艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

不況とはいうけどさ

2008年12月12日 22時59分01秒 | 個人日誌
 今日はちょっと真面目な話してもいいですか?

 「いつも不真面目な話ばかりですもんね」って今あべくん思ったしょ?正月飲むときは覚悟しておくよーに。

 大手自動車メーカーとか家電から精密機械まで生産販売する日本を代表する企業が景気悪化の波を受け、相次いで人員削減の方針を打ち出してると、明け方のニュースショーで報道してますね。
 期間従業員や派遣社員が、突然仕事もなくなり、住むところもなくなり、生活できなくなって。内定の決まった新卒も内定取り消しの憂き目に遭い、取り消しどころか辞退してくれと迫られたり。
 ひどいですよね~。

 なんでこんなことになっているのかというと、「今まで企業が利益ばかり優先にしてきたから」とか「上が頭悪いから」とかいろいろ言われていて、僕もまぁ、その辺の意見には反対もしないのだけど。幸い『上』といわれる立場にはなったことがなくて、小学生のときに班長になったのが最高の出世だった僕だし。

 けっこう上は上で大変だろうな~と思う。今日では上という役職ですらどこまで行っても更に上がいて、ヘタしたら僕らよりも危うい立場なんだよね~。危ういってのは「いつ切られるかわからない」って意味で。
 そのなかで、いくら不況でヤバイからといって「自分だけ助かろう」って考えて保身のために下を切り捨てる人間なんて、そんな報道されるほど多くないような気がする。

 たまにさー、「バブルの頃を経験してみたかったよな~」って思う。仕事もあって、仕事すればすれほどお金ももらえて。すべてがうまく回って。
 テキトーな国や企業のツケが、現在働き盛りのこの30~40歳の年代にかぶされる気もしなくもない。
 しなくもないけど、それ言っちゃあ自分の親や親戚の生きた時代を侮辱することになる。
 テレビで評論家あたりが「あの時代は日本中が浮かれてましたからね~」とか言ってるけど「浮かれてんのはオマエだけだ!」。

 どんな時代でもさ~、もうこの国はお終いだ~ってときはあって。たぶん太平洋戦争が終わった直後なんて、みんなして今以上に悲壮だっただろうし。本当の意味で、命はなんとか拾ったけど生活がなくなるって考えて。

 どんなときでもそうだけどさ、被害者意識でいてはいけないね。さ~て明日も仕事しますか。