ナビに導かれて、吉野の運動公園に到着しました。
ここは場所的にいうと、
ちょうど津風呂湖の
北のはずれの部分に当たります。
公園内には駐車場がたっぷりあり、
無料で止めれるので助かりますね。
吉野で歩くという運動をする
というわけで、駐車は許されるでしょう。
津風呂湖の地図なんかも
片隅に建っていたりするしね。
駐車場の周りには食堂らしきものも
見えますが、その案内カウンターで
簡単な地図をゲット。
それに沿って車を止めて
歩きはじめることにしましょう。
公園からすぐに津風呂湖の
湖面が見えるわけではないですよ。
しばらく歩いていかないと
見えてきません。
歩きながら、北の方にそびえる
竜門岳の話なんかをします。
今日来てるメンバーは山もOKですので、
今後の参考にでもなればという
doironの暖かい配慮ですね。
でかい家なんかのあるあたりを歩きつつ、
運動公園から交通量の多い車道に一旦出て、
すぐに山の静かな道の方に入ってゆきます。
散歩が始まったって感じですね。
広い山道を軽快に歩いてゆきます。
津風呂湖を歩こうと、
初めて一人でここにやってきた頃、
本当に湖ってあるのかなあ
と思うくらい山道が続いていくので、
たまたま道を歩いてた高齢女性の方に
道を尋ねたことがあります。
「すみません。津風呂湖に行きたいのですが」
と道を聞いたら、「じゃあ吊り橋のところまで
案内するよ」とのことでしたので
連れて行ってもらったことがあります。
なので、今はもう道には全く心配はありません。
こんなスギ林の中をあるいていきます。
右手に見える沢は、
もう水の多い時期には津風呂湖の
一部になる感じですね。
もしかしたらイワタバコなんかが
咲いているかもしれんとみて歩きましたが、
これだけ人も来ていると
外来植物も多く、タケニグサなんかが
群生しているような場所もありましたね。
そしていよいよ杉の合間から
津風呂湖が見えてきましたよ。
静かに水をたたえています。
でも実際は水の中は、
ブラックバスやヘラブナの
大いなる争いの場なんですねえ。
静かな湖なんですが、
中に秘めた自然の力を感じさせてくれます。
やがて小さなや吊り橋が見えてきました。
「山口吊り橋」といいます。
津風呂湖には3つの吊り橋がかかっていますが、
そのうちのひとつで、
橋長76mで幅は1.7m。
本来は自転車も渡れる橋として
吉野町が1975年に作っています。
ああ、もう約50年、ここに
かかっているんですね。
周りには樹木も結構生えており、
なんか自然と一体化しています。
ワイヤーにはこんな巻き枝も
絡みついて補強しています。
なんか人の力と自然の力が
一体化している絵ですねえ。
それに橋の上から、
アケビの実もとれそうです。
ちょっと遠いかな。
津風呂湖の一番上流にある撮り橋で、
ここからながめる湖面はとても神秘的です。
こんな湖でボートに乗って
釣りをしてたら、
いきなり河童が現れて
湖内に連れていかれそうな気がします。
そうそう、むかし、
ダム湖を泳ぐトライアスロンが
あったのですが、
あれはもう恐怖との戦いでしたね。
底の見えない湖で
何かから逃れるように
泳いでいたのを思い出します。
吊り橋を渡り終わると、
狭い車道に出ます。
地図を見れば左の上流の方は
ずっと県道の方につながって
いるようですが、
かなり迫力のある道のようですね。
歩いているわれらは
それとは逆に少し開けた
下流の方へと右折してゆきます。
ダム沿いなんで湿気は高いですね。
これはコケ?シダ?
この辺はよくわかりませんが、
こんな花のようなものが、
斜面いっぱいに広がっています。
続く
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