はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

世紀の片恋

2012年04月30日 | ジュリー 楽曲
耒タルベキ素敵(2000)DISC 1の3曲目。
このアルバムは、ジュリーが耒タルベキ新世紀を迎え気合十分で打って出た自信作
素敵な曲があふれていますが、今日はこの曲を

作詞:覚 和歌子さん 作詞:下山 淳さん

それだけ待てりゃ 何だってできるとか
 別のところへ そのパワー使えとか
 みんな黙れ 大きなお世話 
 好きでしてる 俺らの勝手

 この健気さが 自分で泣ける夜
 誰も知らない この胸は敏感肌
 若い誰が 真似たとして
 今日びこんな 一途の片恋できよか

あぁ、歌詞を全部書き起こしそうになってしまいました
それほど、マニアの思いを見事に表現して下さってる

覚さんの詩ですが、ジュリーってご自分の感覚の中にない物は歌わない方だと思うので、きっとこんなマニアの気持ちを充分理解して下さっているのだなぁと考えると、ありがたくて涙が出ます

だからこそ、「耒タルベキ素敵」ツアーでは本編最後の23曲目で、「ジュリー祭り」では第一部最後の“ラヴ・ラヴ・ラヴ”の一曲前に、まるでマニアへのプレゼントのように歌って下さっているのでは

実はブログのタイトルを考えていた時、“はるかに遠い夢”か“世紀の片恋”かどちらにしようかと迷ったのですが、実際にほぼ半世紀に渡ってマニアでいらっしゃる方々を差し置いて“世紀”を名乗るのはおこがましいと反省しました。
私にはまだまだ“はるか”な道のりです

そして下山さんの曲も、ポップでメリハリが効いていてジュリーも歌っていて気持ちよさそう
今回の“カガヤケイノチ”もそうですが、聴いていると元気が出ます

下山さんと言えば、「二アリータイガース」ツアー(命名下山さん)では勿論聴かせどころはたくさんありましたが、サポートに徹してらっしゃいました
私が特に印象的だったのは“青い鳥”の時。
何だか突然楽しそうに(お顔は変わらずクールなんだけど)ノリノリでギターを弾き出して、
「“青い鳥”ってギタリストにとってはノリノリな曲なの
と、目を見張ったのを思い出します


不定期連載今度のライブでジュリーに歌って頂きたい一曲:甘いたわむれ(“追憶”B面 1974)

「お嬢さんお手上げだ」 TV放送!

2012年04月28日 | ジュリー 音楽劇
「お嬢さんお手上げだ」が、5月27日(日) 15:00~18:00 フジテレビNEXT でON AIRされます
だからフジテレビNEXTからお花が届いていたんですね
詳しくはこちらより。

でも家は未加入なんですよね~
一カ月だけ加入するか…
トークショー&武道館公演再放送が5月始めで、6月後半からのライブのちょうど真ん中という絶妙のタイミングでのON AIRが心憎い

それから、
何をいまさら、こいつバカじゃないのと思われるの覚悟で、自分のメモとして書いちゃいますが
「お嬢さんお手上げだ」の第一幕、牟田さん(@すわさん)の告白の後、安楽満センセイがはらりとうちわを縁側に落とし(ここ大好き)、
智に働けば角が立つ。情に棹さしゃ流されて、意地を通せば窮屈で、とかくこの世は住みに~く~い~
と歌い出し、ここから“麻雀賛歌”に入るのですが
「これなんだっけ『平家物語』なわけないか…
と、ぐるぐる考えていながらすっかり忘れてましたが、やっと判明しました

夏目漱石の『草枕』の冒頭だったんですね。
ちなみに原文は
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい』

さすが漱石そしてマキノさん展開が素晴らしい

さてさて、このような記事があるのを教えて頂きました。
神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙、タウンニュース横須賀版にカズさんが

歌手の沢田研二さんをサポートする「鉄人バンド」では、ギタリストとして東京ドームのステージもこなす。
円熟の域にある演奏力も
「表現の仕方をまだまだ模索中。何年やっても(ギターに)飽きることはないね」
と永遠のロック少年然とした笑顔でさらり

カズさん素敵です
これからもジュリーをよろしくお願いいします

祝 武道館公演 再放送決定!

2012年04月27日 | ジュリー ライブ
ついに再放送が決定です
BSプレミアムで5月4日金曜日、午後9:00~午後10:30。
詳しくは、こちらより。

地上波じゃないのが残念ですが、ゴールデンウィークど真中のゴールデンタイムにON AIRですから、前の放送時の反響の大きさがうかがえます

これでまたジュリー堕ちする人多数ですね~
NHKさまさまです

この勢いに乗って、是非SONGSで「3月8日の雲」特集をお願いしたい
このアルバムは4曲でひとつの組曲なんですから、当然アルバム順通りのフルコーラスで。
いま、日本でこのアルバムを正面から取り上げられる可能性があるのは、残念ながらNHKだけだと思います。
逆に言えば、NHKだからこそ出来るはずです。

生涯一歌手であるジュリーが、今何を歌っているかを世間に伝えて欲しい。

余計なインタビューはいりません。
そりゃ、マニアとしてはジュリーのおしゃべりしている時のはにかむような笑顔とか当然観たいです。
でも、言葉は誤解を招くかもしれないし、曲解したりする人は絶対いるわけですから、ただストレートにジュリーの歌う姿を放送して欲しい。

勿論、マニアだからこそ心配される方も多いと思います。
でも、腹をくくってこのアルバムを出した以上、ジュリーだって一人でも多くの人に自分の歌を聴いて欲しいと思っていらっしゃると私は考えます。


なんだか気合いが入りまくってしまいましたが連休はジュリーのトークショーに全力を注ぐ予定だったので、4日に思わぬお楽しみが出来てうれし~


不定期連載今度のライブでジュリーに歌って頂きたい一曲:Julie Love(沢田研二 大全集 1977)

はるかに遠い夢

2012年04月26日 | ジュリー 楽曲
今日は、ブログタイトルにするほど大好きな一曲について。
言わずと知れた名盤、ジュリーが色々とあってお休みした後、満を持して発表されたアルバム架空のオペラ(1985)2曲目。
作詩:阿久悠氏、作曲:大野克夫氏。

以下、またまた戯言シリーズなのでご容赦ください

この曲のモチーフの、
「男に去られた女が彼の事を思って一人の部屋で嘆いている」
って、阿久さんの大ヒット作“北の宿から”と全く同じシチュエーションなんですよ~

“北の宿から”は文字通り日本の北の方のうらぶれた漁港にあるタタミの宿の世界なんだけど、
“はるかに遠い夢”は昔ジェラール・フィリップが主演した「モンパルナスの灯」という、画家のモジリアニの生涯を描いた映画を思い出します。
モノクロに近い無彩色の世界。
この曲の主人公の女性は、きっとモジリアニの絵に描かれてあるような寂しげな人。
部屋には、ぽつんと飾り気のないイスが一脚だけ置かれている。

同じ作家が描いた同じシチュエーションの歌詞でも、これだけ印象の違う曲になるのかというのが興味深いです

いい夢を捨てるのは 嘆きより難しい
あなたのいない広さだけ 両手ではかる真似をする
お道化た後の空しさが La-Lai La-Lai La-Lai La-Lai

なんて歌詞、書き起こすだけで泣けてきます。

そして、阿久さんもだけど大野さんも、やはり流石としか言いようがなく、ジュリー独特の無国籍な魅力を十二分に引き出されています。
余談ですが、“キューバな女”なんてジュリーを愛してないと書けないですよね

架空のオペラというアルバムはこの時期じゃないと生まれなかった作品だという思いを、特に強く感る一枚です

超吸引力のある茶色の封筒到着 2012年2号

2012年04月25日 | ジュリー その他
ジュリーから愛の「振り込め用紙」もとい「振り込みなさい用紙」を頂戴いたしました

全くもって、心からありがたいと思ってます

が、しかし
 沢田研二 LIVE2012 3月8日の雲~カガヤケイノチ Part2
 沢田研二 LIVE2011~2012 日本武道館 LIVE DVD
 沢田研二 トークショー 2012 in 横浜
 お嬢さんお手上げだ LIVE DVD (これは申し込み済み、でかした私)

ムムム…本能の趣くままに申し込んだら一体いくらかかるんだ


あと、ライブの申し込みに第二希望が多すぎると思うんですけど(小さい声で言ってみる)
当たり前ですけど、行きたいところは何としても行きたいし、行けないところはどうやっても行けないんですよね

せめて、一般発売前に
「あなたが申し込んだこの会場は取れてません一般発売に賭けましょ~
と、お知らせを頂けると大変嬉しいのですが
だって、第一希望と第二希望では日程的なスケジュールは勿論、往復にかかる時間も交通費も全く違う訳ですから。
何より、行きたい公演のチケットが取れていないなら、やっぱり何時間でも並んでゲットしたいと思いますし


文句ばっかり言ってしまいましたが、実はぶっ飛ぶほど嬉しかったのは、ファイナルが東京国際フォーラムだった事です

フォーラムも第二希望を書かなければならないのでまだ何とも言えませんが、少なくともキャパ2,084人の渋公5,012人のフォーラムになったのですから

正直、ファイナルが渋公で、もし抽選漏れしていたら一般で取る自信はなかったです

ありがとう~ジュリー

ジュリーの愛に報いるため(←妄想過多)本能の趣くままに申し込んじゃいそうな自分が怖い