和歌山も結構絵手紙に
熱心な人が多いようです。
この春の二か月間に、和歌山では
絵手紙の展示会が三回催されていたし、
あの猫が駅長をしているという
和歌山電鐵貴志川線では、
絵手紙電車を走らせていたりもするらしい。
今年も走らせたりするのかなあ。
情報が入ればまた見に行くことにしよう。
今回鑑賞にいったのは、
和歌山城の近くのホールで開催された
「楽しい楽しい絵手紙展」
と名付けられた展示会。
10日間くらい開催されていたので、
天気のいい日に城の見学と
和歌山ラーメンをいただくことを
くっつけて車ででかけることにしました。
高速道路を走らせて、
いつもの通り和歌山へ。
そして城近くの駐車場に車を
止めて歩いていくことにしました。
ここの駐車場は、昔和歌山から
和歌の浦まで走っていた
路面電車が置いてありますよ。
そしてその片隅に「陸奥宗光」の
銅像が立っています。
幕末の侍でその後政治家となった人だ。
「諸事堪忍すべし
堪忍のできる丈は必ず堪忍すべし」
と言っている。
こちらとしては、全く知らないが、
和歌山にとってみれば、
偉人の一人なのである。
そんな銅像もみながら、
岡口門から和歌山城の方に
入ってゆきます。
動物園の鳴き声なんかを聞きながら、
ぐるっと回ってゆきますと、
この城の堀を船で巡る
遊覧船があるようだ。
土日祝開催で、一回が1000円。
桜か紅葉の頃がいいかもしれません。
そしてここにきたらいつも
定番で眺めるのが伏虎像です。
この城のある山が遠くから見ると
虎が伏せているような形に
見えることからこういう名前の
人形になっています。
和歌山のタイガースファンの聖地かもね。
こうして城を出てゆくと、
市役所などがある和歌山のメイン通りです。
この一角に和歌山城ホールがあるはずです。
きょろきょろと探しましたらありました。
城が見えるところにある大きなビルです。
ホールの奥の方にその一角があります。
近づいていくと、男の人が
受付をしているようですが、
スタッフの二人の女性に
なにかをごちゃごちゃ言ってます。
あ、その状況の中で、
「こちらにどうぞ、どうぞ」
とスタッフは受付に熱心に
招いてくれましたね。
行くとその受付の男性は
離れていきはりましたよ。
どうも何やらややこしい
おっさんだったようで、
「来てくれはったおかげで、
去っていきはりました。
よかったよかった。ありがとう」
と言ってはります。
なんか厄払い的な役割をしたようです。
こんな顔なのにね。
でも女性の多いこういう展示会だと、
いろんな客が訪ねてくるそうです。
大変ですね。
受付に住所を書くと
「へえ大阪からですか」と
感心してはりました。
きっと和歌山城見学のついでに
寄ったんだろうなあ
と思ったでしょうね。
言わなかったけど、ほんとは
ここが目的なんですけどね。
ここで展示の様子を写真撮影して
いいかと聞くと、
「遠目で撮ってもらっていいですよ」
とのこと。
こんな雰囲気でした。
わりと大きめの紙の作品も
多かったですね。
麦わら帽への記載や板切れへの
記載なんかも多かったです。
絵に対する思い入れは強かったですね。
身近なお絵かき展のような感じでした。
じっくり見学した後は、
和歌山ラーメンを食べ、
ブラブラしました。
市内の美術館で、佐藤春夫の
展示をしていることを知り、
このあと違う期間に、
和歌山の別の場所で行われる
絵手紙展に行くときは
この美術館の見学も兼ねて
いくかあと計画したdoironだったのでした。
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