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横溝正史・過疎宅の前に「黒いひまわり」咲く、まるでミステリー ・・・

2014年08月10日 05時31分35秒 | 横溝正史

 

倉敷市真備町にある

推理小説家の横溝正史さんの

過疎宅であった家の前に

 

「 黒いひまわり 」

 

が咲いたことで

ちよっとした

ミステリー話になっています。

 

なので、昨日

地元テレビも取り上げていました。

 

そこで

私も今、噂の

「黒いひまわり」 を

見に行くことにしました。

 

この過疎宅は

私の家から車で約20分くらいの

ところにあります。

幸いにもそんな遠くはありません。

 

しかし

この日は台風11号が接近していて

朝から雨が

降り続いていたのですが

いつものように

カメラを持って出かけました。

 

約20分

車で走ると

 

 

過疎宅につきました。

そして、

幸いにも雨は

小降りになっていました。

 

そして

噂の「黒いひまわり」は

上記写真の右手前に咲いていました。

 

 

 

普通のひまわりは

 

 

 

こんな感じですよね。

 

ところが

 

黄色の中に黒っぽいひまわりが

 

 

確かに咲いていました。

 

黒いというより紫の濃い色でした。

黒と言えば黒かもしれません。

 

 

  

 

    

 

    

 

 

 

色合いはカメラによって微妙に

違いがあります。

 

しかし

確かに黄色のひまわりでは

ありません。

初めて見ました。

 

これも

推理小説家の横溝正史の

過疎宅に咲いた花だけに

ミステリーとも言えます。

 

この謎を

横溝正史さんだったら

どう解くのでしょうね。

 

 

 

 

さて、折角ですから

横溝正史さんの

過疎宅について

少し書くことにします。

 

 

 

横溝正史さんが

この地の過疎宅で

生活されていた期間は

3年半らしいです。

 

  

 

推理小説作家の

故横溝正史(1902〜81)によって

生み出された

名探偵、金田一耕助。

 

 

 金田一耕助シリーズは

少年ものなどを除き、

全77作品あるらしいです。

うち、

岡山を題材にしたのは10作品。

 

終戦間近に

旧・吉備郡岡田村桜(現・倉敷市真備町岡田)に

疎開し

地方で過ごすことで、

じっくりと推理小説の構想を

練ることができたようです。

「金田一耕助」も、

また疎開時代に生まれました。

 シリーズの舞台となる題材などは

疎開先で出会った

村人たちとの雑談や

横溝自らが見聞した

田舎の因習、

伝説から得たと言われています。

 

例えば、

金田一シリーズ第1作の

「本陣殺人事件」は岡山の村が舞台。

「八つ墓村」は、

実際に津山で起きた

事件がモデルです。

 

展示品の中でも

特に注目したいのは、

金田一シリーズ、

最後の作品の「悪霊島」や、

「犬神家の一族」の創作ノート(同大学提供)。

横溝のノートやメモは

残っているものが少なく、

貴重なものだそうです。

 

県内には、

金田一耕助ゆかりの地が

いくつもあるので

金田一作品をじっくりと読み、

回ってみるのも

楽しいのではないでしょうか。

 

また

近くには

「真備さるさと歴史館」があり

 

 

江戸時代の真備地区、

岡田藩支配時代の古文書、

横溝正史関連資料

などが沢山保管されています。



 岡田藩支配時代の古文書を公開し、

当時の村の支配や村人の暮らし、

産業興しの工夫、

災害を防ぐ努力など、

私たちの祖先の足跡に

触れることが出来る

施設もあり

お時間があり

興味のある方は

是非とも

行って見て下さい。


 では

いつものように

写真をアップを致します。

 

 

    

 

    

  

    

  

  

 

   

    

 

 

そして

 

驚きの出来事があったのです

 

それは何か

 

 

 この過疎宅より

徒歩で2分ほどのところに

 

約8ヶ月前

テレビニュースで

全国にも流れていた

殺人事件の寺があったのです。

それは

金剛寺という寺です。

 

 

岡山県倉敷市真備町岡田の

金剛寺で今年1月、

本堂と住宅兼用の木造平屋建て1棟が全焼し、

焼け跡から住職の妻が

遺体で見つかる火災があったのです。

 

同県警捜査1課などは

3月4日、

住職の男性容疑者(54)を

殺人と現住建造物等放火容疑で

逮捕する事件が起きたのです。

 

「(妻の後頭部を)たたいて火を付けて殺した」と

容疑を認めているとの事。

逮捕容疑は

1月10日(金)午前7時40分ごろ、

自坊の庫裏(台所)で妻(39)の後頭部を、

建設作業用とみられる、

柄のついた鉄塊(長さ約20センチ)で殴り、

火の付いていた

石油ストーブに向けて灯油をまき、

自坊を全焼させたとされる。

妻の死因は、

全身に重いやけどを

負っいたとのこと。


生きたまま、焼き殺したらしいです。

 

仏の道に生きている者が

このような残酷な殺害に

驚きを感じました。

 

横溝正史さんが

この事件を小説にしたら

どのようなものに

なったでしょうね。

 

しかし

 

このような残酷な出来事は

小説の中だけに

して欲しいものです。

 

 

 

「 黒いひまわり 」 は

いかがだったでしょうか。

 

 

この謎解き

あなたなら

どのようなものになるでしょう。