花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

賀庭寺(がていじ)の古塔群  熊本県荒尾市

2011-05-04 | 郷土 荒尾
 平成23年5月4日(水)

 市の東部にある賀庭寺に久しぶりに出かけました。チョロ2の通う中学校から徒歩で10分もかかりません。標識の通り昭和51年に熊本県指定の重要文化財になっています。現在163基が残っています。概略が説明されていますのでご覧ください。



 当時は相当の広さを誇っていたようですが、度重なる火災等で今はその面影はなくなっています。



 本堂への道には石橋がありました。上はコンクリートで一部補修されていますが正真正銘の石橋です。近くに硯川という小さな川が流れていますが、おおもとには池があったのでしょう、板碑の記されています。



 裏に回ります。本堂を囲んで無数の古塔群が並べてあります。あちこちにが散乱していたものを整理して並べたものです。



 それぞれに説明書きの標識が立てられていましたが、朽ちてしまいほとんど残っていません。残っているものも字が薄くなってしまい判読が出来ない状況です。



 古塔群のほんの一部です。



 本堂の右正面にある塔です。中央の、宝篋印塔(ほうきょういんとう)。「一香一華を供え礼拝供養すれば、八十億劫生死重罪が一時に消滅し、生きている間は災害を免れ、死後は必ず極楽に生まれ変わる。」という功徳があるそうです。



 一角にある薬師寺。「賀庭寺の消長」が書いてあります。



 由緒ある所なので塔の説明板なども新規に作り直す必要性があるようです。賀庭寺の存在すら知らない市民も多いのではとちょっと淋しく思いました。

【お知らせ】「見知らぬわが町」は5日NHK総合テレビで放送されます。15:05~16:18
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする