ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

4.ヤンゴンの日本語学校①

2020-03-15 22:57:44 | Myanmar ミャンマー
2020年1月20日(月)晴れ

宿の朝食時、バンクーバーに住むカナダ人と挨拶をして話していたら、その人がオンタリオ州のロンドンの町で生まれた人であることが分かった。私が19歳の時にオンタリオ州のセント・トーマスの町の農家でアルバイトをした事があり、労働することを申告する為にロンドンの町へ行った事があった。私が居た年に生まれたというから世の中狭いものだと思いました。


10時前に知り合いのエイさんが経営している日本語学校「さつき」へ行きました。さつきは昨年はサクラタワーにありましたが、現在はアノーヤターラン通りの南の36 St.にあります。隣りには大きい日本語学校「metro」がありますが、50名程の生徒を持って頑張っている様です。
 

「さつき」はビルの2階を借りて運営されており、道路に面した大教室と裏側の小教室、その奥がトイレと台所となっています。先生が寝泊まりする部屋が上の階にあります。写真は小教室と台所です。
 

大教室には日本地図が貼ってあります。日本語のレベルは初心者がN5、一番多いのがN4、N3は上級で少ないです。日本へ行くにはN4のレベルのテストに合格する必要があります。
 

日本をミャンマーを行き来しているミャンマー人のミョーさんからミャンマー人について話を伺いました。長年軍部の支配を受けていたミャンマー人は上の命令を聞くように教育されてきたので、自分で物事を考えることや自分の意見を持つ、自らの将来計画を考えることが出来ないそうです。日本語の勉強をしても、教科書に書いてあることは読めたり話せたりしますが、自分の意見を発表させると何も話せなくなってしまうそうです。日本へ行って働くのが流行っていますが、自分の将来を考えて「行きたい」と言うのでなくて親に勧められたり、友人が行くから自分も行くのであり、主体性が無いとミョーさんは教えてくれました。ミャンマーの人が日本へ行くと、半年は節約するがその後浪費が始まり、1年働いても出費を取り戻して貯金して帰れる人は少ない。「納税」「税金」を経験した事が無いから、将来をイメージ出来ない。「何故か?」と自問自答する訓練もできていないのがミャンマー人。そう聞いている自分は最近「何故?」と考えることが無くなっているのではないか?と考えさせられることが多い対談でした。


お昼はエイさんが弁当を買ってきてくれたので、学校で食べました。


N5クラスはミャンマー語で説明する必要があるので、ミャンマー語を知らない私には教えることが出来ませんがN4クラスは日本語が読めたり、簡単な日本語なら理解することが出来るので教科書を読み、設問に関する回答などを教えることができます。午後の授業の先生をしました。
 

学校からバックパッカーへ一度戻り、屋台の夕飯を食べました。混ぜご飯は1000チャット。今日の出費はこれだけだったから1日の食費は76円でした。
 



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