はるかに遠い夢

沢田研二さんにロ・メロメロ。
ジュリーの事を考えると頭の中がお花畑。
その花を押し花にしたいなぁなんて…

「お嬢さんお手上げだ」 3月31日(土)昼の部

2012年03月31日 | ジュリー 音楽劇
今日のお題

あの「キッチュなgreenboy」な絵描きさんは、一体何歳なのか
まず王女様については、昭和50年代の少女マンガの王女様といえば15.6歳が王道だとは思いますが、ここはさなちゃんの実年齢に合わせて18歳と仮定します。
そうすると、そのお相手の絵描きさんは…
あの可愛らしいキャラ絵を見ているを10代でもOKですが(あの絵を初めてご覧になった時のジュリーの感想をぜひ伺いたいものです)ちょっぴり譲って23・4歳でどうでしょう

実は今回のオリジナル曲で一番好きなのが、この絵描きさんと山崎さんとのデュエットの“アブサンもう一杯”の歌
『LOVE-愛とは不幸をおそれないこと-(1978)』の“居酒屋”にインスパイアされたように感じますが、実に詞と曲がピッタリはまっていて、オチの野田さんの突っ込みがまた爆笑必至

最後にラララ~と山崎さんに肩を組まれて歌うジュリーのキャラは、どう見ても23・4歳の若者ではなく、おじさん同士がくだを巻いているとしか見えませんが
その後、ウエイター役の野田さんに怒られて山崎さんと二人で小っちゃくなるんですけど、今日はいつも以上に小っちゃくなっていて可愛かったです


さて、この音楽劇の中で安楽満センセイがさなちゃんに対して何度か言う
『ちょっと待て』。
それまでの『ちょっと待て』は最後の『ちょっと待て』への伏線かと思うほど重要です。
このセリフの前のジュリーは、本当に瞬き一つしない程の緊張感を漂わせてらっしゃって(双眼鏡でガン見している私も息をつめて見守っているのですが
その緊張を破る『ちょっと待て』のセリフは、色々と試されているのかその都度微妙に違っていました。
私にとっては、今日の『ちょっと待て』がその後の表情を含めて今までで一番ピタッときました
分かり難い表現ですみません
とにかく、これからご覧になる方にじ~っくりとジュリーの表情を見て頂きたいと思ったもので


今日のジュリーは、特にボーリングシャツを着て縁側で胸元をウチワで扇いでる時なんてか~な~り色っぽかったです
安楽満センセイに色気を感じるのは、マニアとしては正解なのでしょうか

「お嬢さんお手上げだ」 3月30日(金)昼の部

2012年03月30日 | ジュリー 音楽劇
いよいよラストスパートなサザンシアターへ

いきなりですが
今日のハプニング大賞
師匠のお宅で、さなちゃんを怒鳴る場面。
手に団扇(うちわ)をお持ちなのですが、怒りに任せて勢いよく振り過ぎたのか柄だけを残して扇部がストンと落ちてしまいました
この団扇、実はこの後の牟田さん(@すわさん)の告白から歌に入るきっかけを作る大変重要なアイテム。
どうされるのか心配しましたが、自然な感じで地面に落ちた扇部を拾いに
しかし、さすがに扇部だけを持つのは無理があると思われたのか、それとなく手放されていました

思わず「カタクリ家の幸福」の特典映像の、扇子を広げたら破けてしまったシーンを思い出した私はマニアとして認定されるででょうか


さてさて、今日は泣かないかな~と思っていたのに、やっぱり泣いてしまったのが最後のさなちゃんとの場面。
最後のデュエットの

生意気で 意地っ張りな君が
のところで、
ジュリーが「めっ」って感じのお顔をされ、
みかんちゃんが「てへっ」表情をするところに、
毎回、何とも幸せな気分にさせて頂いてます

別に二人が恋愛関係に至らなくても、まさしくこれは
a boy meets a girlな物語で、お互いにとってかけがえのない出会いだというのが、何度観てもすがすがしく思える理由かもしれなせん

今日はカーテンコールでスタンディングオベーションもあったほど、充実した舞台を観せて頂きました

「お嬢さんお手上げだ」 3月29日(木)昼の部

2012年03月29日 | ジュリー 音楽劇
今日はDVD撮り。
開演前、客席が常に増してザワついている気がして何だか不安に
幕が上がっているのに私語を止めない方もいらして思わず振り返って牽制してしまいましたが開場前から沸いていたとも言えるわけで、本編舞台中はかなり盛り上がりました

でも、携帯はこういった場所では切るものと認知されているはずなのに鳴ってるし特に勘弁して欲しいのはビニール袋のガサガサ音ですね
咳やくしゃみは仕方がないとしても、携帯とビニール袋は自己管理出来る範囲だと思います
まぁビニールのガサガサ音や携帯の着信音まで撮影用のマイクが拾うかどうかは知りませんが、「ACT」のDVDを観せていただいていても咳はかなり響いています。

例えば入場時にのど飴を配ったりしてそれとなく注意喚起するとか(はっきり“DVD撮りなのでご協力ください”なんて言ってしまうと逆にトラブルの元になったりするかもしれないので)、休憩中にものど飴を籠に入れてその辺に置いておくとか…
飴って思ている以上に咳止めに効きますよ~

もっと言えば、開演前にテープではなくスタッフが肉声で
「携帯の電源はお切りください」
と言うだけでもかなり違うと思いますが。
観客任せではなく、DVDを楽しみにしている方たちのためにも主催者側も何らかのアプローチをするべきなのかも…と思いました。

まぁ、今は技術の進歩すごいので、素人が余計な心配しなくてもきれいに編集されているんだよという事なら、全くOKなのですが
何だかDVD撮りという事で関係のない私がナーバスになっていたようで色々書いてしまいすみません


ところで、本編の感想です

やっぱりDVD撮りって緊張されるものなのでしょうか。
5人さまともそれぞれございました
特にジュリーは当然出番も多いから必然的に…今まで一度もミスなんてなさった事がないのに
「え~ここで~
なんて場面もあったり。
勿論、上手くフォローされていましたが
ちょっといつもより早口な時もあったようです。

でもその分、皆さんはじけたのか最後の酒屋の場面は今までで一番盛り上がっていたと思います
そして、最後のソロは一段と素敵でした

今日のDVD撮りは夜の部もあって、両方を編集したりするのでしょうか。
本当にお疲れ様です。

「お嬢さんお手上げだ」 3月27日(火)夜の部

2012年03月27日 | ジュリー 音楽劇
昨日「きれいな大人」になりたいと誓ったばかりなのに、もう健全な生活を送ることさえ怪しくなってきました
武道館ライブの放送を観まくり、“3月8日の雲”を聴きまくり、舞台の生ジュリーに通いまくっていると、そりゃ~頭もおかしくなります

今日は朝からネット上の“タンバリン”の文字に反応して
「そういえばPYGの田コロライブってまだ買ってなかった
とポチしてしまい、東京公演がもうすぐ終わると思うと、いてもたってもいられず“お嬢さん”の遠征を企てる始末

あぁジュリー、あなたはなんて罪なオトコ
そして、サザンシアターへ

今日のジュリーはお声ツヤッツヤ動きも軽やかで“麻雀賛歌”のダンスシーンの足の上がり具合はかつてなく高かったです
視線の配り方などもいろいろと工夫されていて、例えばさなちゃんがシャワー上がりに短パンでみんなの前に現れると
「若い娘がそんなに脚をむき出しにして
って感じにすっかり父親目線で、眉間にしわを寄せたり


今日一番気持ちを動かされたのは、安楽満センセイが勝手に仕事を受けたさなちゃんを怒鳴るところ。

あれは、マンガを描けないという自分自身の不甲斐無さに対する怒りをさなちゃんにぶつけてしまったんですね
安楽満センセイって、ここ何年も人を怒鳴ることなどなかったのでは
きっとどこかで彼女に甘えていたのかも
だからこそそれ以降、さなちゃんに対して娘としての愛情が大きく膨らんだ気がします。
安楽満センセイって実は単純そうですもの

ところで、禁断の○スシーンではチュッて音が聞こえました

今日のジュリーのお顔はとってもすっきりされていて、“サムライ”の頃のような美しさでした
ホントですって、信じて~(そりゃ~お腹は丸かったですよ)
それを証拠にお隣の方たちもカッコイイ~って、キャッキャされてましたもん

「お嬢さん」レポ 番外編 さなちゃんのバッグ

2012年03月26日 | ジュリー 音楽劇
以下、いつもの通り何の知識もない者の一人妄想ですので御免下さい


「お嬢さんお手上げだ」の舞台は昭和50年代の東京・下町。
最初観た時は、昭和50年代に限定された理由がよく分かりませんでした
あえて言うなら、ジュリーのボーリングシャツに時代を感じましたが

もっと若い方なら逆にすぐ気付いたかもしれませんが、50年代に限定された最大のカギは電話ではないでしょうか。
電話、つまり携帯電話ではなくいわゆる家電ですね。
師匠の家で電話を借りたり、安楽満センセイのお家に遊びに来ていたノブちゃん宛てに奥さんから電話があったり。
そして、誰から掛かって来たか分からないからこそドキッとする最後の電話
最大の山場(決断するジュリーの溜めの演技がメチャクチャカッコイイ~)の編集長への電話といい、電話が非常に重要な役割を果たしています。

なまじ昔を実体験として知っているので違和感なく観てしまったのかも


そしてもう一つ、大切な小道具であるさなちゃんのバッグ
バッグと言っても、旅行鞄の方でななくてバイト先に行く時などに使っていた、A3サイズの布製のスヌーピー柄の方。
さなちゃんって昭和50年代に18歳なので、私とほぼ同年代なんですよね。
私も中学か高校の頃、あのスヌーピー柄の布バックって持ってました
というか、周りの子もみんな持ってたような定番モノでした。
さなちゃんは赤いバッグだけど、私は黄色だったかな
最初24歳だという触れ込みのさなちゃんですが、あのバッグは24歳の女性の持ち物ではないですね(まぁあのおじさん達はそんな事に気付くはずもないでしょうが
マキノさん、さすがポイントを絶妙に突いてらっしゃいます

安楽満センセイとさなちゃんの関係にしても、今だったら36・7歳くらいの年の差の恋人同士もありでしょ~(だってお相手はあのジュリーですよ
バブル期前の、大人が大人として節度のあった時代だからこその物語でしょうか
第一、私のように心の汚れた人間には、25年前に別れた恋人を思い続けるなんて最初は理解できませんでしたよ
でも今では、新さんだって10年待ったんだから、安楽満センセイなら25年くらい全然OK~って納得です

ジュリーのようにきれいな大人になれるよう日々精進です