ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

友ヶ島へ渡る 第3砲台跡に立つ

2021-07-15 20:52:57 | ウォーキング

展望台から、神島を眺め、
友ヶ島の成り立ちに思いを
ちらっと走らせたら、
また進んでいきましょう。



これが友ヶ島内にある道案内です。

友ヶ島の地図と合わせて、
この案内を元に進んでいきます。

今上っているのは友ヶ島の最高峰
「コウノ巣山」です。

でもねえ、地図には「タカノス山」と
書かれていますねえ。
いずれにしてもたかのような鳥が
巣を作っていた山と
いうことなんでしょうか?

どっちが正解?

ここでは地元の地図の
「タカノス山」と表記しておきましょう。

上り坂の途中に細長い変な建物と
トイレが設置されています。



細長いのは見張り小屋
みたいなものだったのかなあ。

そしてトイレは少し変わったトイレです。

電気・ガス・水道などのライフラインは
書きましたが、トイレはまだでしたね。

この島では屎尿の汲み取りが
出来ないため、杉のチップを用いて
微生物の働きによって汚物を分解し、
それによって作り出された液によって
便器を洗浄して再利用する、
自立循環型の「バイアニクストイレ」
(東陽綱業の商標)を採用しています。

島内にはトイレは全部で4か所あるそうです。
あれば用事をすませておく
というのも大切ですね。

そのトイレから少し上がった
ところにあるのが、
「第3砲台跡」です。



この友ヶ島には第1から第5要塞迄あります。
それぞれがどんな働きを
していたのかいろんな資料がありますが、
第3砲台はその主力だったようです。

友ヶ島には約600人の兵が
この砲台等のために
駐屯していたそうです。

階段を降りて行ってみましょう。



底にはどんな目的で作られて
いたのかわからない、
様々なレンガの部屋があったりします。

初めて行く人はここの
砲台見学のためには、
足元を照らすライトとかを
持っていくのが正解ですね。

この時も携帯のライトを
使って探索しました。

建物内は古いので
奥の方までライトがないと
みえないところもありますし、
足元も悪いのでライトが
あった方がいいでしょうね。

建物内をウロウロして、
ぽんと飛び出したのが
これぞ砲台跡ですね。



砲台が設置されていたところは
丸くくぎられています。
今はもうそこには砲はなく、
水がたまったりしていますね。

横から写真を撮ると、
水面に影が映ります。
インスタ映えする景色になりますね。



敵を攻撃するための砲のあった場所が、
撮影ポイントって時代の流れを
感じさせますね。

こんな通路やトンネル風の建物が、
あの映画のラピゥタを
連想させるといまはそれで
大人気らしいです。

え~皆さん上機嫌でよかったですねえ。



おっさんは役に立たない
兵隊みたいにきょろきょろしています。

それにしても初めての人には
とても感動的な場所でありました。

では、この先の広い展望台のある
タカノス山の山頂へと向かいましょう。

第3砲台跡を出て、
つけられてある大きな階段を
上ってゆくと広場に出ます。



そこが展望台の公園です。



目の前に石のブロックで
囲まれたところがありますよ。



これが一等三角点「コウノ巣山」です。



和歌山の一等三角点では
少し前に訪れた生石ケ峰依頼かなあ。
直径3mくらいの土の塊の上に、
ポツンと三角点が見えていますねえ。

標高119.7m。

大事に守られてきた様子ですね。
遠方の船なんかを攻撃する
砲台のある島ですから、
こういう地形的なところは
重要視されていましたし、
ここは眺めもいいので
いい基準点になるところですよねえ。



先ほどは一等水準点もありましたしねえ。
そんな三角点を眺めたら、
さあこの奥で昼食にしましょう。

続く


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