ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

いいね!日根野 その3

2023-07-03 20:52:56 | ウォーキング

日根野のため池である八重治池では
周辺にキジが生息しているんですから、
そこそこ環境は守られているんでしょうねえ。



ここが町はずれの山の中にある
国の史跡である八重治池でした。

これでため池は二つ見ましたね。
もう一つ、上に「尼津池」がありますが、
今日のコースからは少し離れていますね。
今回はパスしておきましょう。

次に行こうとしているのが「野々宮跡」です。

これがねえ、今回の散策の
大きな目的の一つです。

田んぼの中に畳一枚くらいの場所があって、
そこに高さ2mくらいの木が
びっしり植えられ、
石碑がポツンとあるという、
とても特徴的な跡碑です。



日根野駅前の看板に写真も載っていましたし、
ネットでも写真を紹介していました。

こんな遺跡の姿は初めて見ます。
八重治池から降りていきますと、
府道247号に出ます。
これを山の方に向いて歩いていきます。

あ、ここでしっかり水分補給ですね。
持参の冷たいお茶を飲みながら、
初夏の田舎道を山方向へと歩いていきます。

地図では日根野ゴルフクラブに
入っていく道の交差点から、
逆の方向へと歩いていくと、
広大な田んぼの一角に
その遺跡の姿が見えてくるはずです。

カラスも飛び交い、カエルがさざめく
田舎道を歩いていくと、
右手には一本の大きな木が見えてきますね。



あれはケヤキかなあ。

なんか巨樹の命を輝かせている木ですねえ。
後ほど寄ることにしましょう。
そしてこの写真の中には、
そのケヤキと一緒に目的地の
野々宮跡も見えていますよ。

さらに近づくと、こんな感じです。



どうですか?
田んぼの中のたった一畳の森です。
すごいパワーをはなっているでしょう。
ここは間違いなくパワースポットです。

あぜ道を歩きながら近づいてみると、
森の中には石が一本建てられています。



そこには「野々宮跡」の文字が刻まれ、



横には「明治39年9月」と書かれています。

もう今生きている人類の歴史を
ほぼ超えていますね。

森の中を眺めたが、
何かがあるわけではありません。

「日根野村絵図」には丹生大明神として
描かれており、「旅引付」には
日根野々宮という記載もあるそうです。

境内地はかつて幅広く広がり、
水利や開発と関係の深い神社だった
といわれています。

今は日根神社内に移転しています。









何枚も写真を撮りましたが、
ここへ来る道はすべて
あぜ道しかありません。

すべての方向にあぜ道が伸びています。

こんなパワースポットに至る道が、
こんな感じとは、
なんかおそるべし泉佐野市ですねえ。



ああ、それにしてもこんな近くを
車で通ったこともあるのに、
気づかなかったですねえ。

さあではまた元の歩く道に戻りましょう。
野々宮跡に来る前に、
見ていたあの大木のところへ
まず行ってみましょう。



大体方向性を見ながら、
田んぼの中の道を進んでいくと
見えてきました。
きれいな巨樹ですねえ。



足元には小さなお堂もあります。



きっとこの辺りに住んでいたら、
この巨樹の保存会なんかがあれば
参加してたやろなあ。

この木の下に椅子でも置いて、
昼寝してたかなあ。

さらに近づいてみると、
お堂はこんな感じでした。



で、その時に木をじっくり眺めると、
ちょっと樹皮のところに
何か生き物がいますよ。
しかも何匹もうごめいています。



ナメクジでしたね。

木から何か樹液でもしみだしているのかな。
こんな木の下で昼寝してたら、
ナメクジのえさになっていたかもしれません。



あわてて退き、写真を撮ってお別れです。
この木のことは、
地元案内には掲載されていなかったけど、
見ごたえのある巨樹でした。

地元ではきっと好かれているんでしょうね。

続く


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いいね!日根野 その2 | トップ | いいね!日根野 その4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ウォーキング」カテゴリの最新記事