古いけど今年のＧＷのＢＢＱ

少し前の話です。
展示会開催で記事が延び延びになっています。
そう、これはもう一か月以上前の話ですが
大切な日記のひとつとして
書き残しておきましょう。

ゴールデンウィークと言えば、
近頃は焼肉となることが多い。
そりゃあ確かにこちらは
毎日ゴールデンウィークなんですが、
どうしても働いている仲間も入れて
ワイワイと騒ぐのなら、
この時期だとちょうどいいのです。

天気の良い日も多いし、
屋外もまあ快適な気候である。
我が家でＢＢＱだ。
車を二台とも出して家の前の庭を広く確保し、
そこにテーブルなんかも置いてセットする。

７名くらいの参加なのでそれくらいで十分だろう。

肉は前日に買い出しに行く。
朝早くに行かなければ、
この時期はＢＢＱする人が多いので
肉がよく売れるようなので、
あさイチで出かけて行った。

７人分ということで肉とホルモンを分けて買う。
少し足りないくらいかなという程度で、
あとは皆さん野菜などの持ち込みなんかも
あるのでそんな感じでちょうどいいのだ。

一人、肉を食べられない人もいるので
その辺も考慮して食材を揃えていく。
来てくれるみんなはねえ、
自治会等でいつもお世話になっている人たちだ。

自治会副会長や地蔵講の副会長、
氏子代表の仲間などである。
それに炭火をいこしたり、
野菜の大量持ち込み、
自家製たれの持ち込み、
ビールやアルコールの持参
などもあるので、
今回はな、なんと皆さんには無料で
参加してもらったのだ。

腹の太い町会長なのである。
町会長などしながらしんどい思いをして、
なおかつそれ以上にそんな無理したら
あかんと思われるのだろうが、
このメンバーはいつも心から
支えてもらっている人たちなので、
ここはそれでいいのだ。

それにそのうちにまた別の無料招待が
ここから回ってきたりもするので
それでいいだろう。

この時、火をつけている炭は
かなり古いものだ。
家で焼き肉をした時以来だから
コロナの前のころである。

でも炭ってすごいね。
新聞紙に火をつけて、
そこに炭の古い粉末というか小さい奴を
まぶすとぱちぱちと火がついてゆく。
年取るとねえこの辺の技術は
熟成されていくんだよなあ。

さあではＢＢＱも本番となってきた。



肉の焦げるにおいが我が町内に広がってゆく。
写真はブログに掲載するとは言っていないので、
隠しを入れているが、
この緑のおっさんが焼きを担当している。



「野菜が焼けたよ。あんたは野菜が
足りなさそうやから、こちらから食わないとあかん」
と振り分けていく。

「ホルモンはまだなのかあ」というと、
左の赤い袖でチョッキのおじさんが、



「先にホルモン焼いたら網がこてこてに
なってしまうからあかん」と言いつつ
食材を仕分けしている。

二人とも自治会の副会長であるから
なかなかこだわりがきつい。
地蔵講の副会長のおっさんは
ひたすら飲んでいる。
あまり酒が強くないので、
すぐに真っ赤になりつつ
焼き方が浅いなどと文句を言うが、
黒い服の奥さんが

「焼かないのに文句言わない」
とにらみを利かせている。

とまあこう書けば険悪な雰囲気も
ありそうだがそんなことは決してない。
もう小さい時から一緒に遊んでいる仲間だ。
鬼ごっこしながらワイワイ言ってたのが、
みんな爺さんになって
ＢＢＱに変わっているだけの話だ。

時には腹から笑い、
すばらしいＧＷを過ごしている。

ＢＢＱが済んだら、
そのままの勢いで麻雀大会となる。
卓を囲んで、明日の片づけ大変やなあと
doironは悩みつつも、
思わぬ長生きをしてこんな楽しい日々を
過ごせていることに
感謝しているのでありました。

あ、それロンです。