ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

四国絵の展示会に向かって3

2023-02-20 20:58:17 | お絵かき

八十八番札所に来ると、
そこで結願した人も多くいます。
なので寺から出てきた人は、
皆さんとっても晴れやかな顔をしています。

気持ちもおおらかになるんでしょうねえ。

カメラを構えていたら、
「お兄さん写真をとってあげよか」
とか親しげに話してきます。
そんな人ごみをかき分けながら、
本殿に向かって厄除けの階段を
「よくお参りです」と挨拶を交わしながら、
上がってゆきますと、
さすがにここは山の中ですねえ、
境内には結構雪が積もっています。
季節が変わると姿も微妙に変わるんですね。


さてではなぜこの寺に来たかと言いますと、
以前ここに巡礼した時に
描いた絵がこれ。



石仏の感じなんかが出ている絵なんです。
これはまだ絵を描き始めて
5年目くらいだったのですが、
自分でも意外によくかけたなあって感じでした。
この絵がきっかけで、
四国の寺の絵を描き始めたので、
きっと空海さんが少し手を
貸してくれたのかもしれません。

なので展示会ではこの絵の展示でも
いいのですが、第八十八番の
結願のお寺という雰囲気は
あまり表現されていません。

なので、みんなに見てもらうには、
そういうお寺なんだぞと
示す絵の方がいいのかもしれないのです。

じゃあ、そのためには何を
描けばいいのかというのを
いちおう確かめにここにやってきたのです。

これがその石仏の場所です。

ほかにないかなあと思っていたら、
結願の印に、ここのお寺には
巡礼時に持っていた金剛杖を
納めるところがあるのです。

それがここです。



この部分の絵をうまく描けば、
八十八番札所の雰囲気が
出るのかもしれません。
なのでまあ、この辺をしっかり
撮影していって、一枚描いてみるか
って考えたのです。



石仏の絵もいいんですよ。
お絵かきの最初の基本に
なった絵ですから、大切な絵ではあるんです。
なのでまあ、一度金剛杖置き場の絵を
描いてみてから、採用の是非について
検討することにしました。



まあこうして訪ね歩いて
絵を描いてみて、
展示についていろいろと
考えるきっかけになれば
それでいいんでしょう。

今日はここに来るのに、
かつて着て巡礼した白衣を
持ってきています。



こんな感じですね。

こんなdoironの感謝の姿を
描くのもいいかなあ
なんてことも考えたりしたものです。

まあ一度絵を描いてから、
空海さんや首藤さんと
相談しようと思っています。

それにしても、巡礼跡を再訪問するのって
面白いですねえ。

一度八十八ヵ所をすべて回った後だと、
なつかしい思い入れを
何となく想像できたりしますね。

四国八十八ヵ所を一回りした後だと、
その分の知識なんかも
入って来るので、なんかちょっと楽しみだ。

まあそんな感じでお堂巡りを進めてゆきます。

あ、今回はいろいろと回るので、
ゆっくり般若心経を挙げたり
することはできません。
目的を果たしたら次の寺の方へと
移動していきます。

次のお寺は、第87番長尾寺です。



ここの絵は、当時何を描こうかな
という感じでした。
入り口の山門にかかっている
大きなわらじかなあというのも
考えたのですが、意外にそんな寺は
多いんじゃないかと思ったのです。
寺の特徴にはならないかもねえとね。

だったらどうしようと思ったのですが、
いっしょに案内してくれたツアーの
先達さんの言葉できめました。

なんでもここの長尾寺は
境内がとても広いのですが、
正月なんかの決められた日には、
巡礼者であふれることもあるそうなんです。

へえ巡礼ってそんなにメジャーなんや
と驚かされましたね。
なのでまあこの寺だったら
広い境内を表す絵にするかと考えて、
絵に描いてみました。

続く

コメント
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