花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

雑穀屋さんの台所 セゾンランチ

2006-03-15 | 生活、食べ物
 平成18年3月15日(水)

 昨日は熊本市へ出かけました。あいにくの冬型の寒い天気で、帰ったらノドが痛くて、また風邪を引いてしまったようです。
 お昼は知人のお勧めの“キャトルセゾン 雑穀屋さんの台所”と言う自然食・雑穀季節料理店で、シェフおすすめ「セゾンランチ」をいただきました。1,480円です。



 白い大きな皿の料理が本日のメイン料理です。ご飯は雑穀米、発芽青玄米、十六雑穀米など六つの中から選ぶことが出来ます。親切なのは半分ずつでも、三分の一ずつでも自由に入れてもらえることです。私は赤米ご飯、黒米ご飯、もちきびご飯を三分の一ずつ盛ってもらいました。美味しかったので2杯目は軽く雑穀米をいただきました。ご飯を2膳もいただくとは久しぶりのことでした。



 前菜盛りやサラダも自然食への配慮がなされ、客の大半は女性で、中には女子高校生が一人で食べにきていました。それくらい、感じが良く、気楽に入れる店です。店員さんたちはにこやかで、応対も感じが良く、昼時には満席で、しばらく待たねばならないくらい繁盛しています。最後はデザートと有機栽培コーヒーで締めくくります。



 ホテルなどに隣接し、西に坪井川が流れて、今工事中の熊本城も近い、便利な場所にあります。本店はお隣の福岡県久留米市にあるチェーン店です。
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サンシュユ(山茱萸)の花

2006-03-14 | 花・植物・果実
 平成18年3月14日(火)

 今日も雪が舞う寒い1日になりそうです。
 中学時代の恩師T先生の庭では今、サンシュユの黄色い花が満開です。サンシュユは漢字で「山茱萸」と書きます。そのまま音読みしたものです。茱萸は「ぐみ」の意です。秋には長さが1,2センチのグミに似た赤い実を付けるミズキ科の小高木です。



 この黄色い花の咲きこぼれる様は華やかです。別名・ハルコガネバナ(春黄金花)とかサンゴバナ(珊瑚花)と言われる所以でしょう。また秋の果実の様子からアキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれています。いにしえ人はいい名前を付けたものです。



 なお、良く熟した果実から種を取りだし、果肉を日干しにしたものが生薬・山茱萸です。漢方薬として有名です。強壮剤、めまい、耳鳴り、頻尿等広く薬効があるとされています。



 きれいな花には毒があると言われますが、この花から生まれる果実は丸反対ですね。山茱萸の果実酒も年寄りの病後の滋養強壮、疲労回復に、また冷え性や低血圧、不眠症などにも効くとのことです。



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逆光のセグロカモメ

2006-03-13 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成18年3月13日(月)時々

 冬に逆戻り。寒い朝です。最高気温も5度の予報。
 
 西に臨む有明海は午後3時も過ぎると逆光になり、満ち潮で波がキラキラと映える様も、4キロにも及ぶ干潟の天然の縞模様の光景も独特の風物詩となっています。
 春まだ浅い昼下がりに、珍しくセグロカモメが群れ動いていました。



 いつもは静かに佇んでいるかエサをあさるか、たまに飛び交うことはあっても、このような鳴き声を発しながらの乱舞は珍しい光景でした。エサを奪い合っている風でもありません。恋の季節なんでしょうか。専門家ではないのでそのへんは分かりません。




 セグロカモメたちのパッと飛び上がりすぐ舞い降りる動きはずっと続いて、潮が曳くにつれて段々沖合へと移行していきました。



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焼酎・「小岱」(しょうだい)発売

2006-03-12 | 郷土 荒尾
 平成18年3月12日(日)

 きのう、「あらおシティモール・出会いの広場」で荒尾産芋焼酎「小岱」の新発売セレモニーが行われました。前畑市長が喜びの挨拶をしました。



 全国から名前の募集をしましたが、市の東部にあり、古来から親しまれている小岱山(しょうだいさん)と言う山の「小岱」が選ばれ、当選者に1升瓶の焼酎「小岱」が各1本ずつ贈られました。



 原料は市の豊沃な金山(かなやま)地区の畑で育てられた「紅アズマ」と言う品種のサツマイモを使った、黒こうじ造りの本格焼酎です。鹿児島の酒造会社に製造を依頼しました。“地域再生プロジェクト商品”です!
 アルコール度数25度で720ミリリットル瓶(1,350円)と1,8㍑瓶(2,600円)の2種類の限定販売です。



 私も720ミリリットル瓶を2本買いました。芋の風味が結構強く、芋焼酎愛好者にはこたえられない逸品となりそうです。

 
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杏(あんず)の花

2006-03-11 | 花・植物・果実
 平成18年3月11日(土)

 春めいてきた証でしょう。庭の花々があちこちで開き、彩りが豊かになりつつあります。杏の花が咲きました。つぼみは紅色ですが、花は白く、梅の花びらにも似ていますが、花糸が梅と比べて長いのが特徴です。



 梅ほどには香りが強くはありませんが、華やかさはこちらの方が一枚上のようです。



 初夏には実を付けますが、我が家のは酸っぱくてちょっと食べられません。カミさんが色が鮮やかなので時々果実酒にして楽しんでいるようです。



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メバル 今が旬

2006-03-10 | 生活、食べ物
 平成18年3月10日(金)

 暖かい朝です。小学校の送別遠足のシーズン。きょうはもってこいの遠足日和になりました。

 カミさんの母親から旬のメバルなどを送ってきました。天草の漁師さんが釣ってきたのを分けてもらい、直送してもらいました。あちこちに少しずつ分けて、我が家で食したのは4尾でした。



 メバルは今や高級魚となっています。やはり煮付けが一番美味しいようです。



 スズキの前身であるセイゴも入っていました。中学時代の恩師T先生は無類の魚好きです。今も市の文化財保護委員として専門を生かし、足を踏み入れての地形調査等に携わっておられます。メバルと一緒にお裾分けをしたら、ことのほか喜んでもらいました。




 食膳のメバルの煮付、食べ終わってから写真を撮りそこねたことに気づきました。

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ムクドリの会話

2006-03-09 | 鳥・昆虫・生き物
 平成18年3月9日(木)

 お断り:公開時、ムクドリを「ツグミ」と勘違いしていました。お詫びして訂正します。

 電線に止まっているムクドリを見ていると、あらぬ会話を連想してしまいます。ムクドリさんたちには悪いけれど、勝手にストーリーを作ってしまいました。


♂・左「ねえ、○○劇場をのぞいてみない?」
♀「あたし、そんなこと、興味ない・・・」(と後ろを向く)
♂「冷たいんだから」(とブツブツ独り言)



♂「ヒヨちゃんさあ、三位一体の改革も大詰めだし、秋の総裁選どうなるんだろうね?」
♀「フン、何が三位一体なのよ、次のソーリのことより、今のあたしはあのプリプリした毛虫が食べたいのよ」



♂「ごめん、ごめん。政治の話はよすよ。ところで耐震偽造疑惑の・・・」
♀「そんなこと、鳥には関係ないのッ!」
♂「じゃ、トリノオリンピック・・・」
♀「もうっ、全くフィーリングが合わないんだから」



♂「ああ、どうやったらヒヨちゃんのハートに迫れるのかな」
♀「しばらくほっといてくれない?あたし、ここの電線で眠りたいわ。ドリさん、あんたの好きな人間の世界では政界ドタバタ劇が始まっているようよ」
♂「アッ!ホントだ。面白そう」

 

 (フォーエバーの曲が流れ、静かなナレーション)

      敵将が余裕の援助の手を伸ばす
      火中の栗拾うは老骨独りだけ
      老骨の陰から覗く狡猾さ


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小代焼窯元・中平窯

2006-03-08 | 郷土 荒尾
 平成18年3月8日(水)

 私の住む町には江戸時代からの伝統を継ぐ小代(岱)焼の窯元が市の東部、小岱山の麓を中心に数軒技を競っています。
 その中の「中平窯」を訪ねました。当主は若い頃熊本県の球磨村の「一勝地焼」で10年ばかり修行を積み、更に小代焼の老舗「府本窯」の井上泰秋氏に師事し、その後独立し中平(なかでら)と言う地に15年前、窯を開いた中堅の陶工です。



 伝統的な登り窯は本人が設計して作り上げました。私は小代(岱)焼の淡い青色の釉薬を掛けた温かみのある陶器が好きですが、釉薬は陶器の種類でも使い分けられます。また各窯元でもそれぞれ特徴があり、微妙に違いがあります。
 端正な展示所は気楽に入られ、愛好家に人気があります。





 4月には展示会が開かれる予定で、今から楽しみにしています。



 



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猫宮海岸の夕陽

2006-03-07 | 荒尾海岸
 平成18年3月7日(火)

 猫宮海岸は私の所からすぐ北隣の海岸です。昔、堂面川と言う名の川があって、中国の貿易船が出入りしていたという言い伝えがありますが、その川の名残は、この写真の手前に少しばかり残っています。この頃の伝説の、猫を祀ってある祠が残っていて、これが「猫宮」の地名の由来とされています。



 有明海に沈む夕陽はどこから見ても結構絵になります。この船はほとんどが海苔船です。今年は順調に生育して、収穫もいいようで、業者の方はほくほく顔です。“宝の海”が蘇ったのでしょうか。



 定刻に東へ向かう航空機の飛行機雲が一層鮮やかな夕方でした。




 
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公民館祭に行ってきました

2006-03-06 | お祭り
 平成18年3月6日(月)

 春の雨、室温は14度で、あまり寒さを感じませんでした。
 昨日の日曜日、市の「中央公民館」、隣接の「エポック荒尾」で開催されている「公民館祭」に行ってきました。市の“中央公民館で学習を続けている趣味の各講座・自主グループの皆さんが1年間の学習成果を発表する楽しいお祭り”です。展示部門、舞台部門、バザー、茶席、囲碁などがあり、広く市民に親しまれています。



 舞台の方は人が多くて入らず、作品展示を見て回りました。ステンシルや革製品等の加工展示コーナーの作品は市価よりも安く、即売されていて、人気があります。



 バザー目当てに来る人もいます。調理室は大忙しの様子でした。おにぎり100円、コーヒー100円、うどん200円などと安いメニューもあり、人だかりがしていました。





 祭は9日の木曜日まで開かれています。


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梅並木

2006-03-05 | 郷土 荒尾
 平成18年3月5日(日)

 市の中心部の中央区の梅が満開です。ここは以前、市電が通っていましたが、今は遊歩道と自転車道路となっています。周辺の住民が大切に護り育てて、ちょっとした梅の並木になっています。右側が自転車道路です。



 梅はかなりの年数が経って風格があります。右手のこんもりとした樹木は樟です。



 朝夕は近くの公私立の高校生や中学生の自転車通学生の姿でいっぱいになります。自然に恵まれた通学路といえるでしょう。長年支えてきた人々の陰の力を感じるスポットです。



 

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セグロカモメ 寒空に飛ぶ

2006-03-04 | 荒尾海岸の渡り鳥
 平成18年3月4日(土)

 ちょっと冬に逆戻りして、寒い海岸です。ユリカモメよりも一回り大きなセグロカモメが30羽ばかり干潟でたむろしたり、急に飛び立って頭上に舞ったりしていました。今は冬羽で頭から首にかけての褐色の斑点が見られます。水かきがあり、泳ぎが達者です。ユリカモメたちと一緒に交じっていてもケンカをしません。



 カメラを構えていると鳥はこちらへ面と向かって飛んでくることは極めて稀です。強い北風を背にして待っていたら、南の方から風に向かってくるセグロカモメをキャッチすることが出来ました。顔だけ見ると猫のようです。



 強い向かい風のため空中で留まるように漂っていました。こんなに撮りやすい機会は滅多にありません。



 しばらく空中に逗留し、はい、さよならとまた遠くの干潟へ飛び去っていきました。
 See you again!







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桜餅が出来ました

2006-03-03 | 生活、食べ物
 平成18年3月3日(金)

 きょうは桃の節句。我が家はもう娘達も嫁いでしまって、夫婦二人きりですが、カミさんは早起きして桜餅を作りました。桜の葉は親しくしている隣のK夫人から分けていただいておりました。



 たくさん作ってあちこち配るのがカミさんの趣味(1?)なのです。きょうは週に3回行っているビーチバレーの練習日、パックに入れて颯爽と出かけていきました。
 桃の花はまだ固いつぼみです。紅梅をあしらってみました。近くに小学生の孫娘がいますので、夕方には食べにくることでしょう。



 近所のSさんから今朝作ったばかりのよもぎ餅を頂きました。冬型の天気に戻り、最高気温も9度にしかならないとの予報ですが、一足早く春の訪れを感じる朝です。




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ボケ(木瓜)

2006-03-02 | 花・植物・果実
 平成18年3月2日(木)

 冬に逆戻り、寒~い朝です。それでもボケが咲きました。ボケは漢字で「木瓜」と書きます。なぜ木瓜と書くのか、諸説があるようです。実が爪に似ているとか、「木瓜」の読み・もっけ→もけ→ぼけと転じたと言う説、更にぼっくわ→ぼけと転じた説。いずれにしてもどこか根拠がありそうで面白いですね。



 ボケは薔薇科、花言葉は『熱情』。その色に由来しているのでしょうか。ちなみに学名のChaenomeles(カエノメレス)のギリシャ語の語源は【裂けたリンゴ】と言う意味なんだそうです。花言葉や語源を知ってから改めて眺めてみると、さもありなんという気になるから不思議です。



 一輪、ぽつんと咲いているのも曰くありげでいいですね。遠くの人への秘めた“熱情”をしっかりと貯め込んでいるのでしょうか。







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タイラギ 有明海特産の貝

2006-03-01 | 郷土 荒尾
 平成18年3月1日(水)

 お隣のKさんからお裾分けに、こんなにタイラギを頂きました。有明海では15,6年前までは大量に穫れていました。乱獲やその他の要因が重なり、一時は全滅だと騒がれましたが、ここ1,2年はまた復活の兆しが見えています。



 成長すると殻長が30センチ以上、殻高が20センチ以上にもなりますが、この時期、14,5センチほどでまだ半分くらいの長さでした。貝を二つに開くとご覧のような中身です。比較のために鶏卵を一緒に置いています。



 貝柱の刺身は淡泊な甘みがあります。大きいのは高価な握り寿司のネタにもなりります。また、焼くと一層味がよくなり、酒のつまみにもってこいです。
 内臓を取り除いた部分を地元では「ベラ」と称しています。こりこりとした食感と噛むほどに磯の香が迫る独特の味は貝柱より美味しいと言う人さえいます。
 この貝柱とベラの粕漬けは名産品として広く販売されています。



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