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ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

5/7 花蓮連泊

2012-05-23 16:58:58 | Taiwan 台湾
5月7日
花蓮ー太魯閣ー花連 馨憶精緻民宿1000元
・天気  :曇り(29℃)
・走行距離:75.7km/日、積算距離:1081km、平均時速:16.2km/hr
・登高  :max 223m、積算 253m/d

民宿の片桐さんに「太魯閣はいいよ」と薦められたのでリュックを置いて行ってみることにした。
下痢が治っていないのでお腹に優しい?肉粽と豆乳の朝食後8時に出発。
9時に8号線に入り坂を登っていく。川幅が狭くなってきてもうすぐ燕子口だから頑張ろうと思っていたら道路が閉鎖されている。












1時間に10分だけ通してくれそうだけどバイクの人は皆Uターン、乗用車も何台か諦めて帰っていった。
車ならスッと走れる距離でも自転車でモタモタしていて何か言われたら返答できない。そう思うと待つ気がなくなり引き返すことにした。

長春祠は自転車を持って行ってみたけど、体調良くなかったし明日の難所を走る体力を温存したかったので花蓮へ戻った。



途中の警察署にあった自転車サービスの看板。



民宿に戻って着ていたサイクルジャージをコインランドリーで洗濯。
夕飯は昨日の日本料理店で豚カツ(220元)を食べた。


民宿に戻る途中のカキ氷屋さんに入ると「日本人ですか?」と本を差し出された。何と僕が今回の自転車旅行の参考にした石田氏の「台湾自転車気儘旅」。
その中のこのカキ氷屋の「変態カキ氷」とオジサンの写真まで載っている。作者と同じ様にオジサンとツーショット。偶然ってあるものなんだ!





民宿に戻るとアミ族など原住民の豊年祭を研究されているMさんが今日から宿泊するので一緒に食べましょうと片桐オーナーの奥様の料理を勧められた。



片桐さんは「花蓮を中心とした東台港開発の歴史」と題した小冊子を発行されており台湾と日本の友好に尽力されている。文化人の集まるサロンの様な場を提供されている様に思えた。明日のコースの清水断崖やその先の状況を教えて頂き、走行についてアドバイスを受けた。


5/6 長濱ー花蓮

2012-05-23 13:46:13 | Taiwan 台湾
5月6日
長濱―豊浜―磯崎―花蓮 馨憶精緻民宿1000元
・天気  :曇り(25~29℃)
・走行距離:88.9km/日、積算距離:1006km、平均時速:16.7km/hr
・登高  :max 222m、積算 558m/d

鳥の声に起こされたが朝5時半に下痢便。海岸線はけっこうアップダウンがあり長距離を走れるか不安。
7:15旅館の筋向いのお店で肉マン、おやき、豆乳を食べたがすぐトイレ。
8時出発してしばらく進むと八仙洞があった。海に削られた洞窟が隆起によって山にあるらしい。



「派出所」という文字を見ると、ここが台湾でなくて日本の田舎の様な親近感を感じる。



10時半豊濱に到着。お腹に優しいパンとヨーグルトを食べてみる。

東側はどんな小さいにも教会がある。


自転車道が続き、ハイビスカスの綺麗な花の分離帯を進んで行くと北回帰線の塔があった。
暑い晴れた熱帯から雨季の温帯へ戻ってきた。






2時半、日本人片桐さんが経営する民宿に到着。受付の女性は香港人で英語が堪能。ボスが帰ってから清算してくださいと部屋のキーを渡されチェックイン。
7年前から始めた民宿は新しくて綺麗。





名古屋から来て自転車で走っているAさんが夕方帰ったので列車旅行のSさんと一緒に日本食を食べに行った。


宇和島出身のマスターが藁で焼いたカツオの定食は実に旨かった。
Aさんは6度目の台湾でマスターとも顔なじみであり全員にテンプラをサービスして頂いた。





マスターは店が終わった後ビールを持って民宿に来られた。
民宿が日本人会の情報収集の場となっている。


Aさんは明日の朝帰国するので自転車を慣れた手付きで分解し輪行袋に入れる作業をされていた。明日は駅までタクシーで行くそうだ。



5/5 台東ー長濱

2012-05-23 12:23:19 | Taiwan 台湾
5月5日
台東―東河ー成功―長濱 建華旅社700元
・天気  :曇り(25~29℃)
・走行距離:83.3km/日、積算距離:917km、平均時速:17.1km/hr
・登高  :max 81m、積算 352m/d

地方都市の台東で連泊しようかと思っていたが花蓮までの距離が遠く、6日まで晴れの予報だから雨が降る前に長距離を走ってしまうべく連泊せずに走ることにした。
成功まで走るつもりで地図をよく見ると台東から花蓮の中間地点は長濱付近であり、成功で泊まってしまうと翌日は100Kmを以上走る必要がある。
東側は町が少なく旅館も少ない様なので余裕を持って走る為7時15分出発。
台東を出てすぐの海沿いの国道11号線の左に空軍の滑走路があり編隊飛行していたジェット機がすぐ横を着陸してきた。


川にかかる橋は長い。



東側は原住民が多く集落は「」と呼ばれ、コンビニは無いけれど休憩する東屋が散見される。






東屋で休んでいるローディと話してみたけど中国語がさっぱり解らず62歳であることと自転車がカーボンであること以外理解出来なかったが自転車仲間だから仲良くツーショット。僕が65歳と言うと彼は紙に昭和21年と書いた。民国何年というより東側では「昭和」の方がよく使われる?



台湾に来て学校が立派だと思っていたが小さい田舎町でも学校がすごく綺麗。日本では廃校になったり経費不足かメンテされていない学校を地方で見ることがあるが台湾はいい。





台湾ではどんな辺鄙な所でも雑草はいっぱいの国道を見ない。芝刈り機で刈ったばかりの草が路肩に時々見るがこれもすぐに片付けられるだろう。またバイクに乗ったり歩いて路上のゴミを回収している人を何処でも見かける。日本の国道では雑草が多く、恥ずかしいと思う。



成功のコンビニで食事をしていたらジェット機を撮影している時に出会い、その後学校を見ている時に追い越されたチャリダーの王さんから長濱の旅館が載っている地図とスポーツドリンクを差し入れして頂き「ガンバレ」と送り出して頂いた。僕が「長濱に旅館がありますか?」と聞いただけなのに慌ててコンビニに入って詳細地図を買ってくれるなんて、何て親切なんだろうと思った。







三仙台で記念撮影。



午後1時40分、長濱で市區に入ると警察署があったので旅館を訪ねたが英語が通じチンプンカンプン。でも漢字で旅館の名前を書いてもらったので建華旅社は容易に見つけられた。猫と花が好きなおばさんの趣味に合わせた部屋は700元。








小さい町で新鮮な魚のスープは良かったけど、ここで飲んだミックスジュースに当たったのか翌日から3日間下痢をしてしまった。


5/4 知本ー台東

2012-05-23 11:20:26 | Taiwan 台湾
5月4日
知本―台東 金安旅社500元
・天気  :雨のち曇り(26.5℃)
・走行距離:26.2km/日、積算距離:834km、平均時速:11.5km/hr
・登高  :max 110m、積算 36m/d

7時からの朝食バイキングは豪華!



雨が止まないのでチェックアウトまで出発を遅らせ、気になるタイヤの交換をする。
8時前、露天風呂にある自転車から前後のタイヤを外して部屋に持ち込み、風呂場で磨り減って薄くなった後輪のタイヤを前輪に付け、バルブに不安があるチューブもパッチを貼って修理済みのチューブと交換。荷重負荷が大きい後輪に消耗の少ない前輪のタイヤを取り付けた。作業で汗をかいてもいい様に素っ裸で作業。広くて乾燥した風呂場は作業場として快適。9時には作業完了。



雨が小降りになったので10時台東へ向け出発。11時25分台東着。GPSに入力した金佳園旅社はリニューアルしたのか無くなっていた。もう1軒の安宿「金安旅社」に12時チェックイン(500元)。洗濯機あるか?と聞くと「貸さない!」とお婆さんが日本語で言ったが受付を任されているインドネシア人が追いかけてきて「お母さんは口うるさいけど4階の洗濯機を使っていいよ」と耳打ちしてくれた。雨で濡れたジャージを早速洗濯。





虱目魚仔粥(30元)と肉燥飯(15元)の昼食。


雨が止んだので街をブラッと歩いてみたが市場が賑やかで庶民的。原住民が多いのか背の低い浅黒い人が多い。
現在の台東駅は遠くに移転し、旧駅のプラットホームがサイクリングコースの一部になっていた。






夕飯は餃子にしたが今まで1個5元がここでは1個4元。スープは酸辣湯(25元)。


5/3 大武ー知本

2012-05-22 23:08:52 | Taiwan 台湾
5月3日
大武―太麻里―知本 新知本大飯店2600元
・天気  :曇りのち雨(29~26.5℃)
・走行距離:51.1km/日、積算距離:807km、平均時速:16.4km/hr
・登高  :max 142m、積算 371m/d

白い蒸かしたパンを食べようとしたら卵を挟みましょうと言われ豆乳と一緒に朝食(35元)。
言葉が話せないと何を食べたいのか言えない。



前線通過で雨が降るらしいが台東より近い知本までなら濡れても我慢出来る距離。後輪のエアーが少し抜けていたので出発前に加圧。
8時40分出発。何もない道を走っていて、バイクで追い越して行く人から「チャヨー(加油)」ガンバレと言われるのが嬉しい。



10:07金崙で自転車休憩所の看板を見て捜してみたが見付からなかった。雨がポツンと降ってきたのでコンビニでポカリを飲んで様子をみたが大降りにならなかったのでそのまま出発。



11:10太麻里で釋迦を売っている店があり、1個を齧り付いている人が居たので「1個ください」とお願いした。60元。食べながらホアンタオ(台湾一周している)と話しているとおばさんが「サービス」ともう1個プレゼントされた。ありがたく頂き食べたら腹いっぱい。食べ終わって信号を待って出発する僕に笑顔で手を振って頂き暖かい気持ちで太麻里を後にした。




太麻里は釋迦の産地。




知本の手前から雨。新知本大飯店は2600元。カードで支払う。英語が話せる受付の人から「日本語解る人も居るよ」と紹介されたのは瞳がクリクリ聡明な女性。この旅館の娘さんで東京に住んでいたけど出産の為に里帰りしているとのことだった。お風呂は水着だけでなくて帽子も要るというが持っていなかったので貸して頂いた。自転車の置き場は露天風呂。スケッチをする為にサンダルで入ると「土足禁止」と係員が言うのを通訳してもらったり日本語が話せる娘さんに世話になった。今までの貧乏旅行と違って部屋も高級。






夕食はホテルでは食べれないので近くの少数民族のレストランで食べたがここでも英語を話せる人が居て肉(烤鹹山猪肉)と野菜(過橋野時蔬)と焼き飯を注文。ビールも入れて590元。








露天風呂は3つあり、熱い(奥)、ぬるい(手前)、冷たい(右)風呂に分かれていた。水着で入ったが中国語の男女が居るのであまりゆっくりする気になれない。



窓の外は緑の森が綺麗だが雨が見える。夜もずっと降り続いた。