はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

11月3日(月・祝) 千穐楽in東京国際フォーラム

2014年11月04日 | ジュリー ライブ 2014
う~ん、もうみなさんご存知だと思いますが、なんとも後味の悪い千穐楽でした

みなさんが知りたいのは事実であり、私がどう思ったかではないということは重々承知しておりますが、あくまで一個人として感じたこととしてお読みくださるようお願いいたします。

本編は本当に盛り上がって、会場いっぱい5,000人のお客さんが入った東京国際フォーラムが、まるで最高に盛り上がった時の渋公のようなノリでした
私は2階中段にいたのでそこから見える範囲の話しですが、一曲目から総立ち

“ポラロイドGIRL”の手ひらひらも壮観で、
「ジュリーを大好きな人がこんなにいるんだ
と、とっても幸せな気分でした

ジュリーも、“そのキスが欲しい”で、ちょっとだけですが普段有り得ないミスをしたりして「こんなところで、ミスるなんて緊張してるのかな?も~可愛い人だなぁ~」と思い、“彼女はデリケート”でのジャンプは足首がお尻に付くくらい高く跳ねていて、「わ~ジュリー張り切ってる~」と、浮かれていました。

歌の合間のお話しでは、時々観客と噛み合わない時もあったけどMCまでは特に問題はなかったように見えました。

MCでも最初は、
「千穐楽でございます。
早く終わらないと、次が始められない。
4階まであるか分かりませんが、一番後ろの方も一番前の方も7,000円、どうもすみません。」
といったいつも通りの感じ。
確かに、特定の人間らしき人からジュリーが嫌がる声掛けはあったけど、それもその時は想定内に思えたのです。
ところが、最初は、あ~怒っちゃった程度だったのに、フェス等での思い出し怒りも加わり、一度は気持ちが収まりかけたのにまた声が掛かり、とうとう沸点を超えてしまったようです。

正直あの場では、なぜあそこまで怒りが爆発したのか分かりませんでした。

怒り出した時は、そうは言ってもいつものように軌道修正して最後は楽しく終わっていただけるのだろうと思っていたのにそうはならず、じゃぁダブルアンコールの一本締めの時にはフォローが入るのかと考えていたところ鉄人バンドのみなさんが退場するや否や客電がついてしまい、みんな大して拍手もなく帰り出しました
千穐楽なのに、こんな終わり方って

ジュリーの退場時も、いつもはわざとプイっと踵を返した後、一度は止まって深々と挨拶をされるのにそれもなく、多分アンコール3曲を歌い終わった時点でも、怒りは全く収まっていなかったようです。

余りの怒りに、ライブ中に何かあったのか?入り待ちしていた人と何かあったのか?とまで考えました。

「この中にも僕の嫌がることをいっぱいする人がいる。ファンという名のもとに。
だって好きだもん、でやることじゃないことをする人たちがいる」
と、言われた時は「ファンブログ」という名のもとに好き勝手書いている自分のことを言われたような気がしてドキドキしました
ジュリーが不愉快になるような事はしていないつもりですが、あくまで「つもり」と言うことしか出来ません。
先日、ライブの移動で立ち寄った空港で、しつこく写真を撮ったファンに対してかなりお怒りになったという話も聞きました。

正直、あそこまで怒りをぶつけられるなら、何に対してあそこまで怒っているのかを教えて欲しかった。

ついには、
「全国を回る中で、歌い続けられる限り歌いたいと言うてきましたが、どんどん言うたびにしんどかった。
毎回毎回がしんどかった。そう言わないと収まりが付かなかった」
と。
収まりが付かないというのは、ご自分の気持ち的にいうことでしょうか?

米寿まで歌って下さるとの宣言の裏に、そんな感情があったとは。

これは書くべきではないかもしれませんが、ジュリーにとってのリピーターの定義もよく分からない。

同一ツアーを2回以上みたら、それはリピーターなのでしょうか?
今回も、
「いつも観に来る人はほっといてやっているつもりなのに」
とのお言葉がありましたが、どんなに売れている人でも全国のコンサート会場で客が全部違う顔なんてことは有り得ないでしょう。
例えば、地元で1回行って、初日だから千穐楽だからと苦労して遠征される方だっています。

実際、私が知っている範囲で複数回ライブに行く人は、ほぼ澤會でチケットを手配しているのだから、どうしても許せないなら一人一枚しか取れないようにすることだって可能なはず。
でも、実際は澤會席という盛り上げ隊のような一角があるのも事実ですよね。
これはあくまで澤會の問題であり、ジュリーは全くあずかり知らぬ事だと言われればそれまでですが。

これくらいにしておきます気分を害された方、ごめんなさい。

ただそこに居合わせた一ファンの私でさえ、こんな気持ちで今年が終わり、新年を迎えなければならないのは非常に残念です。
きっと、その思いが一番強いのはジュリーご自身ではないでしょうか。

どうか、もう終わったことですからお気になさらずに、ご自身もおっしゃっていたように、
「どこかでガスを抜かないといけないでしょ?ここで起こった事はここで抜かないと」
と、ガス抜きは済んだと気持ちを切り替えていただければと思います

明日はラスト!

2014年11月02日 | ジュリー ライブ 2014
明日は、「沢田研二 LIVE 2014 三年想いよ」全37公演のラストライブが東京国際フォーラムで開催されます。

いつもはもっと寂しがっているのですが、今年はなぜかワクワク感が強いですね~
来年のお楽しみ(渋公3daysとかとか)が次々決まっているせいかもしれません

さて、大千穐楽を迎えるに際し、個人的に非常に気になっている事があります。
それは、最近2枚2,000円で売り出されている二アリ―タイガースグッズの黒黄長袖Tシャツとマフラーの行方。

先日の横浜でもまだ売られていたので、思わずまた買っちゃいましたよ
(つまり、家にはTシャツ4枚とマフラー2本あります

2011~2012年ツアーの時に定価で買ったものの、保存用として仕舞ってあったのですが、たくさん買ったのでTシャツを着てみました。
これが非常に肌触りが良くて、着やすいのです
リバーシブルだから厚みもあって温かいし今の季節にピッタリ
さすが、ジュリーさまこだわりのMADE IN JAPAN。

思えば、↑の写真でジュリーさまが私服としてお召しになっている「お嬢さんお手上げだ・Tシャツ」とほぼ同じつくり。
こちらは春物なのでラベンダーと黄色のリバーシブルで袖が短めですが、ほぼ同じフォルム、おそらく作った業者も同じ。
つまり、ジュリーさまと色違いお揃いTシャツをゲットするチャンス
ていうか、おそらく黒黄Tシャツも普段使いされてそうな気がしますが

因みに、「お嬢さんお手上げだ・Tシャツ」はジュリーが着るや否や、即完売となりました
だから、本当は明日のダブルアンコールでジュリーさまに着ていただくのが一番早いと思うんですけどね~

そして、これらグッズには、当然ながらあのマニア垂涎のジュリーレーベルのタグが付いております。
↑の写真でも、腰の辺りがちょっと捲れて黒地に白で見えております。

しかし、今さら思うのですが、この時私現場に居たのですが、ジュリーは着ていたベンチコートのような上着をサッと脱いでそのまま颯爽と台に上ったのに、どうして裾があんなにうまいこと捲れていたんだろ

こうして見ると、「分かる人には分かるだろ~」と言わんばかりに、いい感じでタグが主張しています

ジュリーさまが夜なべして、裏から両面テープで貼ったのか
スターはスターたるゆえんとして、こんなところにも神の手が働くものなのか

横道に逸れまくりましたが、私が言いたいのは、2,000円出せば、このオリジナル・タグまでもが、2枚手に入るということです
最近、めっきりグッズを作ってくれなくなってしまいましたから、タグだって貴重です

なんとか、このツアーで完売を目指しましょ~
と、ここまで書いておきながら、明日売ってなかったらごめんなさい

10月25日(土) 神奈川県民ホール Vol.3

2014年10月30日 | ジュリー ライブ 2014
今回の、My favorite songは“我が窮状”。

先日も書いたように、“追憶”辺りから特に感じたのですが、曲をとても丁寧に歌われている気がしました。
(もちろん、ジュリーがどのライブのどの曲に対しても一曲入魂なのは分かっておりますので、以下はあくまでも私がその時そう感じたと言うだけの事です

そして、“我が窮状”。

この曲は何度聞いても、ジュリーの安定したボーカルと、その声に寄り添うというよりむしろ一体化している鉄人バンドのみなさんのコーラスと泰輝さんのピアノの音が、この上なく心に響きます

今回特に、場所が横浜ということで、ジュリーの歌を聴きながら、ノーベル平和賞の候補になったいきさつに思いを馳せずにはいられませんでした。
御存じの通り、「憲法9条にノーベル平和賞を」という活動は、横浜在住の女性の行動をきっかけに起こりました。
今年は受賞を逃しましたが、まだ来年以降も可能性はあるそうです。
ジュリーはこれからもずっと、歌い続けていかれるのでしょうね。

そして、“一握り人の罪”。

先日、震災以来初めて実際に福島で歌われたジュリーの歌には、より一層の説得力を感じました。
さらに、
♪へこたれないで 福島♪
と歌う“ F.A.P.P”には、優しさを。

改めて考えてみると、ジュリーっていつもたっくさんお話しして下さいますが、本当に言いたいことはヤシの実の中…ではなくて全て歌にこめられているのですね。

MCで、還暦以降ライブがとても盛況だということに対して、
「私、なんかいいことしました?」
なんておっしゃっていましたが、真剣に物事に取り組んでいる姿は誰が見ても美しいし、人の心を打つものなんだと思います。
これは社会的なメッセージだけを言っているのではなく、ヒット曲等で会場みんなを笑顔にさせるエンターテイメントな面においても。

ジュリーのライブに参加できる日々は、私の人生の宝ものです

10月25日(土) 神奈川県民ホール Vol.2

2014年10月26日 | ジュリー ライブ 2014
今日は、ジュリーのお父さまの100歳のお誕生日です
おめでとうございます
ジュリーはお父さまが100歳をお迎えになるのを楽しみにしていらっしゃいましたから、きっとご家族でお祝いですね

さて、レポもどきの続きです。

“彼女はデリケート”の曲終わりでの「デリケイト」ディレイ。
結構ちゃんと付いていけていたつもりだったのですが、3連続くらいでもうダメだし
すると突然、
「よこ」「はま」「おれ」「の」「まち」。(観客大拍手)
「横濱おれのまち」「俺のまち」「よこはま」。
今回ジュリーがやりたかったのはこちらだったようです
いいな~『よこはま』。
ジュリーに『俺のもの』扱いされるなんて
と、まちにまで嫉妬してみる

『おれのまち』でのライブに、ジュリーはとてもリラックスされていたのか、MCもいつも以上に思いつかれるままのようでした

「神奈川県民ホール、大好きなホールです。」

験担ぎする分けではないそうですが、今日はここのホールに来たら必ずするという、3階の奥まで席が埋まっているかのモニターチェックを忘れたせいで、歌詞間違いをされたとか

いつも、右手でマイクを持って、左手で帽子を持ち、みんなが出た後帽子をチャッとかぶって左手にマイクを持ち替えてステージに上がるそうです。
左手でマイクを持つのは、右利きだから
(利き手の右手で、素晴らしい歌の世界を表現されるわけですね

音合わせは3曲、ストレッチをして、その後歌詞チェック。
ところが、歌詞チェックをしながら、ついうたた寝をしてしまうジュリー
「こんな年を取るとは思いもよりませんでした。」

「なんでここが好きかと言うとね、お客さんが一杯になって、反応と共に時々客席が僕の方から見えるわけです。
その時の景色が、日本中のホールのどこよりも美しい

「昔、すごい人気があったんです。
でも若いうちから人気が出ると、あの手この手を考えんといかん。」
「私も色んなこと考えましたよ。
知恵は絞ったんですけど、身体を絞るのを忘れた(観客大うけ
知恵を絞っても身体は絞れない。
これは確かなことです

「何が好きなんだとなった時に、ステージで歌う、生が好き。」

ここから、生繋がりで生ビールのお話しへ
「生ビールのサーバーは一か月ごとに洗わないといけない。
そんなの大変や。瓶ビールでいいんです。」

「私、注ぎ足しされるのが嫌なんです。ほっといて。
化繊の着物きたおねえちゃんがすぐ注ぎに来る。
なんでビールグラスがあんなに小さいか。
あのね、瀬戸物なんかでビール飲むのは邪道ですよ。
あれは泡ばっかりがたつ。
内側がツルツルならいいんですよ…」

「私は何の話しをしてるんや、居酒屋の大将か

グッと飲み干したいのを、
「あんまり今日は飲んだらあかん
と我慢してグラスに残しているのに、おねえちゃんに注ぎ足されてしまうジュリー
そのせいで、何杯飲んだか分からなくなってしまいます

「くっと飲み干して、『おねがいしますっ』と注いでもらうのがいいんです

古稀、喜寿、傘寿のお話し。
「喜寿といえば、加山雄○さんと同い年。
ね~、元気や。」

ゆうゆう散歩のお話しも。
加山さんのお腹の出具合に触れる中で、みんなの視線が気になったのか、
「この体格で何が悪い」(誰も何も言ってませんよ~

「ですから、テレビに出ないわけじゃない
「やっとテレビに出なくてもよくなったと思うと、すごく嬉しいんです。」

「どんなすごい人だって、人気というものにはいったん見放されるわけや。」

「みなさんだってず~っと私の事が好きだったわけじゃないでしょ?
あの頃はどこへ行ってたの?
あの頃って、あの頃だよ~」(ここの言い方がものすごく可愛かった
ソロになってすぐの頃も、「みんなどこへ行ってしまったの」といった感じの詩を書いていらっしゃいましたね。
ジュリーって、本当に昔からそして今も、てらいがない。
超ド級のスーパースター66歳がファンに「どこへ行ってたの?」なんて、可愛すぎてニヤニヤしてしまふ
ず~っと一緒だった方も、帰ってきた方も、新しく来た方も、ジュリーのこういうところも大好きなんですよね~

「芸能界ではタブーですよ、あんな素敵だったジュリーがこんなデ○に
これが許されるなんて、誰が思いますか

「時代はどんどん変わって行ってるんです。
人間は見てくれだけじゃない。
だど言って、それに見合う中身の人間になれるよう、死ぬまで勉強です。」

「だけど、ホントだったらどんどんどんどんお客さんが減っていくはずなのに、
この体格のおかげで、みんな来易くなった?」

「私の変化の中で、何でやろと考えて、私なんかいいことしました?
社会に役立つことしました?
何もしてへんやん。
だから、この体型だろうと

「何がどう、いいようになるか分からない

日本シリーズの話題もありました。
阪神のメンバーはCSに勝てるとは思っていなかったとか、4連敗するかも、なんておっしゃっていましたが、昨日は勝ちましたからね~
勝てば勝ったで、やっぱりお喜びなのでは?

当然、来年も神奈川県民ホールでライブがあるようです。
“つづくシアワセ”ですね

10月25日(土) 神奈川県民ホール Vol.1

2014年10月26日 | ジュリー ライブ 2014
あ~ジュリ~楽しかったよ~ありがとうございました
久々のジュリーライブは身体に染みます
身体にたまっていた澱が無くなったようです
デトックス効果があるのではないでしょうか

今回特に感じたのは、本当に一曲一曲丁寧に丁寧に歌われているお姿。

“追憶”の
白いバラの花びらを散らし(ニーナになって花占いをするジュリー)
愛の明日を占う お前を
無理に止めさせて(身を乗り出しながら手を前に出し、止めさせようとする) 見つめた目を
ニーナ! 信じて(手をギュッと握って信じて欲しいと訴える)

私の陳腐な表現では伝わらないでしょうが、この40年前に発表された曲を、今日何度目に歌われたかは分かりませんが、常にマッサラな状態で、ジュリーはニーナに訴えかけているのです

それは、他の曲もそうです。
このことについては、後で改めて書きたいと思います。

それから、MCでもそうでしたが、笑顔をいっぱい見せて下さいました
曲の終わりに、自然に笑みがこぼれるジュリーなんて初めて見たかも

見たと言えば、見てはいけないものも見てしまった

“マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!”の間奏。
ジュリーが下手でおいっちにぃ体操に励む中、上手にいるカズさんに近づこうとリズムに合わせて一歩一歩笑いながら(ここ重要)舞台センターを横切る人影が
そう、淳さんです
なにあの動き
面白すぎるんですけど~
ジュリーと一緒においっちにぃ体操をしながら、視線は淳さんに釘付けでした

久しぶりのライブをじっくり反芻しつつ、もうちょっと続きます