愛媛大と三重大はこれまで民間バイオ関連企業などが共同開発してきた
急性骨髄性白血病などの新たな遺伝子治療の臨床研究がこのほど、
厚生労働省に承認されたとのこと。
素晴らしい前進です。
これまでの治療では患者さんに大変な負荷かかっていたのですが、
愛媛大大学院医学系研究科長の安川正貴教授(60)では、
「薬物療法などこれまでの一般的な治療が難しかった患者にも優しい」とし、
患者選定や病院の受け入れ態勢を整え、早ければ5月ごろの開始を目指すとのこと。
医学の進歩も本当に目覚ましいものがあります。
安川教授によると、急性骨髄性白血病か白血病の前段階である骨髄異形成症候群で、
薬物療法など標準的な治療の効果が期待できない患者らが対象とのこと。
患者から採血した50~100ミリリットルを三重大に送り、
がん細胞だけを殺傷する「キラーT細胞」に含まれる特定遺伝子を血液中のリンパ球に注入。
再び患者に点滴で投与し、がん細胞を取り除く。
採血から投与まで約3週間かかり、2年以内に9例を予定しているという。
いい結果を出してほしいですね。
世界の医療を大きく変えるiPS細胞
人工多能性幹細胞と訳されるが、
2006年に京都大学の山中伸弥教授らのグループによって、世界で初めて作られた。
ES細胞のように受精卵を使うのではなく、
成体の体細胞に、数種類の遺伝子を導入することにより、
ES細胞のように様々な細胞に分化できる分化万能性と自己複製能を持つ細胞だ。
この研究の彼方には、自分の細胞を使って、
心臓や肝臓などの臓器や神経や皮膚などを作る夢がある。
がんに侵された臓器や、事故で損傷した神経や臓器を、取り替えることも理論上は可能だ。
サイボーグの世界の話になるが、まだ研究は始まったばかりだ。
また、細胞分裂をしてタンパク質を作ることができる細胞であれば、何でもOK。
皮膚の細胞でも肝臓や胃の細胞からでも作れる。
自分の細胞から作れるので、拒絶反応も倫理上の問題もクリアできる。
人間って、本当に素晴らしい能力を秘めていますね。
しかし、時代が進化すれば新しい病気も出現しています。
その度に新しい壁に突き当たりながら、研究を重ねて新しい治療技術を生み出している。
私のようなものには到底たどり着けない世界です。
しかし、未知の世界を切り拓く有能な方が世界には沢山おられ、
病気に苦しんでいる方々の為に一日も早く治療を確立してほしい。
また、米国では、マウスや霊長類を使っての実験まではクリアしており、
これから(ES細胞を用いた)脊椎損傷の再生治療の治験が始まろうとしている。
難病の治療の確立を心から望みます。
急性骨髄性白血病などの新たな遺伝子治療の臨床研究がこのほど、
厚生労働省に承認されたとのこと。
素晴らしい前進です。
これまでの治療では患者さんに大変な負荷かかっていたのですが、
愛媛大大学院医学系研究科長の安川正貴教授(60)では、
「薬物療法などこれまでの一般的な治療が難しかった患者にも優しい」とし、
患者選定や病院の受け入れ態勢を整え、早ければ5月ごろの開始を目指すとのこと。
医学の進歩も本当に目覚ましいものがあります。
安川教授によると、急性骨髄性白血病か白血病の前段階である骨髄異形成症候群で、
薬物療法など標準的な治療の効果が期待できない患者らが対象とのこと。
患者から採血した50~100ミリリットルを三重大に送り、
がん細胞だけを殺傷する「キラーT細胞」に含まれる特定遺伝子を血液中のリンパ球に注入。
再び患者に点滴で投与し、がん細胞を取り除く。
採血から投与まで約3週間かかり、2年以内に9例を予定しているという。
いい結果を出してほしいですね。
世界の医療を大きく変えるiPS細胞
人工多能性幹細胞と訳されるが、
2006年に京都大学の山中伸弥教授らのグループによって、世界で初めて作られた。
ES細胞のように受精卵を使うのではなく、
成体の体細胞に、数種類の遺伝子を導入することにより、
ES細胞のように様々な細胞に分化できる分化万能性と自己複製能を持つ細胞だ。
この研究の彼方には、自分の細胞を使って、
心臓や肝臓などの臓器や神経や皮膚などを作る夢がある。
がんに侵された臓器や、事故で損傷した神経や臓器を、取り替えることも理論上は可能だ。
サイボーグの世界の話になるが、まだ研究は始まったばかりだ。
また、細胞分裂をしてタンパク質を作ることができる細胞であれば、何でもOK。
皮膚の細胞でも肝臓や胃の細胞からでも作れる。
自分の細胞から作れるので、拒絶反応も倫理上の問題もクリアできる。
人間って、本当に素晴らしい能力を秘めていますね。
しかし、時代が進化すれば新しい病気も出現しています。
その度に新しい壁に突き当たりながら、研究を重ねて新しい治療技術を生み出している。
私のようなものには到底たどり着けない世界です。
しかし、未知の世界を切り拓く有能な方が世界には沢山おられ、
病気に苦しんでいる方々の為に一日も早く治療を確立してほしい。
また、米国では、マウスや霊長類を使っての実験まではクリアしており、
これから(ES細胞を用いた)脊椎損傷の再生治療の治験が始まろうとしている。
難病の治療の確立を心から望みます。