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ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第8日 大樹町(晩成温泉)

2017-09-14 22:23:46 | 北海道
2017年8月30日(水)

百人浜ー黄金海岸ー広尾ー晩成温泉  宿:晩成温泉キャンプ場(500円の温泉に入ると無料)

・天気  :曇りのち晴れ 14.8~23.1℃
・走行距離: 78.4Km/日、積算距離:306.6Km、平均時速: 17.7Km/h
・登高  :74m、積算 208m/d

朝5時に起床。テントの外張りの内側が濡れていた。管理人は7時に来るのでそれまでに管理棟のコンセントを使って充電電池とスマホを充電しました。
昨日、温泉へ行った時、コンセントには「携帯を充電しないでください」と書いてあった。管理棟でもきっと正式に問合せすれば「充電はダメです」と言うのかも知れない。バイクの人は走行中にバイクから電子機器を充電することが出来るらしいが、自転車でキャンプ生活しているとスマホ等の電子機器の充電が出来ないのが困ります。

新潟からバイクで来ていた小林さんはロードバイクを持っていて今でもトレーニングとして乗っているそうです。テントを撤収しながら意見交換させて頂きました。


8時40分に出発しました。今日のルートに「黄金道路」があり、5000メートルのトンネルがあると自転車仲間ジムさんの昨年のブログにあったので、フロントライトとヘルメットライトを準備しました。

朝から道路沿いに昆布を干している漁師さんを見掛けました。昆布は乾燥度合いによって色と大きさが変わっていくのがよく解ります。茶色いものがだんだん黒く、小さくなっていました。


黄金道路の石碑から15分ほど走ると5000メートルの「えりも黄金トンネル」がありました。正確には4941メートル。北海道で一番長いトンネルと書いてありました。




広尾はサンタクロースの町らしいけど、わざわざ立ち寄る気力がなく通過です。


10時50分、フンベの滝で休んでいると福岡ナンバーの車が停まったので旅行中ですか?と尋ねてみると博多の川端の人で最近旭川に転勤になったとのお話でした。休日になると車で北海道内を観光して回っているそうで、「釧路でカヌーに乗ると楽しめるよ」と勧められました。




広尾のセイコーマートでお弁当を買って外で食べていると、軽装のロードで走ってきた青年が居たので話してみると福岡の糸島の大学生。今日は福岡の人と2人も偶然会う日。写真を撮る為に弁当を自転車のリアキャリアに置いていたらカラスが急接近して来て危なく取られてしまいそうになりました。カラスは要注意だったことを忘れていました。




午後2時過ぎに晩成温泉に着きました。




温泉の受付でテントを張りたいと申し出ると500円の入浴券を買うように指示されました。「好きな場所にテントを張って良い」と聞いたので片付けが容易な様にテーブルの近くにテントを張りました。


晩成温泉はヨードの濃度が高くお湯は茶色い色をしています。タオルを貸して頂けたし、休憩室でゆっくり休んで日記を書けたので良かったです。
明日は釧路の銀鱗荘まで走る予定です。念の為に夕方に予約の電話をしておきました。日高のライダーハウス、襟裳のキャンプ場、本日の晩成温泉キャンプ場、明日の銀鱗荘。全て昨年自転車仲間のジムさんが泊まられた場所です。先輩のブログを逆行しているだけなので、泊まる場所を自ら捜す必要が無くて助かります。

第7日 えりも(百人浜オートキャンプ場)

2017-09-13 20:46:47 | 北海道
2017年8月29日(火)

日高ー浦河ー襟裳ー百人浜  宿:百人浜オートキャンプ場(310円)

・天気  :雨のち曇り 21.3℃
・走行距離: 90.4Km/日、積算距離:228.2Km、平均時速: 17.0Km/h
・登高  :49m、積算 212m/d

朝6時3分、ライダーハウスに泊まった3人のスマホから一斉にJアラートの警報を鳴りました。「何事?」と調べてみたところ、北朝鮮がミサイルを発射した! 
丈夫な建物に避難するか地下へ避難せよとのメッセージだけど、雨が降る日高のライダーハウスでは近くに丈夫な建物なんて無い。しばらく様子を見ていると襟裳の東1000キロに落ちたと警報が出た。我々の上空を通過した様です、若い3人のチャリダーは「東の空に火花が見えた?」なんて冗談言ってたけど見える訳がない。

雨具を着て外のトイレへ行くと蚊がいっぱい。虫よけのスプレー缶が置いてありスプレーすると蚊は飛ばなくなるが、ため込み式のトイレで清潔とは言えない。

窓の外は雨。天気予報では午後には回復する様ですが、外の雨は小降りでなくかなりの本降りの雨。


7時5分、所沢ナンバーのライダーが出発して行きました。雨が止むまで待っていても何時になるか解らない。雨でも走る覚悟は出来ていたから、ライダーハウスの中で雨対策をして8時半に出発しました。フロントバッグは防水が完全では無いので大きいレジ袋を被せました。

1時間、17Km走って道の駅みついしに着きました。ゆっくり走ったので、雨に打たれるのは涼しくて気持ちいい。激しい雨で向かい風なら顔から雨具の中に雨水が入って不快ですが静かに降る雨は大丈夫!


シューズカバーの代わりにレジ袋を靴に被せていました。見栄えは悪いけど、雨具のズボンから垂れる水が靴下や靴の中に入らず、機能的には十分役立ち、軽いのがいいです。ここ数年自転車旅行は靴や靴下が雨で濡れることを嫌って、いつもサンダルを履いていました。レジ袋のシューズカバーをしたので雨でも快適に走れました。


この道の駅に、ウトナイ湖で出会った日本一周チャリダー青年が昨夜泊まり、走らずに休んでいました。彼は雨が止んでから移動開始する様でしたが、僕は1時間ほど休んでから雨の中を襟裳に向けて漕ぎだしました。

浦河の町の側溝の蓋は競馬馬。道路沿いの牧場でも競走馬らしい馬を見掛けました。


午後2時にやっと雨が止み、雨具を脱ぎながらトンネルを見ていましたが、トンネル横の側道は崖崩れで道路に多くの岩石が落ちていました。
北海道の海岸を走るとトンネルが多いと感じますが、旧道は急峻な山が海に迫っているので落石が多くて危険なんだと思いました。




午後2時20分、襟裳町に入りました。この付近のバス停は灯台の形をしていて可愛いです。




襟裳岬へ向かう34号線はかなりのアップダウンがあります。出発が遅く、雨が降っている間スピードを控えたから時間的な余裕がないと判断してあと1Kmの場所で北行きの海岸線に迂回し、襟裳岬へ行くことを断念しました。

キャンプ場へ向かう道で路上のキタキツネを発見。写真を撮ろうかと一瞬思いましたがピョンと逃げていきました。
午後4時20分に百人浜オートキャンプ場の標識まで来ました。


管理棟で310円を支払って黄色いテントの隣りにテントを設営しました。


歩いて行ける距離に高齢者センターがあり、300円でお風呂に入れます。暗くなる前に戻りたいので、5時半にお風呂へ行きました。
管理棟には洗濯機があったので50円で洗剤を買い、200円で洗濯をしました。レーパンもジャージも速乾性素材なので乾燥は30分、100円で済みました。洗濯が終わる頃にはもうすっかり暗くなっていました。襟裳岬へあのまま走っていれば薄暗い中でテントを設営して風呂や洗濯するゆとりが無かったかな?と思いました。

管理棟にはえりも町の情報やポスターが貼ってありますが、豊似湖の形がハート形になっており、一つの名所になっているらしい。飛行機から見れば納得できるだろうけど、自転車でわざわざ坂道を登って見に行く元気は無い。バイクの何人かは行くこともあるのかな?


8時半には就寝。ライダーハウスもいいけど、一人きりのテント生活も気楽でいい。

第6日 日高

2017-09-12 00:01:51 | 北海道
2017年8月28日

苫小牧ー門別ー日高  宿:ライダーハウス「Infoスペースin新ひだか」(無料)

・天気  :曇り 22.4~24.8℃
・走行距離: 98.2Km/日、積算距離:137.8Km、平均時速: 16.7Km/h
・登高  :56m、積算 257m/d

九州を出て以来昨日までは本格的な走りでなかったけど、今日からフル装備で北海道を走る。リアキャリアを取付け、リュックに入っていた着替え等をパニアバッグに積み直し、テントや寝袋もパニアバッグに入れました。

朝8時友人宅を出発し、26日の夜に走った同じコースを逆走して周文港への交差点には9時23分に着きました。ずっと追い風でスイスイ走れます。


門別を越えたあたりでは路肩が殆どなくて車道を走らなければなりません。交通量が少なくないので気が抜けません。周文港への分岐点までは追い風だったのにその後は向かい風。




12:44、厚賀のセイコーマートで490円のカツ丼を食べて強気で走ることにしました。苫小牧にはローソンもセブンイレブンもありましたが、北海道の地方へ行くとセイコーマートだけになります。昨年の北海道旅行の時にカードを作ってもらったので、今回持って来るつもりでしたが、準備不足で忘れてしまいました。セイコーマートにはHOT CHEFがあり、暖かい弁当があります。通常のお弁当も電子レンジで温めてくれますが、自転車旅行者には有難い存在です。


13:40、道の駅「サラブレッドロード新冠」に着きました。この辺りは競走馬を育てる牧場があり、ハイセイコーの銅像がありました。


今夜の宿の周辺にはお店が無さそうなので日高のセイコーマートやマックスバリューで夕食の弁当、明日朝のオニギリや水などを買いこみました。昨日道の駅「ウトナイ湖」で出会った日本一周の青年とスーパーで再会しました。彼はライダーハウスでなく、その先の道の駅まで走るそうです。

午後4時前にライダーハウス「情報サイトスペースin新ひだか」に着きました。久しぶりにテント等を積んで100Km近く向かい風の中を走って少し疲れましたが、いいライダーハウスに着けて達成感がありました。


ライダーハウスにはバイク出来た先客が居り、「雨が降りそうだから自転車は室内に置いてもいいよ」と言ってくれたので洗面台の横に置きました。ライダーハウスには管理者不在ですが、電源があって充電が可能、水が出て、外にトイレがあるいい環境です。夜には雨が降る予報なのでテントで寝るより安心です。夕方3人のチャリダーと一人のライダーが加わったので総勢6名となりました。あと1人なら譲り合って泊まれる広さでした。
夜の11時には雨が降り始めました。雨の中でテントを撤収するのは大変な作業です。雨が降る予報があり、テントでなくて雨に濡れないライダーハウスに泊まれてラッキーな日です。

第5日 支笏湖観光

2017-09-11 22:59:09 | 北海道
2017年8月27日

苫小牧ー支笏湖(車による観光)  宿:友人宅連泊

・天気  :晴れ
・走行距離: 0Km/日、積算距離:39.6Km、平均時速: ーKm/h
・登高  :-m、積算 -m/d

出発前にテントなどキャンプ用品を26日夕方の時間指定で送りましたが、その時間帯に友人が不在であった為に今日の夕方に再配達をお願いしました。
友人の山田さんは僕と山脇氏を車に乗せて先ず緑ヶ丘公園の金太郎池を案内し、次に支笏湖を案内してくれました。




支笏湖から流れ出る千歳川は水の色が緑色で凄く綺麗です。


川を下った所に「さけます情報館」があり、鮭の卵から稚魚となる様子が展示されていました。水槽には成魚となって赤い色に変色した鮭が居ました。
北海道では川を遡る鮭は食べないで漁協が腹を裂いて卵を取り出しふ化させて稚魚として育て、放流するのだそうです。


長沼町にお住まいの明野さん宅でお昼をご馳走になりました。明野さんは苫小牧の自然に関する情報を発信する仕事をされており、旅好きな方で大阪の美味しい物について山脇氏が話すと「食べに行く」と行動的な発言をされていました。


夕方5時20分、道の駅ウトナイ湖に行くと、日本一周82日目のプレートを看板に立てて自らの写真を撮っていた宮本君と会いました。北海道を反時計回りに走るそうなので何処かで再会することがあるのかも?




夕方6時からの時間帯に宅急便の再配達をお願いしてあったので慌てて山田さん宅に戻りました。山田さんは我々の為にジンギスカンを作ってくれましたが、北海道の人はジンギスカンもラーメンも「ベル」のタレを使うのだそうです。





第4日 北海道行きフェリー(苫小牧)

2017-09-11 22:10:37 | 北海道
2017年8月26日

敦賀ー苫小牧(周文港)-苫小牧  宿:友人宅

・天気  :晴れ
・走行距離:28.6Km/日、積算距離:39.6Km、平均時速: 20.6Km/h
・登高  :-m、積算 -m/d

フェリーは神戸と門司を結ぶ阪九フェリーと比べると非常に豪華でお風呂にはサウナや露天風呂があります。


映画が上映され、ビンゴゲームでは参加者の半数以上が景品をもらっていました。僕も参加してケーキを頂き、山脇氏はソフトクリーム券が獲得できました。また午後3時15分からは津軽三味線のショーがありました。


もう一人のチャリダーは群馬出身の山口君。山脇氏と同じ部屋だったので一緒にビンゴゲームに参加したり食事をしました。彼は到着した苫小牧ではウトナイ湖まで走ってテントを張るので夜9時前に下船してから234号線の交差点まで一緒に夜道を走りました。気温は23℃で走り易い。


苫小牧市内の友人宅に10時半頃到着し、話し込んでいたら夜中の2時になってしまった。