水中ギャラリー 素晴らしい ・・・

沈没船を利用した世界で唯一の水中ギャラリーの世界を
一度ご覧頂ければと思います。



↑注　上記の写真は実際の沈没船とは異なります

2013年3月23日 - 水深２７メートルの海底で、暗闇から白いチュチュを着た３人のバレリーナが現れ、
沈没 した軍艦のデッキで足のストレッチをしている。
彼女たちは幽霊ではない。
沈没船を利用 した世界で唯一の水中ギャラリーに展示されているのだ。

ヴァンデンバーグは、これらの写真の撮影場所であるだけでなく、
写真が展示されているギャラリーでもある。

写真を撮影したのは、ウィーンの芸術家で、
広告写真家として２０年以上のキャリアを持つアンドレアス・フランケ氏（４５）だ。

２００９年にフロリダ海峡にある米国最南端の島キーウェストの沖で沈没したヴァンデンバーグは、
今や世界で２番目に大きな人工岩礁となり、さまざまな海洋動植物が生息している。

そのため、現在はダイバーたちの「楽園」となっているが、
第２次世界大戦中は米国の輸送船として活躍していた。
フランケ氏は、このヴァンデンバーグの歴史を知り、
この船を舞台に第２世界大戦時代の光景を描いた写真を撮ることを思いついた。

フランケ氏はまず、専門家向けの水中カメラで船の写真を撮り、
その後アトリエに戻って１９４０年代、５０年代の衣装を着たモデルの撮影を行った。

そして、写真の展示会を主催するのはジェド・ドッド氏が代表を務める
ザ・ストゥディオズ・オブ・キーウェストだそうです。



ポーズをとる：沈没船ジェネラル・ホイト・Ｓ．ヴァンデンバーグ内の水中ギャラリーに
展示されたバレリーナの写真。
アンドレアス・フランケ氏撮影



海水が作りだした作品：メキシコ湾の海底で展示されていた４カ月の間に塩の染みや藻などで変色した写真



強烈なパンチ：ザ・ステゥーディオズ・オブ・キーウェスト代表ドッド氏は、
厳密には写真だがパフォーマンスアートにもなりつつあると述べる



タイムトラベル：写真はいずれも第２次世界大戦時代の米国軍の運送船ヴァンデンバーグが舞台となっている



素晴らしい新世界：２００９年に沈没したヴァンデンバーグは今や世界で２番目に大きな人工岩礁となっている



ダイバーたちの楽園：フランケ氏は、何より素晴らしいのは、
写真が展示されている船で撮影も行われている点だと語る



ダイバーのみ見られる水中ギャラリー：１万人以上のダイバーが水中ギャラリーを訪れた



新たな視点：フランケ氏は、水中ギャラリーの利点の１つは、
観客が浮いているので、さまざまな角度から作品を鑑賞できる点だと述べる



ひらめき：フランケ氏はヴァンデンバーグの歴史を知り、第２世界大戦時代の光景を描いた写真を撮ることを思い付いたという



試練の時：水中では写真を２枚のプレキシガラスで挟み、鉄骨製の額に入れシリコンで密閉したが、
海水を完全に遮断することはできなかった



興味深い効果：フランケ氏は、大きな写真はたわみやすく、
水の影響も受けやすい。９５％の完成度だが、非常に満足していると述べる



海の協力：ドッド氏は、海水の写真への染み込み方が実に素晴らしい。
まるで海が作品作りに協力してくれているかのようだと述べる



幻想的な魚たち：フランケ氏は、水面下２７メートルに沈む
この巨大な船では魚が泳ぎ回り太陽の光は美しい青緑色だと語る



芸術品：フランケ氏は、海底のヴァンデンバーグを６回訪れて
撮影した１０００枚以上の写真から１２枚を選んだ



ライト、カメラ、アクション！：フランケ氏は、
水中カメラを使って後から人々を配置できそうな広い場所を撮影したという



決め手は海：ドッド氏は、キーウェストのようにどこからでも
数ブロック先にビーチがある場所では人々は水と特別な関係を持つと述べる



バロック風バルバドス：フランケ氏が手掛ける最新の水中プロジェクトの目玉は、
バルバドス沖に沈む貨物船スタヴロニキータで撮影した１２枚の写真だ



不気味な写真：フランケ氏が次の舞台としてバルバドスを選んだ決め手は、
英国領としての歴史と豊富なサンゴだった


どうでしたか。
芸術家って素晴らしいですよね。



人間が作り出す芸術の素晴らしさ
また、その反面の人間の惨さ

この違いは何なんでしょうね。

世界が平和であることを願います。