世界遺産である法隆寺(奈良県斑鳩町)の
国の重要文化財の塀「西院大垣(さいいんおおがき)」に
「殺すぞ ボケ」などと刻んだ落書きが見つかった。
法隆寺の築地塀に刻まれた落書きは
字の深さは最大6ミリということ。
地上から1・1メートル付近に、
「殺すぞボケ」(縦20センチ横85センチ)
「ヒマやね」(縦25センチ横110センチ)
と彫られていた。
字の深さは最大6ミリ。
専門家は修復は困難と言われていた。
参拝者の少ない公道沿いの壁で、
最近とがったもので
ひっかかれた可能性が高い。
国の重要文化財で
国民の財産とも言える
歴史ある建物等を
故意に傷つける
この愚か者は
言葉では表現出来ないほど
人間としての倫理観や理性が
欠落している。
名乗り出て
自分の罪の大きさを
社会に詫びることである。
そうでなければ
この愚か者は
同じ過ちを再び
行う事が考えられます。
国の重要文化財は無論のこと
国の重要文化財でなくても
歴史ある建物等は
我々の先祖の
歴史であり
足跡なので
これからも大切に
守っていく使命が
今生きる人々に
あると思います。
西院大垣(国の重要文化財は
南大門(国宝)の
左右から東大門(国宝)と西大門へ
延びる築地壁です。
南面(南大門の東西の大垣)は、
南大門東方長さ208.7m、
西方長さ103.8m、
築地塀の本瓦葺です。
東面(東大門から南面までの大垣)は、
東大門南方長さ86.4m、
北方折曲り延長63.5m、
築地塀の本瓦葺です。
西面(西大門から南面までの大垣)は、
西大門南方折曲り延長69.8m、
北方長さ6.2m、
築地塀の本瓦葺です。
南面と東面および西面の西大門両脇の大垣は
江戸時代中期の1697年(元禄10年)に築かれ、
西面南方部の大垣は
室町時代に
築かれたものだということです。
私はまだ法隆寺に
行ったことがないので
是非とも訪れて
歴史の息づかいを
感じてみたいと
思っています。