拓郎さんのジュリーのお話し その3

珍しくオフィシャルでも告知がありましたが、
2013年2月9日（土）の22：00～22：59、ＮＨＫ　ＢＳプレミアムにて
「吉田拓郎の千夜一夜 ～沢田研二～」
が、放送決定でございます

2012年12月8日に拓郎さんからジュリーとの対談の収録を終えられたとの発表があり、これは次回の○ールナイトニッポンで何らかのコメントがあるのではないかと、12月10日、実に30年ぶりくらいにリアルタイムで○ールナイトニッポンを聴きました。

今更ですが、これを書き起こしせずに年は越せないと思い、その割には簡単ですが書き起こしさせていただきます。

○ールナイトニッポンって、昔は深夜1時から3時が第一部、3時から5時が第二部だったのですが拓郎さんの番組は10時からで、まずそのことにビックリ
（ちなみに私が一番聴いていたのは火曜深夜の所さん、映画が好きだったのでパックインのおすぎと○―コさんもよく聴いていましたね～。宇田川○洋さんのコーナーとか今でも雰囲気を覚えています）

この日は生電リクの日で、いつもとちょっと違う雰囲気でしたがジュリーとの対談についてはしっかり語って下さいました。

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坂崎さん「拓郎さんは沢田研二さんとお会いしたそうで」

拓郎さん「ええ、来年ON AIRされると思いますがTVでちょっと対談をしてきました。
昔『月刊明星』で対談し、その後が『LOVE LOVEあいしてる』にゲストで来てもらって、人生で三度目でした、沢田研二と」

坂崎さん「すごいなぁ～」

拓郎さん「一時間半くらい二人で、ある事ない事…」

坂崎さん「今回は飲まないで？」

拓郎さん「お酒なんか全然飲まない。
ある事ない事二人でしゃべって。
まっ、オヤジのたわ言でしたけれども。
二人のおっさんがですね、まっ言ってみりゃ二人のスーパースターが、自分で言うのも何ですが(笑)」

坂崎さん「スーパースターが(笑)誰も言わなかったから(笑)」

拓郎さん「超ビッグな二人が」

坂崎さん「天下の二人が」

拓郎さん「天下の二人が、他愛もない事をしゃべってですね、きれいに別れてきました。
で、長い付き合いしようねって」

坂崎さん「沢田さんのほうがちょっと若いんですか？」

拓郎さん「64歳。沢田研二」

坂崎さん「じゃぁ二つ下」

拓郎さん「なんか色んなね、僕らが想像している、いや僕なんかが抱いているジュリーとか沢田研二というのとは違う沢田研二像が出てると思いますよ。
色んなことを話してくれまして、結構いろいろ喋ってくれました」

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ここからは、本放送を観てのお楽しみということですが、70年代に拓郎さんの事が気になっていたジュリーがこっそり一人でライブを観に行っていたり、自分で曲を作るという事に対しても拓郎さんに影響を受けたといったお話しをされたそうです。

その後のリスナーからのメールを読むコーナーで、ジュリーのファンの方からのメールがあり、
「ジュリーは拓郎さん、大好きとファンの前で公言している。
ファンの間ではその大好きの部分だけを着ボイスにしたいものだと言われている」
といった感じの内容だったのですが、拓郎さんは物凄くサラッと読んでいてそこに逆に照れを感じたりしました

私の勝手な思い込みですが、拓郎さんってジュリーの事を話す時、何だかいつもよりちょっとだけかしこまっている感じがしてカワイイです
それに、今ああいった感じで『沢田研二』って言い切る方って、業界広しと言えども他にはいらっしゃらないのでは？(何だかオレノモノ的な)

超ビッグな天下のスーパースターのお二人が、ちょっぴり照れてドギマギしながら語り合う姿楽しみですね


あ～これで何とか年を越せそうです。
こんなヘッポコなブログを覗いて下さった皆々さま、本当にありがとうございました
また、来年もこんな感じですが続けたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします
よいお年をお迎えください

赤と青

「ザ・タイガース グループ史上初のメンバー監修によるベスト盤！」の情報が解禁
発売は2013年2月20日。詳しくはこちらからどうぞ。

ピー先生の監修による選曲ということで、当時の音源のみということに限れば数あるタイガースのベスト盤の中でもBest of The Bestという事でしょうか

赤盤、青盤とは懐かしい言わずもがなのビートルズですね～
私もアナログ盤で買った時の興奮を覚えています

それだけに、このタイトルは
このタイトルってあのジャケットありき、だと思っているのでジャケットにも期待したいです

売れに売れて、来年12月にはライブがと噂のリアリー・タイガースに向けて弾みがつくといいですね～

タイガースのベスト盤といえば「ゴールデン☆ベスト ザ・タイガース」が今月初めに発売されています。
この盤には同窓会時の“十年ロマンス”“色つきの女でいてくれよ”“銀河旅行”も収録されています。
20曲収録で999円とはお安い

更に同時期に「ゴールデン☆ベスト PYG」も同じ999円で発売中。

両方とも買いましたよ（まだ開封していませんが）

今回の赤盤青盤のように、「LIVE ver. 未発表音源」がCD化されるのは本当に貴重で嬉しい事ですが、映像の方は難しいのでしょうか…

少なくとも一度は発売予定となっていた「BEAUTIFUL CONCERT」は、是非とも正式な形で出していただきたいです


今日の映像：KENJI SAWADA with jazz master Live 1990:10;28

そろそろセットリストを

キャ～超絶かわいいジュリーサンタさん、笑顔のプレゼントをありがと～

リアルサンタのような今のジュリーさまは、11月3日のツアーファイナルで
「2012年の仕事納めです。
まっ、色々とやることはあるんですけどね」
と、おっしゃっていましたが、本当に実に「色々」な事がありました。

ビバリーにご出演され、拓郎さんとの対談を収録され、応援演説に立たれ。

マニアが落ち着かない日々を過ごしている間にも、着々と正月LIVEのリハーサルをこなしていらっしゃる事と思われます


さて、公演前のお楽しみと言えばセットリスト予想

『燃えろ阪神タイガース』の新聞広告に“カサブランカ・ダンディ”“サムライ”“勝手にしゃがれ”“TOKIO”“おまえにチェックイン”とあったそうです。

これって、これらの曲を全て歌われるって事でしょうか

今年のツアーの何処かのMCで
「知らない曲ばっかりでゴメンね。
来年は“勝手にしやがれ”“TOKIO”の他にもヒット曲を歌います」

とおっしゃっていたそうですが、そんな風に宣言された以上2013ツアーで少なくともこの2曲を歌われるとすると、お正月に歌ってまた夏に歌うって事ですか

う～んここ何年かはお正月はマニア向けの選曲だったような気もするのですが、Royal Strainght Flush的な構成か…深まる謎

個人的に“ポラロイドGIRL”は来ると思っていたんですけど～

当てに行っても絶対当たらないでしょうから、歌っていただきたい曲はというと、
夜シリーズとして“夜の河を渡る前に”“夜のタンゴ”“夜の都会（ナイト・タイム）”
「Distortion Love」から“憂鬱なパルス”“BACK DOORから”“Don't Say It”
ラブシリーズで“マイ・ラブ”“MY LOVE IS YOUR LOVE”
月シリーズで“ルナ”“MOON NOUVEAU”“月のギター”
白井さんシリーズで“次のデイト”“真夏・白日夢”“「Ｃ」”

いや～ワクワクして来ました

ところで、12月29日(土)午後7時30分から「夢の紅白　２０１２　〜名歌手たちの名勝負・名対決〜」という番組があり、ジュリーの“TOKIO”が流れるそうです。
あの白い天女のようなSuper-duper美ジュリーですね～。楽しみ
実は後ろにいる建さんも、スタイルの良さが引き立つ衣装でメッチャカッコよかったりします

今日の映画：夢二(1991)

展覧会

またまた先日の応援演説の時の話題ですみません

ジュリーが去られた後、魔法が解けたかのように動き出した私がした行動は次のどれだったでしょう

１．感動して泣いた
２．可愛い～と飛び跳ねた

３．萌え尽きて白い灰になった

はい、正解は２１３の順番で、全部ですね～

今は若干３が継続中の状態で、ジュリーに関してのイベントごとが終わった後って、揺り戻し状態になっちゃいます

それではいかんと、森本千絵さんの展覧会に行って来ました
詳細はこちらからどうぞ。

千絵さんはみなさんよくご存知の通り、以前ジュリーのマネージャーをされていて今でもよくジュリーが話題にされる森本さんのお嬢さんで、アートディレクターとして大活躍されている方です。

今回の個展は彼女のこれまでのお仕事の集大成的なもののようで、入り口付近には子供の頃からの作品やご両親からの手紙、また彼女が4歳の頃にジュリーのツアーパンフのモデルをジュリーの相手役(ルイス・キャロルの「アリス」をモチーフにしているようです)として務められた東京ステーションホテルで撮影されたグラビアと、ポストカードが連なった形の写真が飾られていました。

1980年、この頃のジュリーってもうこんなカッコイイ人がこの世に存在するのかってくらい超絶カッコイイ

あの動画サイトでも大人気の“どうして朝”のお顔ですよ～

是非、また歌っていただきたいのですが、今のジュリーがしたいことだけ したいって身悶えちゃったらどうなるんだろ～
もっの凄くエロい気もしますが

千絵さんはジュリーの [CoColonooto]　の企画、装丁もされていて、勿論 [CoColonooto]　も飾られていました。

そこに添えられていた千絵さん直筆のコメントを一部抜粋させていただきます

「そして、ジュリーが還暦を迎えた2008年、とうとうジュリーの記念アルバムのジャケトを制作させていただいた。
胸の穴に音楽を生めて生きる男の物語を。」

「ジュリーは１番かっこいい。
そして、父は１番のマネージャーだと大人になってから思うこと。」


今日のCD:3月8日の雲(2012)

この世の中で最も真実に近い男

昨日は新聞を買いに走ったりして、まだまだフンコー冷めやらずって感じです

新聞記事もそうでしたが、心配されていたマニアのみなさんも、マニア以外の方にもとても好意的に受け取られたようで、本当に良かったです

それから集客ですが、新聞記事によると1500人、いつもの山本さんの街頭演説時の7.5倍とありました。

どちらにしても、あの場所にあれ以上の人数は無理です。

山本さんサイドも、ジュリーに来ていただくならもっと広い場所を確保しないと～
とにかく、事故がなくて良かったです。


ジュリーの登場時に山本さんがジュリーを紹介した言葉もとっても素敵でしたが、演説が終わり退場されるジュリーの背中に向かってこう言っていました。

「すごいですね。本物の表現者ですよね。
自分の言葉にして、自分の歌にして、それをみんなにメッセージされてきた。
ありがとうございました。
ジュリー最高
小っちゃい時見たジュリーですよ、ヒーローですよ。
本当にありがとうございます。
沢田研二さんでした。」

素直に心から溢れ出た感嘆だったと思います。

彼が高校生の時から20年以上いた芸能界、友達も先輩も数限りなくいたと思いますが、彼を応援するために立ち上がったのはジュリーだけだった。

それもこれまで一切面識がなかったにも拘らず、志に賛同する彼の窮状を見かねて…。

なぜかとってもジュリーらしいと感じたのは、前日の山本さんの街頭演説を
「どんなふうにやってるのやろ」
と、様子を見に行かれたというエピソード。

ネットで見た記事なので出典が分からないのですが、かつて尭之さんが、ジュリーについてこう語られたそうです。

「もしこの世の中に真実があるなら、それに一番近い生き方をしているのが、沢田研二という男ではないだろうか」


今日の投票日を終え、山本さんがこの先どういう人生を進まれようと、ジュリーと出会えた事はとても勇気づけられる出来事だったと思います。

どうか誇りを持って生きていって欲しいです。