全米プロ選手権
2日目を終わり
首位は
この人
ローリー・マキロイ
前2試合の
全英オープンを制覇し
ブリヂストン招待を制し
そして、
今回の全米プロ選手権
もう向かうところ
敵なしという強さですね。
ローリー・マキロイの時代が
到来したという感があります。
ここで、ローリー・マキロイについて
少し明記しますと
2007年「ダンヒル・リンクス選手権」で3位、
「オープンdeマドリード」で4位と、
2週連続で上位進出を果たし、
話題をさらったときは
未だ18歳のアマチュアであった。
プロに転向翌年の2009年に
欧州男子ツアー「ドバイデザートクラシック」で
初優勝を飾ると、
翌2010年
「クエイルホロー選手権」で米国男子ツアー初優勝。
さらに2011年の「全米オープン」では、
記録ずくめとなる通算16アンダーの圧勝で
メジャー初タイトルを獲得した。
そして
2012年3月に初の世界ランクトップに上り詰めると、
同年「全米プロ」でのメジャー2勝目を経て、
2011年のルーク・ドナルドに続く
欧米両ツアーでのダブル賞金王を戴冠。
14年「全英オープン」では
ジャック・ニクラス、タイガー・ウッズに次ぐ
史上3番目の若さ(25歳77日)で
メジャー3勝目を挙げた。
猛スピードでスターダムへの階段を上り続け、
そのスター性と影響力は
今やゴルフ界随一と
言えます。
もう疑う余地はなく
マキロイの時代がやってきたのでは
ないでしょうか。
さて、
今回の全米プロの2日目を終え
-9で首位
またまた勝ちそうです。
バルハラには、
マキロイ旋風が
吹き荒れています。
この大会には
日本から4名参加していますが
残念ですが
石川プロと谷原プロは
予選落ちとなりました。
そして
2日目
小田プロと松山プロは
なんとか踏ん張って
決勝の2日間に
望むことになりました。
松山プロの17番と18番は
凄かったですね。
特に18番はイーグルでなければ
決勝にいけないという
スコアーだったのですが
ここ一番でイーグルを
とるなんて圧巻の一言。
ということなので
明日からの2日間は
楽しみが増えました。
しかし
日本選手は海外では
なかなか勝てません。
特にメジャー大会では
未だに誰一人
勝っていません。
何が違うのでしょう。
◆ 選手の層があきらかに違う
◆ コースの作りが違う
◆ 芝が違う
◆ グリーンの固さ、傾斜が違う
◆ 強豪の中で混まれ、ショットの精度が違う
◆ その他などなど
そして
上記をまえた経験の違いによって
スコアーメイクに影響していると
思います。
全米オープンでの
ローリーマキロイの優勝は、
次元を超えたゴルファーが誕生した、
という感じがあります。
タイガー・ウッズのデビューは
あまりにも豪快すぎて
衝撃的なデビューという感じでしたが、
マキロイの場合は、
異次元、
まるで宇宙から飛び込んできた
ゴルファのようです。
ワッグルや素振りなどは一切せず、
ショットの打つまでなんと短いことか。
パットでさえ、
ラインなど考えていないのではないか、
というぐらい早く打つ。
まるで有能なサイボーグのようです。
彼の出身地の北アイルランドは、
すごいゴルフ場ばかりあるところです。
風も強く、
ラフも異常に長いコースばかり。
こんなコースで日頃練習していれば
こんなゴルファーが生まれても
当然かもしれません。
そして
ローリー・マキロイの凄さについて
雑誌で書いていたことを
最後に明記します。
体幹が重要で下半身の粘り
などさまざま言われていますが、
ローリー・マキロイ選手を見ていると
上半身の捻転差(肩関節水平内転)が
飛距離を生むように思えます。
その差を維持するための、
下半身は体幹の粘り
なのではないでしょうか?!
なんと、腰の回旋が
アマチュア 350°/s
プロ 550°/s
ローリー・マキロイ 720°/s
と
アマチュアゴルファーの2倍以上!!
そして、
ボール初速 78.2m/s
と・・・
速すぎる・・・
しかしながら、
ただ腰の回旋が速いだけでは
ヘッドスピードには
繋がらないと思います。
では、何がすごいかって、
脊柱(上部胸椎)・肩甲骨・肩関節の柔らかさ
強靭なまでの粘り
なのです。 と ・・・・
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日本のプロコルファー
頑張れ
と思いますが
我々が思うほど
現実は
簡単ではないと
感じています。