はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

良ちゃん、再び

2014年05月15日 | ジュリー 映画
明日、16日(金)から「悪名」名古屋公演が始まります。
ジュリーは大先生に角刈りにしていただいたのかな?
いよいよ最終コーナーを回った「悪名」。
私はお留守番組ですが、みなさん楽しんでいらして下さい

さて、「悪魔のようなあいつ」が、再び放送されます
今回はTBS2で、6/11(水) 深夜3:00~深夜4:00 から毎日一話ずつ。
こちらからどうぞ。
過去2回再放送された折、当然録画していたのですが、なぜか13話だけ2回とも録り損ねたのですよ
今度こそ全話録画してオリジナルディスクを完成させるぞ

5月15日(木)深夜2時半からと22日(木)11時からは日本映画専門チャンネルで「ときめきに死す」があります。
こちらからどうぞ。
この作品は、先日DVDとブルーレイで再販されました。
一応、ブルーレイ版を買ったのですが、確かに画質はキレイなような気がする。

澤會さまに、ACTシリーズを是非ブルーレイで再販して頂きたいです

それから、先日のトークショーでジュリーもおっしゃっていましたが、「同棲時代」がTBS2で5月24日(土)午後9:30~午後11:00に放送。
こちらからどうぞ。
その前の午後9時からは、「同棲時代」発見秘話も放送。

もひと~つ
5月17日(土)午後6時54分からBSジャパンで、「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」が放送されます。
こちらからどうぞ。
「男はつらいよ」と言えば、
「もし渥美さんがご存命で次回作が作られたとしたら、マドンナは裕子さんに決まっていた」
という記事を、以前読んで驚いたのですが
マドンナが裕子さんということは、「花も嵐も寅次郎」のマドンナ・蛍子さんと同じ役柄なの?
そしたら、三郎さん(ジュリー)は、どうなってるの?
もしかして、チンパンジーの飼育係から出世して、動物園の園長さんになっていたりして
などど、くだらない妄想を巡らしておりましたが、
これを書くのにウィキで調べてみたら、なんてことはなく予定されていたプロットが載っていました
蛍子さんとは全く違う役柄だったようですね。
なんだ、残念

三郎さんには悪いけど、蛍子さんと寅さんの関係って好きだったのに。
蛍子さんは普通の家庭で育った普通のお嬢さんだから、寅さんを結婚相手に選ぶという選択肢は思いもよらなかったんだろうけど、蛍子さんにとっては寅さんこそが運命の相手だった気がする。
最後の公衆電話のシーンなんて泣けます

もちろん、ジュリーもいいお芝居をされてます
最初の、お母さんのお墓に「また来るから」と別れを告げ、思わず涙するところが好き。
ちょっとズレてる朴訥な青年ぶりが微笑ましい。
もっと出番があれば、より魅力的なキャラになったと思うのですが、ちょっともったいないですね。
その分というか、冒頭の夢のシーンでのジュリーが圧倒的
SKDの方達がバックで踊っているのですが、どの男役の女性よりも煌びやかで美しい男装の麗人ぶり
そして、あの腰の細さ
山田監督、ファンタスティックな作品を残して下さりありがとうございます

7月からライブが始まるまで、美ジュリーの映像を観て福々しませう

妖怪ハンター ヒルコ

2014年03月01日 | ジュリー 映画
ウルトラジャンプ 2014年 03月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
集英社


発売中のウルトラジャンプに、諸星大二郎さんの「妖怪ハンター」の復刻版が付録で付いています。
その中の「黒い探究者」と「赤いくちびる」の二話が、ジュリーが主演された「妖怪ハンター ヒルコ(1991)」の原作です。

ジュリーはシリーズの主役、「黒い探究者」である稗田礼二郎役。
こんなお姿。
ちなみに、こんな噂がある。

「黒尽くめで真ん中分けのロンゲ」という風貌の、どこがジュリーに似ているのか謎ですが、クールビューティーな男はみんなジュリーに通ずるという時代だったのでしょうか

私は原作を初めて読んだのですが、こんなに短いお話だったんですね。
よく映画はあそこまで上手く膨らませたなぁという感じ。
でも原作の趣旨が損なわれていないところが流石です。

稗田先生のキャラは、体温の低そうな原作版に比べて、映画版では、ジュリーがわざとそれを望まれたそうですが随分人間臭くなっています。

稗田先生も、主役の男の子も、結局は愛する女性を救えなかったというのが切ない
それでも、人生は続く

ほぼ同時期に撮られた「夢二」と併せて観ると、ジュリーの役者として幅の広さがうかがえて、更に美味しいかもです

炎の肖像

2014年01月11日 | ジュリー 映画
NIKKATSU COLLECTION 炎の肖像 [DVD]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


や~っと、お正月LIVEのチケットがご到着なさいました
チケットに書かれた「ひとりぼっちのバラード」の文字を見ると、いよいよだなぁと実感がわいてきます

ところで、なぜ突然タイトルが「炎の肖像」かと申しますと、先日来ジュリーの20代の頃のコンサートパンフ等を何冊か見せていただく機会がありました(Wさんのお蔭です。ありがとうございます)。
掲載されているコメントは、当然ジュリーファンに向けて書かれた内容なのでジュリー礼賛に尽き、それはそれで楽しく読みましたが、中にとても素敵な文章が「炎の肖像」のパンフレットにあったのでご紹介させていただきます

「炎の肖像(1974)」はご存じの通り、藤田 敏八監督と加藤 彰監督の共同監督作品ですが、その藤田監督のコメントより。

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 華やかなステージと、スキャンダラスな私生活――沢田研二の全てを、一本の映画にしようと言う企画が出た。
あんなタイプの人で、映画が出来るのかと思った――今ふり返ってみると、恥かしながら、沢田研二で次から次へと何本でも撮れそうな気がする、現金なもんだ。
人間誰でも、裏があり表があり、さらに深い奥があろうと言うモノ……。
 タイトルが決った―炎の肖像―かっこいい奴が、かっこいい服着てかっこ良く歌う、おまけに肖像まで描かせんのか、ふざけんじゃねえといきまいたが、とんでもないこれが真面目な話……。
ステージを観た。食わず嫌いの四十男が、2時間余の騒音の中で、ふーむと唸った――
「こりゃ、テレビの画面には入り切れねぇ代物、演歌もシビれるがロックだって悪くねぇ」
カメラが回った。沢田が小さなトチリの後に、チラッと舌を出し、つまみ喰いでも見付かった様に、目をくりくりと動かした。
群衆の前で、「俺はジュリーやで!」とふんぞり返る芝居があった――精一杯照れを抑えて群衆に演説をぶったが、その頬が見る見る内に桜色に染まった。
いい奴なんだな沢田研二、カメラがとめどなく回り続けた。

公演(オン・ステージ)を撮った。

全くカメラを意識しない沢田研二がいた。
プロ根性に据った眼があった。
ナルシズムにとろけた眼があった。
4時間を越えるフィルムが積まれた――映画が出来た……。
終って思った。俺もかなりのナルシスト。
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魅力的な描写は、当時26歳のジュリーの姿でも想像出来ますが、今のジュリーもあの頃のままの様な気がします
「カタクリ家の幸福」のメイキングでも、ふざけた後ペロッと舌を出していた場面がありました

藤田監督とはその後、1988年に「リボルバー」でも一緒にお仕事をされていて、藤田監督の監督作品としては遺作となりました。(藤田監督は役者さんとしてもご活躍された方で、「ツィゴイネルワイゼン」では独特の佇まいが印象的でした)
「リボルバー」も私は結構好きな作品ですね。
開き直ったようなジュリーが、作品のキャラクターと上手くリンクしていた。
日本で、それも車ではなく列車や船を利用してのロードムービーって珍しいと思いますが、それぞれの人間関係と街の移動に必然性が感じられました。

「炎の肖像」については以前も感想を書いていて、全くもって大したものではありませんがよろしければこちらをどうぞ

この時も触れていますが、やっぱりエンディングの“I who have nothing”が素晴らしい
正直、ジュリーに夢中になって割とすぐにこの映画を観た時は、「映画の終わりなのに地味な歌を持って来てるなぁ」と考えてしまいましたが、今となっては若干26歳で、英語を母国語としない人間がここまでこの歌を歌いこなせるって、今後有り得ないのではないかと思ってしまう

これこそ、藤田監督が感じだ「テレビの画面には入り切れねぇ代物」。
ジュリーのライブを観たことのない人にジュリーという人物を知ってもらうためには、監督としてここは絶対外せなかったのではないでしょうか。

ジュリーのお若いころのライブ映像はフィルムコンサートも頻繁にあったのですから、きっとオフィシャルで残っているんですよね
何とか商品化される等、拝見できる機会があることを望んでやみません

オカルト映画大会

2013年09月10日 | ジュリー 映画
ばたばたしているうちに、本日は横浜トークショーでございます。
私は神戸へは行けないので、今年最後のトークショーだと思うと何だか寂しい
本当にジュリーを追っかけていると恐ろしいほどのスピードで一年が過ぎていきますが、ご本人はもっとあっと言う間でしょうね
さて、今日はどんなお話しをして下さるのか

先日の渋谷ではザ・タイガースのお話は一切なかったんですよ~。
早くも封印か
Tシャツ問題はどうなったのでしょう気になる~

それから、先日の渋公の帰り道にマニアが群がっている一角があり、なんだなんだと近寄ってみるとチラシを配っていました。

9月15日(日)と16日(月)に横浜の「ジャック&ベティ」という映画館でジュリー主演映画特集があります。

「ジュリー!キャー!キャー!絶叫大歓迎!!
『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』『魔界転生』『ヒルコ 妖怪ハンター』上映」
だそうです
詳細はこちらからどうぞ。

なぜかくくりが「オカルト映画大会」なのですが、「オカルト」を「人間の知識を超えた神秘」とするならば、ジュリーの美しさが人知を超えた神秘だということで納得

DVD 再販

2013年04月08日 | ジュリー 映画
ジュリーさま御一行は明日から広島公演ですね。

広島には今日入られたのしょうか?
お待ちかねのみなみなさま、思いっ切り楽しんでらして下さ~い

ところで、タイガースのジュリーが1968年に単独出演された映画「クレージー メキシコ大作戦」がDVDマガジンとして再販されます。

詳しくはこちらよりどうぞ。

4月9日創刊で隔週火曜日発売。
「クレージー メキシコ大作戦」は7巻目に当たるので、発売は7月まだちょっと先ですが

映画の内容は、
「アメリカ~メキシコ北米大陸縦断大ロケーションを敢行。
製作費2億円、上映時間2時間42分という破格のスケールを誇る超大作」
だそうですが、ジュリーのご出演シーンは確か最後の3分ほど。

以前どこかの動画サイトで観た覚えがありますが、可愛~い若虎ジュリーが外国の女性と仲良く踊っていました

1968年というと、「世界はボクらを待っている」と同じ年です。

ジュリーにとっては、前年の1967年封切りの「ドリフターズですよ!前進前進また前進」が映画初出演となるので、本作が3本目という事になります。

こうした初期のカメオ的な出演は除くとして、ジュリーって俳優としての評価もかなり高いにも拘らず、映像作品におけるご出演作品は比較的少ないですよね。

それだけ歌手業を優先されたという事なのでしょう。

有名なところでは、あの「戦メリ」のヨノイ大尉役をツアーを優先させて断ったというエピソードがあります。

余談ですが、ヨノイ大尉役のキャスティングで私が思い出すのは、沖雅也さんが亡くなった時、友人の俳優の方(今でもTVに出ている有名な方)が、沖さんも候補に挙がっていて、相手役(ボウイが演じたセリアズ役)はロバート・レッドフォードだったと話されていて驚きました。
その方が言うには、もしここでキャスティングされていれば彼が死を選ぶ事は無かったかもしれない…ということでした。
沖さん、カッコよかったです~。
「大追跡」も「俺たちは天使だ!」もスコッチ刑事も必殺シリーズも、マニアックなところでは声優として出演された「地球へ…」のキース・アニアン役も大好きでした
もっと余談ですが、あの有名な養父の方を何故か何度かお見かけしたことがあるのですが(当時私がよく通っていたお店の近くにお住まいだったよう)、歩道を蛇行して歩いていて「この人大丈夫かなぁ」と、思った覚えがあります

余談が長くなって失礼しました
あ~早く生ジュリーを拝したいです(結局全てはここに集約されるのであった)