はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

「華やかなる招待」と“LET IT BE”

2012年07月22日 | ジュリー 映画
今日は名古屋ですね~ジュリーは今日も素敵でしょうね~

私はお留守番なので、おとなしく「華やかなる招待(1968)」を観ていました

タイガース三部作の中で、私はやっぱり本作が一番好きかな~

一番のポイントはやっぱりオープニングの“シー・シー・シー”のジュリーの有り得ない程の可愛らしさと、その裏からフッとした瞬間に滲み出てしまう色香

作品としてもアイドル映画らしいかわいいお話だし、伏線もよく効いてます。

実はジュリーたちが東京に着いて
「お腹すいたな~」
と、たむろしている新宿駅の近くって今でもそのままで(でも今は立り禁止なのか人の姿を見たことないし、なんか汚そうですが)勤務先のビルから見えるんですよ
だから、いつも見てニヤニヤしています

ところで、以前ジュリーが志村さんと一緒にやってらしたラジオの中で、「エロスを感じた映画」として今村監督の「赤い殺意(1964)」を挙げていらっしゃいました。

「赤い殺意」と言えば春川ますみさんと西村晃さん。

この「華やかなる招待」でも何となくいい雰囲気のスナックのママと高校の先生を演じていらっしゃいます。
あえてこのお二人を絡ませるなんて「赤い殺意」のパロディーかな?なんて思ったりしました。

ジュリーも「おぉ」なんて思われたのか、それとも当時は忙し過ぎてそれどころではなかったのか


それから、先日放送された「七人の刑事」より「ひとりぼっちのビートルズ」について加藤義彦さんが書かれた興味深い記事がありました。

番組の中で使われた“LET IT BE”についても触れられていて、最後にジュリーが歌っている“LET IT BE”は「ひとりぼっちのビートルズ」の音楽担当をされた樋口康雄さんが劇伴として録音したのものに、歌をダビングしたそうです。

加藤さんは最後に
「残念ながら、沢田研二さんに会ったことは、まだない。
もし取材する機会があったら、かならず『ひとりぼっち~』の思い出を聞いてみよう。
もちろん、沢田さんの歌が最高に素敵だった“LET IT BE”のことも」と書かれています。

本当にそんな機会があったら絶対絶対聞いて頂きたいです

加藤さんの記事へはこちらからどうぞ。

嬉しいお知らせ♪(びわ湖ホール)

2012年07月20日 | ジュリー ライブ
本日のびわ湖ホールもかなりの盛り上がりだったようですね

お友達から速報を頂きました


びわ湖終わりました。

蒸し暑い中、1F 2F 3F 4Fまでびっしりで、ジュリーは上機嫌でMCのなかい事!ながい事!今までのライブでこんなに話したことあったかなぁ~

おいたちから始まりサプリメント・血圧からタクシーの運ちゃんからかつみの話し…うまくまとめられない!!

ごめんなさい。

今までのライブの中で一番良かったわ。


想像しただけで、あ~ジュリー最高と身悶えしてしまうレポをありがとうございます

○刊朝日と「青春の殺人者」

2012年07月19日 | ジュリー その他
「週刊朝日」はご覧になりました?
冒頭のグラビア『鋤田正義 音響と視覚』に、ジュリーの『水の皮膚』より裸でこちらを“Rock You”している超絶カッコイイモノクロ写真が掲載されています。

『この写真は、スタジオで実際に曲を流し、振り付けを入れて歌いながら撮影された』との説明がありました。

この時ジュリーはおそらく全裸でいらしたんでしょうが、全裸でスタジオという閉鎖された空間の中で複数の人間の前に立つって、いくら常に衆目にさらされている方でもかなりのストレスだと思いますが、その中で『振り付けをされて歌』ってこれだけの表情を残せるって、今更ですが凄いアーティストです

前回、鋤田正義氏の写真展が東京都写真美術館で開催されるとお知らせしたブログ(こちらからどうぞ)ではジュリーの写真が展示されるかどうか分かりませんでしたが、どうやら展示されるようです。

写真集とかも出るんでしょうか?何か高そうですね


それから、ゴジさんの「青春の殺人者」を観ました。

あんなに生々しい作品だったとはかなり驚きました

あの女の描き方は師匠の今村監督の影響が大きいのか、母親役の市原さんも恋人役の原田さんも常に生理中のような生臭さ。

普通女の子が恋人の名前を呼ぶ時ってどこか媚びが含まれると思うんだけど、この女の子が「順ちゃん」と訴えるように呼ぶ時、常に魂の叫びのようで心を逆なでされます。

すごく私的な感想なんだけど、実際に一人息子を持つ母親として、もし息子の恋人としてこんなにも女を感じさせる子がやってきたら嫌だろうな~
息子の恋人には女よりも娘を感じたいっていうか、初めてそんな事を考えさせられました

ところで、本作でこれほど女を強烈に描いたゴジさんが、次の「太陽を盗んだ男」での女性が何とも無味乾燥というか、そこだけが「太陽」の中で唯一残念な点だと思うのですが、これってやっぱりこの作品ではジュリーがヒロインも兼ねているからなんでしょうね。

「太陽を盗んだ男」ではジュリーというミューズに全てを委ねたという事でしょうか

7月16日(月・祝日) 栃木県総合文化センター vol.2

2012年07月18日 | ジュリー ライブ
当分ジュリーを拝見することは出来ないんだ…とブルーになり、何とか今月下旬に行われるライブへ行けないものかと性懲りもなく画策しておりました

が、日参している大好きな方のジュリブロでその方のお友達の栃木ライブレポを拝読し、何だか自分が恥ずかしくなりました

ジュリーはその土地に住むマニア一人一人に対峙し、もっと言えばマニアじゃなくて一生にたまたま一度だけライブに足を運ぶかもしれない人のために全国各地を周り、一期一会でその瞬間における最高のパフォーマンスを心掛けて下さっているのでしょうね。

だからこそ、毎回あんなに感動するんだと思います。
のかけらさま、栃木のお友達さま、大事な事を教えていただきありがとうございました


ではでは、私のレポは薄っぺらいですが、超ブ厚いジュリーの栃木ライブについて私なりに語らせて頂きます

まずご登場シーン。

スポットを浴びる前のカズさんのお衣裳が赤に見えたんです

特に赤いライトを当てられたという感じではなかったのですが、黒のはずのスーツが真紅に浮かび上がりおぉって感じでした

一曲目の“SPLEEN~六月の風にゆれて~”でのカズさんのコーラスを聴きながら、シングルとして歌われていた頃、建さんと並んでコーラスを付けていらした姿を思い出し、
カズさ~ん、ずっとジュリーを支えて下さってありがとう~
と、お二人の運命の出会いに改めて感謝しておりました
そして“お嬢さんお手上げだ”には、今更ながら夏らしくていい曲だな~と浮かれ

ここで今回のMy favorite songs発表

ついに真打ち登場です
ここはやっぱり別々には考えられないので4曲組みで“3月8日の雲~カガヤケイノチ”を選ばせて頂きます

正直、今回のお声が今までで一番良かったとかそういう事ではなく、逆に高音が大変そうだった時もあったのですが、いい意味でこなれてきて充実感を感じました。

“カガヤケイノチ”はだんだん客席からの歌声が聞こえるようになりましたし、何より今回はジュリーご自身がこの新曲4曲を気持ちよさそうに歌われていた気がします。

だからこそ第二部のツヤ声につながったのではないでしょうか

続く

7月16日(月・祝日) 栃木県総合文化センター vol.1

2012年07月17日 | ジュリー ライブ
知らない土地でバスに乗るのが不安で私鉄を乗り継いで行ったのですが、やたら停まる電車にこの暑さの中3時間以上はマジで泣きそうになりました

この健気さが 自分で泣ける夜

と一人涙を拭いながら(バカ)何とかたどり着いたのですが、

ジュリーが最初のご挨拶で

「この暑い中をどうやってみなさんいらっしゃったのか。

暑い暑い中をありがとうございます」

と言って下さって、勝手に報われた気分になりました

MCでは冒頭にドスの利いたような男の人の掛け声があってちょっと怖かったです(確か“時の過ぎゆくままに”の時も聞こえました)。

何を言っているのか分からなくて、ジュリーが一回目はいなす感じだったんだけど、まだ叫んでいたのでちょっと本気で注意したら大人しくなったので悪気はなかったのかもですが…

でも多分そのせいでジュリーはお話しの組み立てが狂っちゃったのか、話し辛そうでした

それ以外はもちろん、とってもいいライブでした

“届かない花々”で確か

眠る神々よ 手をつないでみて

のところで、いろんな方向の客席に向かって握手を求めるように手を差し伸べてくれて、ジュリーの素直な気持ちが伝わってきて感動しました

特に第二部のお声は素晴らしかったし、“気になるお前”のクルックルッと回るところもとっても可愛かったです

とりあえず、速報ということで