば解るくらい、お笑いの世界でこのような3人になることは
難しいこと。

最近のお笑いブームで、今も物凄く多くのお笑い芸人が世の中に出てきている。
2年前に活躍した芸人が今ではテレビでもう見なくなったということも。
昨日も今日も多くの若手お笑い芸人が27時間テレビに出ているが、
こんな身近に”さんま”のプロ根性に溢れた芸に接することができる時に、
是非、”さんま”からその芸のエッセンスとも言うべきものを盗み取り、
次代を背負う”さんま”、 ”伸助” ”たけし” が出てくるといいなぁ~~~~と。

でも、決して彼らの芸の真似でなく、芸にエッセンスは盗み取るのだが、
自分らしい芸を磨いてほしい。
”さんま”、”伸助” ”たけし” の3人がそれぞれ自分の個性を大事にしているように。


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重症ドラゴンズ、自ら勝ちを放棄した試合

2008-07-26 | ドラゴンズ

先発中田が今年一番の出来で3回までパーフェクトピッチング。
一方ドラゴンズは初回も2回も無死1-3塁のチャンスを作り、
ドラゴンズさん、早く点を取ってくださいといっているような序盤の展開。
これだけのチャンスを貰っても、ドラゴンズは1点も取れず。

4回の裏、パーフェクトに抑えられていた阪神は、ようやく森野のエラーで出塁。
それでも未だにノーヒットだ。
ご丁寧にエラーで出したランナーをワイルドピッチでわざわざ進塁までさせてしまう。
どうやらここで急に試合展開がおかしくなり、今まで好投の中田も不調の金本に
四球。
続くバッターは昨日の満塁ホームランの関本。
粘れたがなんとか左中間のフライで打ち取ったかと思ったら、
追いついていたセンター小池はレフトの和田と接触で、打球は取れず
左中間を転々と。 なんとこんな形であっさり阪神に2点をプレゼント。

野球の女神は正直に公平に裁定をするものだぁ~
あれだけチャンスも与えても、それをものにしないチームには
いくら寛大な野球の女神も愛想を尽かすのだろうな~
それもエラーみたいな初ヒットで一気に試合を決めてしまう。

この後の今日の試合は、最早見るには値しないような展開に。

ドラゴンズもついに不調の4番ウッズをスタメンから外し、
出塁率の悪い荒木を2番に落とすと言う打線変更も敢行し試合に臨んだが、
中田の好投をもってしても勝てず。
重症に陥ったチームと言わざるを得ない。

今テレビの27時間テレビで、羞恥心が歌を歌っていた。
ここはドラゴンズの首脳陣も選手も、”馬鹿”になって酒でも飲みながら
皆で肩を組み合って、羞恥心の歌でも歌ったほうが、ひょっとしたら
チームはいい方向にいくのではと。 (笑)




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阪神に勢いを与えるドラゴンズ。

2008-07-25 | ドラゴンズ

いくら敵の本拠地甲子園とは言え、今日の試合は情けない。
両チームのエースをぶつけたガチンコ勝負の好試合を
期待したのだが、ドラゴンズの4回の表の攻撃と阪神の5回の裏の攻撃で
最早今日の試合はそこで、The End。

初回にドラゴンズのエラーも絡んで2点は先制されるが、先発川上憲伸は
2回3回と3者凡退で退け、試合は両チームの鬩ぎ合いで展開していくところ
であった。
ドラゴンズには4回の表に、井端の2塁打、そして森野のファーストゴロで
阪神のエラーを誘い、1死1-3塁のチャンス。
ここでバッターは4番ウッズ。 
守る阪神は自軍のエラーで敵のチャンスを作り、非常に嫌なムードで
このピンチに立ち向っていたはずだ。
ドラゴンズとしては最悪でも1点は取らなければ、その後の試合展開に
差し支えるところ。

ドラゴンズのファンの多くも今年のウッズの打席では、
”嫌な結果をイメージ”したのでは?
私も7割くらいの確率で、ゲッツーじゃないかなぁ~と。

人がイメージする力は、やはり現実に反映するのだろうか!
結果は、サードゴロ併殺打で攻撃終了。
この結末により、苦しみかけていた阪神は一挙に苦しみから
勝利への確信へ更に意を強くする事に。

こんな時でも、まずファンがプラス思考で
”必ずウッズはここで打ってくれるとイメージ”をしていたら、
ウッズもちゃんと打ってくれたかな~と。
私は野球の展開とは別に、ファンの私がまずいいイメージを
持たなかったことがいけなかったのか?と 考え始めてしまった。(苦笑)

その後、憲伸も5回の裏に関本に満塁ホームランを打たれ
今日の試合は完全に決められてしまったが、
憲伸を責める気には私はならない。

野球は試合の流れとは、よく言われる。

4回の表のドラゴンズの攻撃が、5回の阪神の満塁ホームランを生んだとも
言えよう。

得点圏打率2割そこそこで、ホームランは21本も打つが打点は45という
4番打者と今年は我慢強く、ドラゴンズ投手陣も我々ファンもお付き合い
しないといけないシーズンみたいだ。 




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ファン作りも大事だよ! ドラゴンズ!

2008-07-24 | ドラゴンズ

今日は木曜日にも拘わらず野球の試合は無し。
月曜が祝日のための変則的なスケジュールだ。
ドラゴンズの試合も無いから、ちょっと普段から感じているファンサービス、
ファン作りについて私が勝手に思う事を。(苦笑)

サッカーのJリーグが出来てサッカーファンが増えた時に、一時期は
”野球離れ”と言われたが、Jリーグが思ったよりはファンを拡大できずに
現在に至っている。 といってプロ野球はこのままでいいのだろうか?

テレビの地上波の放送からは”巨人戦”が最近めっきり減ってきた。
人はこの現象を捉えて、野球人気の低落と言う人もいるが、
これは間違いであろう。
巨人人気が低下しただけであって、プロ野球全体の人気、そして全体での
球場への来客数はむしろ増加しているというデータが紹介されていたテレビ
番組を見た記憶がある。

巨人中心でプロ野球を運営していくという”戦後復興型”プロ野球から
12球団がそれぞれ根強いファンを持って全体でプロ野球を発展させていく
という”民衆健全娯楽型”プロ野球に時代が変わってきたと思う。

その意味では未だに人気はまだセリーグにあるように見えるが、
ファン作り・ファン獲得の為に凄まじい努力を積み重ねてきたパリーグのほうが
一歩も二歩もセリーグより先を行っている感じがする。
福岡のソフトバンク、札幌の日ハム、仙台の楽天に見られるように、
新しく本拠地を構えた所で、着実に地元に根付いた強固なファンを獲得した。

さらにこの今のIT時代に、パリーグの全試合をネットで動画配信を今年から
開始した。 パリーグに出来て、何故セリーグではこのネットでの動画配信を
出来ないのであろうか?
多分テレビでの放映権との絡みであろうとは容易に想像ができるが。

ファンあってのプロ野球。 子供のファンを獲得していくのが重要な事。
これはセリーグの球団経営者に言わなくても、そんな事当たり前だとすぐに返事が
返ってくると思う。
しかし、 ファンを獲得したいのであれば、もっとファンサイドからの目線で考えないと
いけないと思う。

一ファンの私の不満は、 (ドラゴンズファンの立場から言うが)
 1.ラジオはほぼ全試合、最初から最後まで試合を聞けるが、テレビは
   基本的にはナゴヤドームで行なう試合の約70%位しか放送がない。
   それも試合の途中から9時まで。
   極めて中途半端だ。
   スカパーに入れば良いじゃないかとの意見も出てくるが、スカパーに頼る
   時点でフ新たファン獲得には消極的と言わざるを得ない。

 2.野球はやっぱり見るもの。 ラジオで聞くだけでは醍醐味も半減。
   パリーグが既に実践しているネットでの動画配信をすべきだ。
   今の時代、スカパーを見る人口より、ネットを見る人のほうが比較するまでも
   なく圧倒的に多い。 ましてPCも一家に1台の時代から複数台の時代に。
   特にファン獲得で大事な子供については、ラジオでは不十分。
   動画でいつでも最初から最後まで見れる環境があれば、子供も家で
   選手についても馴染みやすい。

   一歩譲って、どうしても無料ネット配信がセリーグで出来ないなら
   1ヶ月300円から500円位に抑えて出来ないものか。
   この配信人口を徹底的に拡大すれば、テレビと同様のスポンサーも
   ついてくるであろう。

 3. 野球場の入場料が高すぎる。 一家4人で球場に行くと2万円近く出費。
    (入場料と球場での飲食費で。 席は内野席)
    これではなかなか球場に何回も一家で足を運ぶのは難しくなる。
    これは野球以外でのナゴヤドームの施設稼働日数を上げたり、球場運営
    の経費も節減して、何とか入場料をまず下げる。

ドラゴンズの選手がヒーローインタビューで決まったように、
”皆さん、球場に足を運んでください~~~”と紋切り型で言っているが、
球場にファンが埋まらないのには、それなりの理由があるものだ。

上に挙げた理由と、ドラゴンズの成績が悪い事である。

球場に足を運んだ事があり、そこで勝利の喜びも味わった事のあるファンは
球場へ行く素晴らしさはもちろん知っている。
ただ、今のままだとファン層も限られたものになってしまう。
このファン層を、パリーグの球団が行なってきて成功しているように
セリーグも心して今からやっていかないと、10年後くらいには
パリーグのファンのほうが多くなると言う事もありうるかも。

 

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野茂引退、イチロー、そして故仰木監督 (2)

2008-07-24 | 人間ウォッチング

野茂が近鉄入団当時の監督は仰木彬監督であった。
昨年多くの関係者から惜しまれながら、肺ガンのためこの世を去ることに。
監督として近鉄、そしてオリックスでそれぞれ優勝を勝ち取った名監督でもある。

この仰木監督だが、決して監督までになる人生は、むしろ地味なものであった。
選手時代は西鉄の黄金時代の名選手であった。
選手を引退して監督になるまでは、物凄く長かった。
コーチ時代ばかりの連続で、三原監督、西本監督、岡本監督のもとで
ず~とコーチばかりであったので、 私自身も仰木監督が近鉄の監督になった時は、
”近鉄も監督をする人がいないから、コーチをただ監督に上げたのか?”と
思っていた。

私にとってそんな”ノーマーク”の仰木監督であった。

野茂投手の近鉄への入団、そして彼を取り巻く悪意の嫌がらせをするチームメイト。
そんな状況が私の関心を近鉄の野茂投手の入団後の動向へ向けさせたのであった。 決して近鉄球団の勝敗に関心を持ったのでなく、野茂投手個人への関心と
興味であった。

仰木監督は野茂投手の素質や力量を見極め、大胆にエース級の扱いを
最初から行ったのである。
そして、野茂投手も自分の力を出し、それに応えていった。

”野茂投手も運が良かったかな?
 監督に恵まれて。 野茂投手に野球界の所謂”常識”とか、権威的な上下関係を
 押し付けることもなく。 野茂投手をアレコレといじって、彼をある”枠”にはめ様と
 しない仰木監督で。”

と私は野茂投手の新人としての1年目の大活躍の時に思ったのだった。
まだその当時は私の中では、”やはり野茂は本物の投手だなぁ、プロに入っても
堂々と自分らしく野球をして。当然努力も人一倍してはいると思うが。
そして、野茂投手もいい監督(上司)に恵まれたなぁ~。”と感じていて、
野茂投手はやっぱり凄い投手だ、一方の仰木監督はいい監督だなくらいにしか、
仰木監督には認識を持っていなかった。

私の仰木監督の認識を大きく変えさせたのは、この近鉄バッファローズの跡に、
オリックスの監督を仰木監督がした時であった。

今では日本人の野球選手がアメリカのメジャー(いわゆる大リーグ)で活躍するの
も珍しくなくなった。 こんな時代が来ようとは私は今から15年位前には
想像すら出来なかった。 
この夢のような出来事を現実に実現させた功労者は、私は ”野茂投手”と
”イチロー”だと思う。 私だけでなく殆どの日本の野球ファンはそのように思っているのではないだろうか。

野茂投手が単身でアメリカのメジャーに挑戦。 所属する近鉄球団と何か折り合いの悪そうな事情もあったみたいで。 野茂自身がそんな日本球界の閉鎖的な所を
嫌い、大きくアメリカメジャーに自らを挑戦させた。
その野茂の挑戦時に、アメリカ大リーグで後の野茂の大活躍を予想した評論家は
私の記憶では誰もいなかった。 
皆が”野茂はどれくらい通用するのだろうか? ”と興味を持っていたのが実態であった。
そして、野茂投手はメジャーでも大活躍し、日本の投手はメジャーでも通用するという大きな実績を作り、後に続く日本人投手のメジャー挑戦の扉を開いたのである。
メジャーへの道を作った、投手の先覚者が野茂投手。

そして、打者のメジャーへの道の先覚者は”イチロー”である。
このイチローもオリックスに所属していた時の監督が、仰木監督で
もしなかったなら、ひょっとしたら”イチロー”という野球選手がアメリカメジャーでも
日本でも脚光を浴びることなく、寂しく活躍の場もなくユニフォームを人知れず
脱いでいたかもしれない。

          (  (3) に続く  )


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勢いを付けようと思った矢先、またこれだぁ~

2008-07-23 | ドラゴンズ

交流戦後に初の3連勝をした昨日試合。
相手は勝ち頭ルイスも欠き、どん底状態の広島カープ。
”ヘタ”さえ打たなければ、自動的に近い形で今日の勝利も計算できたはずだが。

序盤ドラゴンズがリードし、今日も戴きかと思っていたら、
広島の4番栗原の逆転3ランで今日の試合は勝負あり。
ただ、この栗原の3ランだけに抑えておけば、まだまだ回も5回の表だったので、
ドラゴンズにも充分に勝機はあったと思われたが。
先発佐藤亮をリリーフした今年の新人山内荘馬、1軍初登板で緊張感もあったのか
あっさり連打を浴びて、さらに2失点。
2軍でもたいした成績を残していないのに、やっぱり1軍ではまだまだ。

こんな試合展開になると、今年のドラゴンズには劣勢を跳ね返す地力が
ないのが特徴である。
5回の裏に森野のタイムリー2塁打で反撃の狼煙を上げて、期待感に私も
胸を躍らせたのだが、チャンスに和田ベンちゃん、中村紀が凡退で
ほぼ今日の試合はここまで。

昨日好投した長峰も失点をゆるし、続いて投げたネルソンも失点。
彼らリリーフ陣は完全に試合の流れに流された感も。

アクセルを踏んでも、スピードも馬力も出ない感じかな。
新たに1軍に上がってきた選手も、何か光るものが感じられないなぁ。
まぁ 今日のところは負け試合になってしまったからだぁ~と、
取り敢えず私は無理に納得をしておこう~と。 (ちょっと苦しいが)。 

試合を勢いづけられない要因の一つは、やはり4番の得点圏打率の低さに
求められてもしょうがないかな。
セリーグの4番でドラゴンズの4番だけが得点圏打率2割ちょっと。
他のチームの4番は皆3割以上。
チャンスに弱いと言うイメージだけかと思ったら、きっちりデータにも表れて
いて、改めて4番の重要さを認識してしまった。  



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野茂引退、イチロー、そして故仰木監督 (1)

2008-07-23 | 人間ウォッチング

野茂投手が引退を表明。
日本とアメリカでも子供たちが真似をした”トルネード投法”という、
個性的な投げ方を貫き通した投手人生は、投げ方だけでなく
生き方や彼の精神面の強さも、我々野球ファンに魅せてくれたと私は思う。

ドラフト会議で確か8球団の重複指名の末に、近鉄バッファローズに入団。
契約金も新人で始めて1億円を突破した。
これだけ鳴り物入りして入団した新人投手に待ち受けていたのは、
同じ近鉄バッファローズのチームメイトからの妬み、やっかみであった。

私はテレビのスポーツニュースで象徴的でもある、嫌で不愉快な映像を
野茂の近鉄入団当時に見たことを記憶している。
それはまだ野球のシーズンが始まる前のキャンプの時点だったと思う。

鳴り物入りして入団した野茂投手は、まだプロ野球で何もしていないのに
契約金だけで既に1億円。 既にプロで活躍していた近鉄の選手には
これが面白くなかったのであろう。
私が記憶するテレビの映像は、 その同じ球団の近鉄の左腕のエース
ピッチャーA投手が、テレビの取材で”野茂投手はどうですか?”と聞かれて、

A投手 ” 契約金を1億円をもらっているんだから、物凄いいいピッチャー
       でしょう?  活躍して当たり前でしょう。”

とそのA投手の話す表情も悪意というか、意地悪な表情で冷ややかであった。
このA投手は誰もが認めるその当時の近鉄の左腕のエースである。
私はこのテレビの映像を見て、いっぺんにこの投手が嫌いになった。
なんと心の狭い投手なんだろう~。と思った。
仮にもチームでは先輩であり、ましてそのチームのエースである。
所詮この左腕エースは”小さなお山の大将”みたいなエースだなぁ~と。

ただプロ野球の世界は、年功序列の厳しい縦社会。
年齢も上で、ましてそのチームのエースがこんな態度を取るとは、
野茂投手も大変なチームに、くじで当たっちゃったもんだなぁ~と思い、
野茂投手はチームメイトに嫌がらせやら、やっかみで潰されるのではと
私は心配したものだった。
まして、あの独特な”トルネード投法”はプロ野球で通用するのだろうかと
入団前から、賛否両論が挙がっていたし。

そんな私の心配も、野茂投手にはまったく私の杞憂で終わったのであった。
賛否両論のあった”トルネード投法”も周りの雑音には一切惑わされず、
これが自分に一番合った投げ方だとの強い信念で貫き、
妬みややっかみで、冷ややかな同じチームメートからの不親切・意地悪な
対応にも堂々と立ち向かい、見事にその新人の年に大活躍、そして新人王にも
輝き、チームにおいては誰もが認める”エース”になってしまったのである。

一方、野茂投手が入団するまでその近鉄バッファローズのエースであった
A投手は、不思議なものでエースの座を野茂投手に譲り渡しただけでなく、
成績も不調なシーズンを送り始めたのであった。

人間的にも器の大きい”真のエース”が現れたことにより、
今までの器の小さなエースは、その実態を炙り出される格好になってしまった。
これはちょっと酷な言い方かもしれないが。

その後、この器の小さなエースは成績も振るわず、後にセリーグの2球団を
渡り歩くことになってしまった。
この器の小さなエースA投手が、野茂入団当時のテレビ取材で見せた人間の
品性・器の小ささが、その後の彼の野球人生に大きく影響を与えたとも言える。

もちろん野茂投手自身の野球に対する真摯な取り組みと、
強い精神力もあったからであることは言うまでもないが。

それともうひとつ、野茂投手が新人からこのような逆風のチームメイトの環境
の中でも、活躍できたのは故仰木監督の存在もあったからだと思う。

                     ( (2) へ 続く )



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