ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

高野街道 千早口まで行きました

2021-06-05 21:12:56 | ウォーキング

かつての高野街道を
左の谷の方に感じながら、



doironは車のあまり通らない
舗装路をのんびり進んでいきます。



ここんところずっと根茎を採取したいなあ
と考えているアケビも
このあたりに多いなあとか



ハチクや野イチゴも結構出そうやなあとか、
ちょっと高尚な高野へ向かうというより、
煩悩にまみれながら進んでいきます。

静かな田舎道はいいですねえ。
道の右側にある畑では、
高齢者がラジオを鳴らしながら
作業をしています。
毎日のんびりとそこそこの畑を
耕しながら、日々のんびり
過ごしているんでしょうねえ。

趣味は畑作!

と結構こういう高齢者は多いんでしょうねえ。

そんなのんきさがこちらまで
伝わってきます。
あ、山の方に上がってゆく階段道に、



高野街道の案内板がありますよ。



ではそちらに上がってゆきましょう。

昔の道ですねえ。
あ、道端にユキノシタが生えていますねえ。



今年、テレビや本でこの草の若葉が
食べれることを知りました。
もう生えている場所は何点か
確認していますので、
自然と触れ合い時には
少し頂きに行くことにしましょう。



そんな古い道と山の中を
過ぎてしばらく行くと、
ちょっと街の方に出てゆきます。



谷の向こう側には住宅が
結構立っていますね。
あ、道路が山側の車線をふさいで
工事をしています。
車に注意して道路の端っこを
歩いて行きます。

工事現場の道路を進みつつ、
資料に乗っている清水の井戸を
探しました。
工事現場の端っこまで来たころに
工事も終わりのようで、
終了の声がかかっていました。

道路警備のおじさんもほっとしつつ、
一人で歩きつつ井戸を探している
doironに声をかけてきました。

「どこまで歩くの?」
「え~っと一応高野山まで」
というと驚いてはりました。
ここから高野までは遠いぞと
思っていたんでしょうね。

「いやいやとぎれとぎれで
高野さんまでつなぐの」というと
安心してはりました。
そこで聞いてみました。

「このあたりに井戸があるて
聞いているんやけど」というと

「それはわからんなあ。
でも工事現場の真ん中あたりに
なんか井戸みたいな表示があったで」
といいます。

「じゃ見てみます」と言いつつ
撤収を始めている現場の
真ん中あたりに行きますと、
ありました。



ここへ向かって歩いてくるときに
横を通っているんですね。
これが「清水の井戸」です。

今風にマンホールでふたが
されているから、
その中身を確認することはできません。
たまたま話しかけてくれた
警備員のおじさんのおかげですね。

ありがたいことです。
きっと空海さんのお恵みですね。

先ほどの警備員さんのところに行き、
お礼を言って、
そこからコースは千早口の
駅の方へと入ってゆきます。



郵便局を過ぎて、川を渡ったところに
お堂があります。



このあたりが「御所の辻」です。

後村上天皇が吉野から金剛寺へ向かう途中、
ここで休憩されたことにちなむ場所です。

地蔵堂の香立てには、
菊の紋章が残っています。



ああ、ありがたい場所ですね。
doironも手持ちのお茶で、
後村上天皇と乾杯しておきましょう。

ここには自然石で作った道標もあります。



「右 かうや 左 こんこうせみち」
と書かれてあります。

高野街道と金剛山登山口との
境界であります。

さあ、今回の高野街道歩きは
ここまでとしましょう。
静かな村の中の道を歩いて
高野線の「千早口」の駅を
目指しましょう。



駅近くの公園で、おにぎり弁当を
いただきましたよ。



この後車じゃなかったら、
絶対ビールを持ち込んでいるのになあ
とちょっと後悔です。

でもあったかい味噌汁は
うまかったですよ。
食後はすぐに駅に入り、



タイミングよく着た電車に乗って



三日市へと戻りました。

駐車場とか考えたら、
次もやはりこの駅から
千早口まで行って
歩き始めることになるでしょうね。
次は紀見峠かなあ。

おしまい

コメント
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